スカルラッティ・プロジェクト
このプロジェクトに関しては日々是研究所に書いておくことにします。
さて、最初はK.64(L.58)の「ガヴォット」という副題がついているソナタです。
ガヴォットはフランスの舞曲の形式の一つで二拍子で二拍目から入ることに特徴があります。
二部形式でAA+BBのように前半後半を繰り返します。スカルラッティのこの曲の場合は、
前半はまだきまじめですが、後半は単純なBBではなくすでに主題を装飾したり和声的にも飾りが
入ったりで即興的な気分がみえます。実際繰り返したとしても、本当にそのとおり繰り返したのか
わかったもんじゃありませんね。実際には二回目のときはもっと過激な装飾や遊びを入れてたんじゃ
ないかと妄想したりもします。
音源はPlugSoundのHarpsicordで、最初なので大サービス、以下のようなものを比較してみます。
- Flamand Harpsichord
- French Harpsichord
- Grand Harpsichord 16+8
その他にマンドリン系サイトとしてはマンドリン+ギターでやってみます。
以後はまあそんなにたくさん作ってもしゃーないので。(04/05/15記) |