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December 25, 2006

2006/12/24

クリスマスはどうも飲みすぎていけません。反省。

20061224 CHASAGNE MOTRACHET MORGEOT BLAIN GAGNARD 1999.JPG
◇シャサーニュ・モンラッシェ 1級モルジョ 1999 ブラン・ガニャール
ガニャール家の親戚関係はよくわからない。
マット・クレイマー本では「すぐれた赤と白のモルジョ」と。
輝きのある黄金色で、きれいな脚がグラスをつたう。
リンゴ、レモン、クッキーの香りと微かな樽香が芳しい。
バランスのとれた複雑な味わいで、これは美味しい。
綺麗なブルの白。まだ熟成のポテンシャルあり。
購入価格3,900円(2002/8)。

20061224 BOURGOGNE ROUGE LEROY 1999.JPG
◆ブルゴーニュ ルージュ 1999 ルロワ
メゾン・ルロワの定番ブル赤。96、98は試飲済み。
割合濃いルビー色に、赤系ベリー、スパイス、土の香り。
仄かに獣臭も窺え、香りの元がいくつもある感じ。
味わいもシンプルな中にバランスのよさが窺える。
96、98よりも出来はいいのではないかな?
購入価格3,029円(2006/10)。

December 23, 2006

2006/12/23

20061223 CHAMPAGNE PREMIERE BRUNO PAILLARD NV.JPG
☆シャンパン プルミエール・キュヴェ ブルーノ・パイヤール NV
戦後に出来た唯一のシャンパンハウス。一番絞りのキュヴェ。
泡は断続的で穏やかに立ち、白い花、レモン、トーストの香り。
味わいは意外にストレートであっさりさっぱり系かな。
PN45%、CH33%、PM22%。デコルジュマンは2006/1。
購入価格3,320円(2006/9)。

20061223 CHAMBERTIN CLOS DE BEZE POULET 1989.JPG
◆シャンベルタン クロ・ド・ベーゼ 1989 プーレ
ニュイ・サン・ジョルジュの小規模ネゴシアンの作るグラン・クリュ。
ショット・ツヴィーゼルのFIRST(Enrico Bernardo氏監修)とVINAで。
ワインはほどよく熟成し、全体にブラウンがかった色調。
黒ベリー系や腐葉土、梅鰹に黒豆の煮汁の香り。
グラン・クリュらしい構成感はなく、唇に残るべきねっとり感もない。
VINAではあまり香りが立たないが、FIRSTでは距離があってもOK。
この香りを引き出せるだけでもグラスに金をかける意味はあるか。
購入価格7,540円(2006/9)。

December 22, 2006

2006/12/21

20061221 CHABLIS WILLIAM FEVRE 2002.JPG
◇シャブリ 2002 ウィリアム・フェーヴル
元道路公団の重役が起こしたドメーヌ兼ネゴシアン。
これはドメーヌ記載がなく、ネゴシアン物。
緑がかった黄色に、リンゴ、レモン、ミネラルの香り。
特にリンゴと一緒に飲むと、完全な同化を楽しめる。
ピュアでストレートな果実味だが、余韻はあまりない。
気が付くとすいすい飲んでしまってました。
購入価格1,600円(2004/4)。

December 17, 2006

2006/12/16

20061216 TANCREDI DONNA FUGATA 1999.JPG
◆タンクレディ ドンナ・フガータ 1999
シチリアのワイナリー、ドンナ・フガータ(逃げた女?)。
亡命したナポリ王国の王妃が身をおいた場所に因むとの由。
黒紫色でグラスの底が見えないほど濃い色調。
黒ベリー、熟したプラムや胡椒の香り。
口に含むと甘さがあり、存外に飲みやすい。
シチリア島原産葡萄ネロ・ダヴォラ70%、CS30%。
太陽をいっぱいに受けた葡萄の旨さが出てます。
いただき物(2003/1)。

