若い頃は、なんだか普通のイタリアものとしか思っていなくて、
なぜコンクールで入賞・・・などと不遜なことを考えていたのですが、
音を入れてみると、音階的な旋律と和声的な旋律が絶妙ですね。
駆け上がる旋律がアレグロの醍醐味でもあります。
また、曲想からも作りからも、新しいバロック協奏曲のようでもあり、
ギターパートはチェンバロ、普通の弦楽合奏版と音薄目のフルート協奏曲版を
作ってみました。テンポなどは同じですが、音のバランスなど少々変えています。
サイズは大きめですが、聴き比べていただければと思います。(02/12/20記) |