« November 2005 | メイン | January 2006 »

December 30, 2005

2005/12/29-WINE会@シェフズターブルR&D

年忘れワイン会@秋葉原の新進フレンチ。
テーマは『対決』。グラス2つ並べてブラインドで比較試飲。
ワインのラインアップはこちら → View image

【第一試合】
シャルドネの米仏対決。仏はブルゴーニュでボリューム感あるものを。

20051229 MERRYVALE SILHOUETTE CH 2001.JPGpad10.gif20051229 MEURSAULT ALBERT GRIVAULT 2000.JPG
【メリヴェール シルエット シャルドネ 2001】  【ムルソー 2000 アルベール・グリヴォー】

ムルソーのアルコール度12.5%、シルエットは14.5%。この違いが際立つ2銘柄。
ムルソーのミネラルも捨てがたいが、シルエットの樽香、ボリュームのインパクト強。

【第二試合】
ブルゴーニュのグロ・フレール・エ・セールの異VT、異村。

20051229 comparison3.JPGpad10.gif20051229 comparison2.JPG
【ブルゴーニュ オー・コート・ド・ニュイ 2002 グロ・フレール・エ・セール】・・・左
【ヴォーヌ・ロマネ 1999 グロ・フレール・エ・セール】・・・右  ※グラスは逆            
ジャン・グロ次男のベルナール作。
ヴォーヌ・ロマネは『神の雫』のエシェゾー若木ワインVT違い。
前者は赤の濃いルビー色。還元臭あるが、後にチェリーの芳香が。
後者はエッジがオレンジがかる。赤系ベリー、プラムの香り。複雑な味わい。

【第三試合】
共通点は音楽。日米対決だが、葡萄品種は全く違う。

20051229 comparison4.JPGpad10.gif20051229 comparison5.JPG

【オーバーチュア N/V オーパス・ワン】・・・左
【第一楽章 2000 ココファーム】・・・右

前者はオーパスワンのセカンド。ナパ旅行土産。CS、メルロー。黒系果実味が中心。
後者は足利のこころみ学園作。マスカットベリーAとブラック・クィーン。
土臭く、ほっこりした味わいが持ち味とみた。

December 26, 2005

2005/12/25

20051225 CHABLIS VAILLONS DAUVISSAT 1999.JPG
【シャブリ 1級 ヴァイヨン 1999 ドーヴィサ】
2005年7月にも試飲したドーヴィサ・ヴァイヨン。
黄金色が深まり、レモン、樽の香りは変わらず。
今回はミネラルミネラルしており、やや癖がある。
ボトル差かな?もう少しバランスよければなお○。

December 25, 2005

2005/12/24

20051224 DM STE MICHELLE BLANC DE BLANC NV.JPG
【ドメーヌ サン・ミッシェル ブラン・ド・ブラン N/V】
以前、マコレストランで飲んだWA州のスパークリング。
アンドレ・チェリチェフ氏の勤めたシャトーの泡物専門店か?
泡立ちもよく、細かな気泡が間断なく立ち上る。
洋梨、ハチミツのような甘い香りだが、味わいはすっきり。
生牡蠣にも合うし、刺身にももってこいだろうな。
やはり海産物には白ワインでなく、泡物がよいと思う。

December 24, 2005

2005/12/23

20051223 CHAMBERTINE LOUIS REMY 1981.JPG
【シャンベルタン 1981 ルイ・レミー】
蔵出しのブル古酒。ルイ・レミーは所有畑をルロワに売却したとか。
最初の印象は「薄い」。全体にレンガ色がかった淡いルビー色。
一方、香りは微かなベリー、茶葉、腐葉土、なめし革、セメダイン。
旨味成分の構成要素が詰まった複雑系で、非常によい。
酸も綺麗で上品だが、味わいがややストレート。
でもコストパフォーマンスよく、合格点をあげられるブル赤古酒。

December 23, 2005

2005/12/22

20051222 MACON-VILLAGES TETE DE CUVEE VERGET 1996.JPG
【マコン・ヴィラージュ テート・ド・キュヴェ 1996 ヴェルジェ】
11月にも飲んだマコン。ヴェルジェは秀逸ネゴシアン。
黄金色、ミネラルとレモン・・・だけど香りが弱い。
前回の印象とやや異なるのは、熱劣化か?
詳細不明だが、不満の残る1本。飲んじゃったけど。

December 20, 2005

2005/12/19

20051219 ARGYLE BRUT 1999.JPG
【アーガイル ブリュット 1999】
オレゴン州のスパークリング。瓶内二次発酵。CH70%、PN30%。
シュワシュワと泡の勢いが凄い。泡自体も細かい。
ハチミツ、レモン、少しケーキのような甘い香り。
味わいに奥深さはないが、あっさりすっきり飲める泡。
オレゴンでこんないい物を作っているとは。降参。

