死ということ
Vita Mandolinistica という雑誌を担当していた Francesco Tentarelli の急逝を惜しんで1904年に
Bottacchiari が献じた曲です。4分弱で構成もマンドリン二部、マンドラ、ギターによる四部からなる小品ですが、
随所にBottacchiariらしさを聴き取ることができます。松本譲氏の出版譜ではセロ、ローネ、ベースが補われているので、
それに基づきました。演奏会規模ではないのであまり演奏されないと思います。
演奏的には QLSO Gold のみを用いています。原曲は旋律はMn1-1なのですが、今回はソロ・ヴァイオリンに割り当ててみました。
QLSO Goldにはソロ・ヴァイオリンはあるのですが、奏法が基本的に足りません。Pizzやtrillがない。。。まあ今回はあんまり
トリルをやっても白々しそうなので、あっさりと削りました。トリルってあんまり好きじゃないので。演奏はもう少し遅くても
良いのかもしれません。ppからpの多い曲なので、コンプを入れて聴感上音量を持ち上げています。
タイトルの「死ということ」については日々是研究所のほうで書いておきます。192kbpsでコーディングしています。(04/04/30記) |