June 29, 2008

● iMac 20"/2.66GHz

iMac.jpgコンコルディアを聴いたり、ちょっと音楽をやりたい気分になってきた。暇はないけど。で、京都で音楽用と考えていたノートPCだけど、音の調子が悪くノイズが入る。最近音楽関係は使わなかったので、もういいやといろいろ入れたし、sp3にしちゃったし、IE7も入れたし。。。Lenovoくん。。。

というわけで、音楽用のPCを、というわけだが、Macにしてみようかということで、iMacにしちゃいました。MacBookだと画面が小さいのとハードディスクの性能が弱いので。。。でも MacBookProは高いなあ。。。で iMac ざんす。

考えてみるとデスクトップPCのメーカー品を買うのはずいぶんで、Mac LCII以来かもしれん。Windows系では、Dos/Vの時代から自作PCだし。。。486SXの頃からやなあ。。。ノートPCはさすがにメーカー品だけど。

で、音楽環境を設定しなおそうと思っているのだが、なかなかわからん。Macの使い方もわからん。。。iBook持ってるのに。。。

June 22, 2008

●定演にいきました

concordia

前の記事のコメントを呼び水として、仕事ぶっちぎって、昨日コンコルディアの演奏会にいってきました。当日貢物もって京都から青砥まで直行し、本日京都に戻ってきたです。そうか、品川から一本でいけるんだ、東京の自宅に戻るより楽、と変なことに感動した。 出演された皆様ご苦労様でした。

前も書いたとおり、個人的には「優しき歌」のみでうるうるだったのです。もしそっけないテンポの演奏だったらどうしよう、と不安だったのですが杞憂でよかった。私は関西の大学だったこともあるのか、やはり帰山栄治氏、川島博氏、大栗裕氏の曲有らばこそという思いがある(最近は鈴木静一氏も含むが)。いや、思い込みというか刷り込みというか。。。しょうもないクラシック編曲ものやこぎれいな旋律を並べました的な曲を演奏するよりはこれらを百倍復活演奏させてほしいが、結局は演奏者や聴き手にもよる話だから難しいのだろうと思う(これはコンコルディアの話ではない)。「優しき歌」のよい演奏を聴きたい!というのは、これでCDを購入すればかなえられそうである。いつか大栗裕のシンフォニエッタをよい録音で聴ける日は来るのだろうか。。。

June 21, 2008

●ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX

CD-HarmoniaMundi.jpgストレス解消はお買い物である。といっても貧乏性な私は高い買い物はできず、CDなんぞを大量に買ってしまうのはよいのか悪いのか。さて、またストレスに負けて買ってしまったよ。

ドイツ・ハルモニア・ムンディといえばバロックの宝庫、そのドイツ・ハルモニア・ムンディが設立50周年ということででだ記念BOXですが、CD50枚入り!です。私バロックは弱いのですが、もう一生聴く以上の分を買ってしまった気分です(ということはこの中の何枚かは聴かずに終わるのか)。で、50枚も入っているとさぞ高かろう、もしこれがアニメのDVDであれば、5千円×50枚=25万円ものですが、なんとこのボックスは7千円前後。1枚100円と少しですな。 で、安かろう・・・かというと、HMVにあるようにどれも名盤といってよいのではなかろうか。 いろいろ物価が上がる中、今年一番のコストパフォーマンスであります(HMVの紹介は全CDの発売時のジャケットや説明があってすばらしすぎる)。

どれもよいのだが、鈴木秀美さんのJ.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲はうれしい。これは初回の録音ですが、その後再録されたものがBMGからSACDででていて、これは私のSACD萌えの原点となっております。初回のと聴き比べたかったのだ。他にもスペインバロックやボッケリーニ、ゼレンカなど私の場合単独では購入しないであろう作曲家ももりだくさんである。これがあれば当分バロックのCDを買う気にはならんかもね。