December 16, 2006

2006/12/15

20061215 BEAUNE 1ER BOUCHARD 1999.JPG
◆ボーヌ 1級 ボーヌ・デュ・シャトー 1999 ブシャール
アンリオ傘下、ブシャールのボーヌ1級畑のブレンド。
やや薄いルビー色で軽い色調。エッジは透明。
チェリーやラズベリーなど、ストレートな赤系果実の香り。
味わいは薄くはなく、旨味も感じられ良好。
俗に言う料理の邪魔をしないワインですね。
購入価格2,700円(2006/10)。セール価格。

December 11, 2006

2006/12/10

20061210 REMOISSENET RENOMMEE 1995.JPG
◇ブルゴーニュ・ブラン ルノメ 1995 ルモワスネ
定番ルモワスネの白。ブル1995年は高評価年。
樽香に、柑橘系、ハチミツ、モカの香り。
今までのルノメよりもすっきりストレートな味わい。
ピュアな果実味はないが、熟成のバランスの妙。
購入価格2,400円(2006/11)。

December 07, 2006

2006/12/6

20061206 PLANETA CH 2002.JPG
◇プラネタ シャルドネ 2002
講座に出席できず、ワイン飲みたさに深夜に抜栓。
最近、2004年、2001年と飲んだシチリア銘柄。
色の濃い黄金色に、まとわりつくような粘性。
熟した白桃、杏、バター風味クッキーの香り。
やや複雑みに乏しいものの、素直においしい。
ただ、アルコール感からか疲れるワインです。
購入価格3,582円(2004/10)。

December 04, 2006

2006/12/3

20061203 IRON HORSE WEDDING CUVEE 2002.jpg
☆アイアンホース スパークリング ウェディングキュヴェ 2002
ホワイトハウス公式スパークリング。"HALL OF FAME"の生産者。
泡立ちもほどほどで、レモン、トーストの香り。
ストレートな味わいで、いい意味でわかりやすい。
最近注目のGreen Valleyのピノも使っているとの由。
購入価格3,850円(2006/10)。

November 30, 2006

2006/11/29

20061129 BOURGONE HAUTES COTES DE BEAUNE JAYER GILLES 2002.jpG
◆ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ 2002 ジャイエ・ジル
アンリ・ジャイエの従兄弟という枕詞がつく造り手。
以前、白も飲んだが、しっかりした造りが好印象だった。
ガーネット色に近く、ノンフィルターなのか少し要素が浮遊。
樽香、赤ベリー、粘土っぽい香りはよいが、酸とタンニンきつい。
特に酸はなかなか手ごわく4日目でもまるくならず。
飲むには早いのか、この銘柄の特性なのか。やや苦手。
購入価格2,790円(2005/5)。

November 19, 2006

2006/11/18

20061118 CHASAGNE MOTRACHET MALTROIE MICHEL NIELLON 1999.JPG
◇シャサーニュ・モンラッシェ 1級クロ・ド・ラ・マルトロワ 1999 ミッシェル・ニーヨン
マルトロワはシャサーニュ村の中間部、4haの畑。
黄金色で、洋梨、パッションフルーツ、栗の香り。
粘性もあり凝縮感もあるが、若干、酸化のニュアンス。
Winebid物ゆえに?状態が悪いのか、落ちが早い。
購入価格3,955円($35)(2003/10)。
→意外なことに2日目はちょうどよい塩梅に。不思議。

November 16, 2006

2006/11/16

20061116 BEAUJOLAIS NOUVEAU MARCEL LAPIERRE 2006.JPG
◆ボージョレ・ヌーボー 2006 マルセル・ラピエール
日付が変わるとともに飲み始める(フライング厳禁!)。
今年のヌーボーは自然派の造り手ラピエール。
ビオ臭はあるが、赤系果実の香り、深みのある味わい。
これはガメイとは思えませんね。よくできてる。
購入価格ヒミツ(2006/11)。

November 14, 2006

2006/11/13

20061113 PLANETA CH 2001.JPG
◇プラネタ シャルドネ 2001
イタリアはシチリアのIGTシャルドネ。
褐色。ねっとり系だが、ちょっと酸化が進みすぎ?
シェリーっぽい香りもあるが、キャラメル、モカの香りは正常。
後味もキャラメル、ナッツ等。余韻も長く、口当たりは濃厚。
状態が悪いわけではないが、老成している印象。
イタリア南のシャルドネは熟成向きではない?
購入価格3,800円(2003/7)。

