神々しきローマ
プッチーニはオペラで有名ですが、いくつか管弦楽曲、歌曲やピアノ曲も書いています。「ローマ讃歌」(Inno a Roma)は
1918-19年に作曲された作品で、機会音楽といえるでしょう。原曲は合唱+ピアノです。自編ではないけど、管弦楽+Organ+合唱の
バージョンもあります。この曲をとりあげたのは、CD紹介のからみでそろそろプッチーニも、ということと、ここでの元譜がMaurri社から
出版されているマンドリン合奏向け編曲譜(Mn1+Mn2+Ma+Gt)を元にしているからです。(言い訳っぽいですね。)
さて「ローマ讃歌」ですが、名前通りローマを讃える歌詞を持つ曲でありまして、ローマ市長の依頼で作曲されたようです。
「神々しきローマ、カンピドーリオの丘で…」と歌われます。その後ムッソリーニ政権時にファシスト党の党歌になってしまったとのこと。
作成には、最初 QLSO を使用してみたのですが、ちと残響が多すぎるので、久々に HALion String Edition を使用しました。ちと問題は多いなあ。
プレーヤーとかアップデートして欲しいです。ギターパートはピアノで、ファンファーレっぽいところのみ金管を少々入れました。手抜き。(04/05/29記) |