June 15, 2008

●ワトスンの選択

book-Mitchell-04.jpg私の最近の推理小説の好みはグラディス・ミッチェルとマイクル・イネスだったりするのだが、とても本格とはいえず、推理ともいいようがなく、どちらかというと英国風冗談嫌味ひねくれ小説といったところか。でも、私には「本格」だからよいのだ。といっても翻訳が少なくて「読んだー」といえるほども読んでいないないのだが、最近翻訳が増えてきたのでうれしい。というわけで、グラディス・ミッチェルの「ワトスンの選択」を読んだ。

あいかわらずのぐだぐだぶりで、でてくるやつも変なやつばかりなのだが、なんかはずしていておもしろい。シャーロック・ホームズの登場人物に仮装してしてのパーティなど、シャーロキアンだともっと楽しめるんだろうけど、おいらはあいにくそんなに読んでないし。。。だめだめ読者だな。

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June 13, 2008

●コンコルディア第36回定期演奏会

concordia

コンコルディアの演奏会が6月21日にあるようですが、いけるかどうか。。。去年は京都で休出だったなあ。今年はどうだろうか、行けるだろうか。

私的には川島博の「優しき歌」が聴きたいなあ聴きたいなあ聴きたいなあ。。。「影」大幻想曲はそういえばコンコルディアの私にとって初の定演で弾かせてもらった曲だなあ。「戦場の花」はいつか音源で作りたいなあ。「Ouverture Historique No.4」は確か神大の初演で聴いて泣いたなあ。。。

そろそろ日々是音楽もなんとかしたいなあ。。。

June 08, 2008

●クドリャフカの順番

book-Yonezawa-06.jpg米澤穂信の古典部シリーズは「氷菓」と「愚者のエンドロール」は読んでいたんだけど、「クドリャフカの順番」はどうもハードカバーで購入する元気が沸かず、文庫待ちであった。で、このたび文庫入りということで読んでみた。

前の2冊が文化祭前なのに対して、今回は文化祭本番、あとがきにあるように事件の話もあるけど、やはり主役は文化祭である。なんか文化祭なんて遠い昔であるが、なんだかけっという気分とそれでも興奮する部分が入り混じってホータローに感情移入できましたです。他のメンバーの、特にえるさんの部長として文集をなんとかしなきゃと思いながらいろいろな展示にひかれての迷走ぶりはすばらしいです。

事件はちょっととんちみたいなもんだけど、背景の文化祭とうまくマッチしていて、また動機もなんだかちょっとだけ苦くていいなあ。

さて、最高の登場人物はもちろんホータロー姉で、もうほとんど「神」ですね。

June 04, 2008

●水無月

080604-01.jpg六月は水無月である。というわけで和菓子の「水無月」を食べてみたり。「水無月」は外郎に小豆をのせた三角形のものです。

6月30日は「夏越祓(なごしのはらえ)」 で半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願するわけですが、私の場合仕事で罪や穢れ(バグや見落としとも言う)まくりなので6月の最初から食いまくるか、というところ。 「土用の頃に氷室開きで氷を口にして暑気払いしたのですが、庶民には無理ということで、氷に見立てた御菓子として、「みな月」を食べます。」と去年の6月にも書いてたわ。

最近は抹茶ものも多いので外郎の部分が抹茶のものもあります。

June 01, 2008

●湖畔・ハムレット

book-HisaoJuran-01.jpgもう5月も終わってしまう。。。のだが休出しています。本のほうはぼちぼちだなあ。

そういう中ですが、東京の部屋に積まれていた久生十蘭の「湖畔・ハムレット」を読んだ。うーん、十蘭おもしろすぎるー。前がキャロルだったんでよりうまさと苦さが目立つというか。さすが「小説の魔術師」、「愛と死の魔術師」よりは魔術師っぷりがよい。

読んだことのある「湖畔」「ハムレット」もよいが、時代物というか「鈴木主水」や「奥の海」がおもしろい。なんでこんな展開にいっちゃうの、というのが楽しめるようになったのかなあ。

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