日々是実験室 Symphony Strings その1 α版

Sampletank の音源である Symphony Strings をさわってみようという実験室です。その1は、まず基本サンプルから。

No.
曲名
サイズ
作曲者
作成日
作成memo (コメントは >> 日々是雑談のページへ
010b

過去への尊敬

Omaggio Al Passato

8.85MB
Lodovico Mellana Vogt
02/12/20

Cubase VST 5.1 + SampleTank (SonicSynth, Symphony Strings)

参考にしている曲は上記の曲で、冒頭部分を使用しました。曲全部では9MB近いのですが、原曲に興味ある方は上記からダウンロードしてください。

なお、以下のサンプルもすべてMP3PRO 128kbps でコーディングしています。mp3として聴くこともできますが、MP3PRO対応のデコーダーであれば、より高音部がでるでしょう。

 

Sample01-01(mp3:353kb)

パート
Attack
Release
Cutoff
Tuning
作成データ
A Violin Ensemble
74
64
127
64

使用シーケンサー:CubaseSX   楽譜:ページ1(jpeg)ページ2(jpeg)

Sampletank のエフェクトは全てオフ

CubaseSXでのエフェクト(マスターで挿入

  • Dynamics (Compressor)
  • Reverb A  Small
  • UV 22 hr (Dither)
Violin Ens2
91
85
127
64
Viola Ensemble
91
85
127
64
Celli Ensemble
91
64
127
64
Bass Small Ens
91
64
127
64

Daniel's harpsichord
(SonicSynth Bonus Disc)

64
64
64
64

コメント

1番目の例は、曲としてアップするときに何をしているかということなんですが、えーと、ほとんど何もしてません。ずぼらなのがばればれです。弦オケとして、Symphony Strings の一番基本的なサンプルを使用しています。また、シーケンサーのデータも、音符毎にヴェロシティーだけを変更しています。元曲はCubaseVSTだったのですが、切り出したサンプルはCubaseSX上でやってみます。そのため、Reverbを良い方?にしたのと、ディザーを良い方に変更しました。ちょっと感じは違うかも。。。

Vn1は8分音符で駆け上がるので、Attack のみ値を少し小さめに変更しています。後はプリセットのままですね。

Sampletankでのリヴァーブをオフにしているのは、私のノートPCでは重かったからです。特に Symphony Strings は残音のせいか、SampletankやSonicSynthのプリセットより重いような気がします(そのうち同時発音数にも挑戦してみましょう)。そのため、マスターエフェクトとしてリヴァーブかけています。もうひとつの理由は、個人的には、Sampletank の Reverb はバネっぽい感じがして好みでないからです。でもこれは好き嫌いですね。

 

Sample01-02(mp3:353kb)

パート
Attack
Release
Cutoff
Tuning
作成データ
A Violin Ensemble
91
64
127
64

使用シーケンサー:CubaseSX   楽譜:上と同じ

プリセットエフェクトを使用 Sampletank のエフェクトReverb On

CubaseSXでのエフェクト(マスターで挿入) → UV 22 hr (Dither)

Violin Ens2
91
85
127
64
Viola Ensemble
91
85
127
64
Celli Ensemble
91
64
127
64
Bass Small Ens
91
64
127
64

コメント

2番目の例は、Sampletankだけのプリセットで聴くとどうなるかという話でございます。Vn1はちともたれ感があるのと、リヴァーブが好き嫌いであると思います。パッチ名のリンクは、各パートだけの音になっています。最初休みの音もありますんで。この音が、プログラムの初期のプリセット音だと思ってください。なお比較のためにハープシコードは消しています。

個人的には、Sampletank の Reverb はバネっぽい感じがして好みではありません。これは他の方の意見を伺いたいところです。

 

Sample01-03(mp3:353kb)

パート
Attack
Release
Cutoff
Tuning
作成データ
A Violin Ensemble
91
64
127
64

使用シーケンサー:CubaseSX   楽譜:上と同じ

プリセットエフェクトを使用 Sampletank のエフェクトReverb Off

CubaseSXでのエフェクト(マスターで挿入) → UV 22 hr (Dither)

Violin Ens2
91
85
127
64
Viola Ensemble
91
85
127
64
Celli Ensemble
91
64
127
64
Bass Small Ens
91
64
127
64

コメント

3番目の例は、Symphony Strings の原音はどうかという話でございます。どこかにもありましたが、けっこうドライな音でして、さすがにこれだけでは辛いです。リヴァーブあたりは必須ではないかと。

 

その2の予想

不定期かつEQやエフェクトに行くか、他のサンプル方向に進むか考慮中です。