後期ロマン派的ちょっとだけ自信作
今までの作品の中でまずまず気に入っているのは 009c の「過去への尊敬」のフルート版、
選曲的には 005 の「黄昏のうた」あたりなのですが、DTM作品として今回の「彷徨える霊」
が出来的にも一番よくできているのではないかと思います。
- 曲の薄さをオルガンでうまく補えたのではないか?
- テンポ設定が自分の納得行く感じ
- 管も含めた音の構築、統一感がうまくいった
- カンパネッラも入れたのもまずまず
- なによりも後期ロマン派的な盛り上がりが
ボッタキアリの曲はDTMでは難しいところがあって、テンポを1小節、
場所によっては1拍ごとに作りこまないと曲になりません。べたのデータ入力段階では
頭痛がするような曲です。うまく曲にできるかという逃げもあって、小組曲あたり
からやってみましたが、これくらいにできるなら、他の曲もこれから挑戦しよう
という気になっています。
コンコルディアでかつて選曲で試演奏したときに、中音から低音域の薄さなどで
ボツになっていましたが、音を新規に加えず、オルガンのみで雰囲気出せた自分としての
答えにはまずまず納得しています。しかもこのオルガンはシンセオルガン(Plugsound 5)
です。この曲を好きな人は多そうなので、ぜひご感想も伺いたいところ。もちろん、
テンポや構成は私の音楽的なセンスによりますので、しゃーないです。もっと遅い演奏もありうるでしょう。(03/03/21記)
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