November 11, 2006

2006/11/10

20061110 VIRE CLESSE ANDRE BONHOMME 2002.JPG
◇ヴィレ・クレッセ VV 2002 アンドレ・ボノーム
マコンの優良生産者。今もさほど値段が上がっていない。
ミネラル、ハチミツ、柑橘系。ピュアな果実味。
ただし、飲み進むにつれて苦味を感じる。
2006年7月に飲んだときよりも落ち着いた印象。
http://ns.concordia.to/wine/archives/2006/07/2006730.html
購入価格2,023円(2003/12)。

November 07, 2006

2006/11/6

20061106 SANTENAY PIERRE BOUREE 1999.JPG
◆サントネ 1999 ピエール・ブーレ
「忘れられたワイン」であるサントネ(マット・クレイマー)。
明るいルビー色に、赤ベリー系、チェリーの香り。
クレイマーの言う土臭さはあまり感じられず。
あまり濃くは無いカリピノという風情ですけどね。
ジュヴシャン村で伝統的手法の造り手との由。
購入価格2,076円(2006/8)。セット価格。

November 06, 2006

2006/11/5

20061105 BOBACCORSI SRH CH 2002.JPG
◆ボナコルシ サンタ・リタ・ヒルズ CH 2002
マスターソムリエ、故マイケル・ボナコルシのワイナリー。
http://www.bonawine.net/
白桃、洋梨、メロン、ミネラルの香りに後味はナッティー。
以前に飲んだときよりも果実味が濃厚な感じがする。
http://ns.concordia.to/wine/archives/2006/01/2006118.html
購入価格2,980円(2005/9)。

November 05, 2006

2006/11/4

20061104 GEVREY CHAMBERTIN 1ER BRUNO CLAIR 1995.JPG
◆ジュヴレ・シャンベルタン 1級 1995 ブルーノ・クレール
ガーネット色。エッジは透明がかり、少し熟成が見える。
黒ベリー、ジャムの凝縮した果実味。土や革の香り。
酸はしっかり、味わいもそこそこ深いが、バランスが悪い。
時間が経つと平坦な印象に変化。1級なのに。。。
購入価格4,980円(2003/12)。

October 29, 2006

2006/10/28

20061028 VOLNAY PITURES BITOUZET PRIEUR 1994.JPG
◆ヴォルネ 1級ピチュール 1994 ビトゥーゼ・プリュール
以前にも飲んだ造り手。ピチュールは北方ポマール寄りの畑。
土の香り、梅昆布出汁、紅茶、リキュール。果実味はあまりない。
酸と渋みがあり、ややバランスが悪い。持続性もない。
これはやはり1994年というVTのゆえかも。

October 25, 2006

2006/10/23

20061023 GEVREY CHAMBERTIN LA GYBRYOTTE 2002.JPG
◆ジュヴレ・シャンベルタン 2002 ラ・ジブリオット
大御所クロード・デュガの息子・娘のネゴシアン。
確かこの2002年がファースト・ヴィンテージ。
でもね。これはいただけない。味気ないです。
ルビー色で粘性も標準。香りは黒ベリー系。
酸が強く、渋みもあり、余韻も平たん。薄っぺらい。
2-3日目と飲んでみると多少飲みやすいがまだまだ。
これはshuzさんと同じ感想ですね。
http://sswine.blog17.fc2.com/blog-entry-396.html
購入価格4.580円(2004/4)。

October 22, 2006

2006/10/21

20061021 GEWURZTRAMINER HUGEL 2002.JPG
◇ゲヴュルツトラミネール ヒューゲル 2002
某輸入商の社内販売でGETしたアルザス・ワイン。
濃い目の黄色に、花や熟した白系果実、スパイスの香り。
フレッシュ&フルーティーだが、しっかりした味わい。
http://www.hugel.com/jp/index_jp.html
購入価格1,333円(2006/10)。