December 18, 2005

2005/12/17

20051217 MER SOLEIL CH 2001.JPG
【メル・ソレイユ シャルドネ 2001】
ケイマスが作るシャルドネ。VT97、98以来のテイスティング。
黄金色。樽香と乳酸(MLF)が最初のインパクト。
トロピカルフルーツ、バターと薫るも、くどさはない。
味は濃厚だが、以前よりもおとなしめ。造りを変えたか?
アフターのナッティーさ、余韻の長さは秀逸。

December 17, 2005

2005/12/16

20051216 MARSANNAY ROSE JOSEPH ROTY 2001.JPG
【マルサネ ロゼ 2001 ジョセフ・ロティ】
クリスマスの時期にはシャンパン・・・ではなくロゼ。
確かに綺麗なロゼ色。香りはバラの花、杏、ジャスミンティー。
渋さもなく、冷やすと一層おいしい。
でも、ロゼは飲み頃が難しい。マリアージュも不明。

December 11, 2005

2005/12/10

20051210 CH CARBONNIEUX 2001.JPG
【シャトー・カルボニュー ブラン 2001】
SBの試飲で迷うことが多いため、ボルドー白を抜栓。
緑がかった黄色で、白い花、グレープフルーツ、ミネラルの香り。
案外、とろっとした質感があり、余韻も心地よく続く。
新世界SBと比べて上品。セミヨン35%入ってるからか?

December 10, 2005

2005/12/9

20051209 CH POMONE 1990.JPG
【シャトー・ポモンヌ 1990】
ボルドーはサンテミリオンの古酒。良年1990年。
抜栓後は厩臭全開で飲む気分喪失。
失敗かと思うが、暫し待つと果実の香りが前面に。
熟成のブーケ、酸とタンニンはさほどなく滑らか。
複雑味はないが、週末深夜にまったり過ごすにはよい。
→結局、3日かけて飲んだが、3日目が最も良い。
最初の日の臭いは何だったのか?再度確かめたい。

December 07, 2005

2005/12/6-WINE会@NAGAO-

TVやFMで活躍中のワイン講座同窓生を招いて、
MyP夫妻とAll About出演お礼お食事会。
ワイン持ち込みはMyP。深謝です。

《ワイン編》
グラスの白(サンセール)、泡(シャンパン)の後、

20051206 MEURSAULT CHARMES LOUIS JADOT 1999.JPG
【ムルソー1級 シャルム 1999 ルイ・ジャド】
ムッチリとした黄金色。メロン、キャラメルの香り。
モカの香りも出ていて、いい具合に熟成しつつある印象。
ミネラル感もあるが、肉厚なボリューム感が優勢。

20051206 CH LEOVILLE BARTON 1995.JPG
【シャトー・レオヴィル・バルトン 1995】
サンジュリアンの格付2級ワイン。
エッジに少し茶色があるが、酒躯としてはまだまだ若い。
ブラックベリー、カシス、後になめし革の香り。
ブーケがじわっと高まる印象で、口当たりは滑らか。
脂いっぱいの肉よりも、鴨とかの方が合わせやすい。

《食事編》

20051206 OYSTERS.JPG
季節モノ。ムルソーとは路線が違うか。

20051206 CARPACCIO.JPG
あっさり系の魚のカルパッチョ。

20051206 FISH.JPG
う~ん。料理名思い出せず。でもうまかった。

20051206 POIRE SEABASS.JPG
スズキのポワレ。これは美味い。

20051206 POIRE CANARD.JPG
鴨のポワレ。

20051206 TAI MESHI.JPG
鯛めし。この店の定番〆のメニュー。

December 04, 2005

2005/12/3

20051203 PATZ AND HALL CH WOOLSEY 1999.JPG
【パッツ&ホール ウールジー・ロード シャルドネ 1999】
自社畑を持たないナパのワイナリー。
樽由来の上品なヴァニラ、ミネラル、洋梨等の香り。
パワー優勢タイプでなく、酸味もあって上品な味わい。
時間が経ってもミネラルが支配的。
→翌日は後味にナッティーさも。

December 03, 2005

2005/12/2

20051202 FIDDLEHEAD PN 728 2001.JPG
【フィドルヘッド ピノ・ノワール フィドルスティックス 7.28 2001】
NY出張時購入のサンタバーバラのピノ。日本では見かけない。
SBとPNのみを作るワインメーカーはKathy Joseph。
Fiddlestix Vineyardのmile marker7.28のキュベということらしい。
濃いルビー色にチェリー(のお菓子)の香り。
酸が弱く、口当たりにはアルコールの甘さを感じる。
→当日はジュースっぽいが、翌日には腐葉土の香りも。3日目も○。
http://www.fiddleheadcellars.com/