October 17, 2006

2006/10/16

20061016 COSTA DE ORO PN GOLD COAST 2003.JPG
◆コスタ・デ・オロ PN サンタ・マリア・ヴァレー ゴールド・コースト 2003
ABCに勤めていたGary Burkがワインメーカー。
http://www.costadeorowinery.com/
ゴールド・コーストはBurk&Espinola家の自社畑。
濃いルビーに熟したチェリー、プルーン、ラズベリー。
甘みを感じるが甘ったるくはなく、酸が効いている。
葡萄ジュースに甘んじるを肯んぜず、かな。
購入価格2,470円(2006/1)。

October 16, 2006

2006/10/15

20061015 AGRAPART BLANC DE BLANCS TERROIRS NV.JPG
☆アグラパール ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ テロワール N/V
今年からトーメンが引くようになったRMシャンパン。
1894年にアヴィズ村に設立、アグラパール家が運営。
アヴィズ、オジェ、オワリィ、クラマン(グラン・クリュ100%)のCH100%。
泡は最初はやや荒く、落ち着くと断続的に立ち上る。
レモン、リンゴ、洋梨、ブリオッシュの香りが心地よい。
味わいもまろやかでバランスよいが、中間部からフィニッシュが弱い。
購入価格3,990円(2006/9)。特別価格。

October 08, 2006

2006/10/8

20061008 POMMARD GRANDS EPENOTS MICHEL GAUNOUX 1996.JPG
◆ポマール 1級グラン・ゼプノ 1996 ミッシェル・ゴヌー
MyPが最近飲んだということで手持ちを飲んでみた。
濃いめのルビー、エッジに少し透明感ある程度。
熟したベリー、ドライフィグの香り。時間経過後、錆びた鉄。
酸がまだ活性化状態で溌剌とした印象あり。
タンニンはこなれて滑らか。MyPの印象と被るかも。
購入価格4,980円(2003/12)。

2006/10/7

20061007 RIESLING POLISH HILL GROSSET 2001.JPG
◇グロセット リースリング ポーリッシュヒル 2001
8月にも飲んだ豪州、クレア・ヴァレーのリースリング。
微発泡。これはスクリューキャップのせいか?
酸とミネラル、白い花・果実にペトロール香。
甘やかさはなく硬い印象のリースリング。
購入価格1,615円(2006/7)。セール価格。

October 05, 2006

2006/10/4

20061004 TELMO RODRIGUEZ BASA 2005.JPG
◇テルモ・ロドリゲス バサ 2005
カスティーリャ・イ・レオン州ルエダの白ワイン。
ベルデホ80%、ヴィウラ15%、SB5%。
緑がかった薄い黄色。レモン、グレープフルーツの香り。
フレッシュ&フルーティーな味わい。
苦味もあまりなく、ぐびっといけるワイン。夏向き。
購入価格1,059円(2006/5)。セット価格。

October 03, 2006

2006/10/2

20061002 MACON VILLAGES BONGRAN 2002.JPG
◇マコン・ヴィラージュ キュヴェ・トラディション 2002 ドメーヌ・ボングラン
7月、8月と続けて飲んだジャン・テヴネのマコン。
ミネラル、リンゴがさらに強く、その後でとろとろフルーツ。
アフターに少し苦味もあるが、普通においしいワイン。
購入価格2,490円(2006/7)。

October 01, 2006

2006/9/30

20060930 NEWTON CH UNFILTERTED 2003.JPG
◇ニュートン CH アンフィルタード 2003
インポーターが変わり、安くなったPP95点ワイン。
1977年にスプリング・マウンテンに設立。
パッションフルーツ、白桃の香り。後口はナッティー。
口当たりは濃厚だが、中間部は思いの外スッキリ。
アルコール感があり(14.5%)、和食とは合いにくいかも。
http://www.newtonvineyard.com/
購入価格3,980円(2006/3)。

20060930 CH LA CLOTTE 1971.JPG
◆シャトー・ラ・クロット 1971
某店の福袋に入っていたボルドー古酒。
サンテミリオン特別級(Grand Cru Classe、現在46)。
パーカーによれば70-80年代はムエックスと排他契約あり。
今はドゥノンクールがみているらしいが、こちらは70年代だし。
ルビー色に近く、エッジも茶色。まずは醤油、出汁優勢。
徐々に熟した果実、フルーツコンポートの芳しい香り。
果実味が残るのはメルローの力?(畑はメルロー80%)。
味わいも滑らか。このくらいになると品種は関係ないか。
購入価格3,957円(2006/1)。

September 23, 2006

2006/9/23

20060923 CHASAGNE MOTRACHET MORGEOT JEAN NOEL GAGNARD 1997.JPG
◇シャサーニュ・モンラッシェ 1級モルジョ 1997 ジャン・ノエル・ガニャール
名門ガニャール家。「力強い白」byマット・クレイマー。
実験的にふたつのグラスで飲み比べてみた。
①ショット・ツヴィーゼル VINA ブルゴーニュ
②リーデル VINUM モンラッシェ
最初は①からハチミツ、白桃の香りを明確に感じる。
飲むと酸が強めで、中間部がフラット、後くちにナッツ。
②は見た目に少し緑目が強く、香りもあまり立たず。
吸い込んでも冷えた空気が流れるのみ(ワインは10℃)。
飲むとやや焦点がボケ気味で酸も普通。
1時間後、①は当初の香りが残るが、②には果実味が。
①は自分から香りを嗅ぎにいって単一の香りを嗅ぎとる感じ、
②は自然に断続的に流れる香りを鼻腔が受け止める感じ。
2時間後、①はまだ酸が残るが、②はこなれて柔らか。
ただし、ワインは果実味よりも後味勝負になっている。
なお、ほかにも栗、シナモン、リンゴの香りもあり上品。
購入価格3,980円(2002/9)。

September 21, 2006

2006/9/20

20060920 RAVENSWOOD ZINFANDEL SONOMA 2001.JPG
◆レイヴェンズウッド ソノマ オールド・ヴァイン ジンファンデル 2001
ジンファンデル3大Rのひとつ、Ravenswood。
あとの2つはリッジ(Ridge)、ローゼンブルム(Rosenblum)。
赤みのあるガーネットに、赤ベリー系、プラム、ハーブの香り。
アルコール(14.5%)由来の甘さもあるが、酸もそこそこある。
洗練されたジンファンデルの味わいと言うべきか。
購入価格2,455円(2006/3)。
なお、こちらのブログに詳しいのでトラバさせていただきます。
http://diary.jp.aol.com/applet/j99mwsx3yxc/123/trackback
(余談)最近、グラスを変えました。
ショット・ツヴィーゼルのVINAシリーズ@1,300円。使いやすい。

September 19, 2006

2006/9/18

20060918 CHABLIS VV JEAN COLLET 2001.JPG
◇シャブリ VV 2001 ジャン・コレ
2003年夏号のワイン王国で名前を知ったドメーヌ。
1792年からワインを造り、自社葡萄のみから醸造。 
ボトル裏には「樹齢65年以上のシャルドネ種」と記載。
VVらしく濃い黄色に、ミネラル優勢(私にとっては海の香り)。
徐々に果実味が出現し、洋梨、フルーツコンポートの香りに。
酸が弱い気もするが、果実の豊潤さを愛でるのもよかろう。
http://www.kinoshita-intl.co.jp/wine_france/domaine.html
購入価格1,620円(2004/1)。

September 16, 2006

2006/9/15

20060915 COTE CHALONNAISE LES CLOUS A ET P DE VILLAINE 2002.JPG
◇ブルゴーニュ コート・シャロネーズ レ・クロ 2002 A.P.ヴィレーヌ
DRCの共同経営者、オベール・ド・ヴィレーヌのドメーヌ。
緑がかった黄色で、ミネラル、リンゴ、洋梨の香り。
甘やかさのある口当たりだが、印象はスッキリ。
ピュリニー村名の実力あり。CP高いものと思料。
購入価格2,142円(2004/1)。

20060915 FIXIN  PERRIERE JOLIET 1999.JPG
◆フィサン 1級クロ・ド・ラ・ペリエール 1999 ドメーヌ・ジョリエ
1853年設立のFixin(フィサン村、ジュヴシャンの北)のドメーヌ。
1級"クロ・ド・ラ・ペリエール"は単独所有。リュット・レゾネ農法。
ガーネット色で、最初は黒ベリー、腐葉土、なめし革。
その後、チェリー、スパイス、出汁系の香りが漂う。
購入価格2,480円(2002/2)。

September 09, 2006

2006/9/8

20060908 KIZAN SPARKLING TRADITIONAL BRUT NV.JPG
☆機山 スパークリング トラディショナル・ブリュット NV
日本の機山ワインが造るスパークリング(発泡酒)を。
山梨産甲州種100%による瓶内二次発酵。
泡はやや大振りで旺盛。持続力も具備。
レモン、リンゴのスッキリ系の香り。味わいもさわやか。
一口めはフルーティーだが、ストンと落ちる感じあり。
盛夏に飲むと本領を発揮する。天麩羅と合いそうだ。
なお、オーナーの土屋夫妻は大阪大学工学部卒らしい。
http://www.kizan.co.jp/sparkling.html
購入価格2,800円(2006/7)。

September 03, 2006

2006/9/3

20060903 SAVIGNY LES BEAUNE PEUILLETS MAURICE ECARD 1999.JPG
◆サヴィニー・レ・ボーヌ 1級レ・プイエ 1999 モーリス・エカール
中心部が濃いルビー色。エッジはオレンジ。
煮詰めた赤系ベリーのジャムの香り。酸はまだ強め。
熟した果実の味わいは濃縮ジュース。直球勝負。
レ・プイエはボーヌ寄りなので、果実味優勢なのかな?
購入価格2,850円(2002/1)。以前はこんな価格だったか。

2006/9/2

20060902 NEYERS CH CARNEROS 2003.JPG
◇ネイヤーズ CH カーネロス 2003 
1992年にナパに設立。Ehren Jordanがワインメーカー。
http://www.neyersvineyards.com/index.php
Sangiacomo Kiser、Yamakawa、El Novilleroの各畑より。
緑黄色で粘性強。トロピカルフルーツ、メロン、洋梨の香り。
濃い果実味が前面に出て、後口にやや苦味を感じる。
1999年のナパを飲んだことがあるが、それよりも清涼感有。
ストレートにおいしいが、もう少し凝縮感が欲しいところ。
購入価格3,000円(2006/1)。
※一般的にワイン価格が高騰しているので、税抜き購入価格を記録します。

August 28, 2006

2006/8/27

20060827 MACON VILLAGES BONGRAN 2002.JPG
◇マコン・ヴィラージュ キュヴェ・トラディション 2002 ドメーヌ・ボングラン
7月にも飲んで感心したジャン・テヴネのマコン。
変わらぬミネラル、洋梨、リンゴの香り。トロトロ感。
時間の経過による変化を感じない。ここが限界か。
それでも舌が味を覚えてる。残り3本。楽しみである。

August 27, 2006

2006/8/26

20060826 MEURSAULT LORMEAU ALAIN COCHE 2000.JPG
◇ムルソー ロルモー 2000 アラン・コシュ・ビズアール
コシュ・デュリの従兄弟。でも、腕も確か。
村名格を何回か飲みましたが、CP高いです。
緑を帯びた黄色。メロン、白桃、リンゴ、ハチミツの香り。
特筆すべきはナッティーな余韻の長さ。舌と唇で感じられます。
ファビアン・ビズアールは凄いっ!

August 24, 2006

2006/8/23

20060823 CHABLIS VAILLONS VERGET 2001.JPG
◇シャブリ 1級ヴァイヨン 2001 ヴェルジェ
今年6月に飲んだヴェルジェのヴァイヨンVT違い。
http://ns.concordia.to/wine/archives/2006/06/2006625.html
ヴァイヨンの2区画の古樹から収穫。オーク樽で発酵。
濃い目の黄色に、ミネラル、ハチミツ、パイナップルの香り。
既に熟成が進み、酸というよりも豊かな果実味が特徴的。
余韻も長く、甘いフルーツの味わいが長く続く。おいしい。

August 22, 2006

2006/8/21

20060821 FARNESE MONTEPULCIANO DABRUZZO 2003.JPG
◆ファルネーゼ モンテプルチアーノ・ダブルッツオ 2003
MyP推奨ワイン。共同購入のオファーを受けて過去VTを試飲。
赤紫色に赤ベリー、カシス、チェリーのクラフティの香り。
熟した果実の味わいで、酸もそこそこ感じられる。
1,000円未満とは思えないCPの高さ。BBQに好適。
モンテプルチアーノ・ダブルッツオDOC。モンテプルチアーノ種100%。

August 19, 2006

2006/8/18

20060818 WEHLENER SONNENUHR RIESLING SPAETLESE WILLI SCHAEFER 2003.JPG
◇ヴィリ・シェーファー ヴェーレナー・ゾンネンウーア リースリング シュペートレーゼ 2003
モーゼルの小ワイナリー。パーカー氏からも高評価。
弱発泡の黄色で、ミネラル、化石、フルーツの香り。
もちろん甘いが、果実の自然な糖分という感じ。
同じリースリングでも、南半球とは明らかに異なる。
なお、最近飲んでいる白は某店の50%OFFで入手。
この銘柄は1,000円台半ば。全くのお買い得。

August 14, 2006

2006/8/13

20060813 MARTINBOROUGH SB 2004.JPG
◇マーティンボロー SB 2004
NZマーティンボローに1980年設立のワイナリー。
緑がかった黄色に、グレープフルーツ、草木の香り。
味わいはすっきりというよりもフルーティー。甘さも感じる。
夏の暑い日よりも、残暑がやわらいだ頃に飲みたい。
なお、こちらは2004年からスクリューキャップ採用。

August 13, 2006

2006/8/12

20060812 KO ROSE THIERRY PUZELAT 2005.JPG
◆キュヴェ K.O. ロゼ VdT 2005 ティエリー・ピュズラ
暑い夏の昼にはロゼ!。で、自然派ピュズラの造るVdP。
Bisty'sでの「ヴァンクール」試飲会で仕入れたもの。
甘い中に大根、根菜の香りや苦味。癒し系でおいしい。
ピノ・ドニスとグロローの混醸。道理で馴染みのない味わい。

20060812 RIESLING POLISH HILL GROSSET 2001.JPG
◇グロセット リースリング ポーリッシュヒル 2001
豪州リースリングのトップ3のひとつ。スクリューキャップ。
クレア・ヴァレー産、スレート層で痩せた土壌にて栽培。
酸とミネラル、花、リンゴの香りに、しっかりペトロール香。
味わいに切れがあり、また重層的な果実味も感じる。

August 06, 2006

2006/8/6

20060806 MEURSAULT THIERRY MATROT 2000.JPG
◇ムルソー 2000 ティエリー・マトロ
1983年よりジョセフ・マトロの孫ティエリーが運営。
最初は香りが飛ばず、ミネラル分だけの「?」なワイン。
温度が上がるに従い、白桃や柑橘系の香りが。
果実の厚みを感じない平板なムルソー。ちょっと△。

August 02, 2006

2006/8/2

20060802 MACCHIOLE ROSSO 1999.JPG
◆マッキオーレ ロッソ レ・マッキオーレ 1999
トスカーナのIGT。サンジョベーゼ95%、CS5%。
Paleo使用樽で1年熟成、さらに1年瓶熟成。
ガーネット色で黒ベリー系、カシス、なめし革の香り。
果実味が前面にたつも、味わいはやや平坦。
持続力もなく、PP90点という印象はないわね。

July 31, 2006

2006/7/30

20060730 VIRE CLESSE ANDRE BONHOMME 2002.JPG
◇ヴィレ・クレッセ VV 2002 アンドレ・ボノーム
マコンの優良生産者。6haの畑のヴィレ・クレッセ。
濃い黄色に、ハチミツ、パイナップル、レモンの香り。
果実味トロトロで、後の余韻にはナッティーさも。
持続性はほどほどだが、今これだけ旨いのは出色。

July 23, 2006

2006/7/22

20060722 FERRARI BRUT NV.JPG
☆フェラーリ ブリュット NV
先日、同銘柄のペルレを飲んで感心したスプマンテ。
言わずと知れたフェラーリ社の持ち物。
注ぐと泡が細かく旺盛。下方から断続的に噴出。
柑橘系に、ハチミツ、リンゴの甘い果実香。
酸のレベル感も丁度よく、素直においしい。
NV物だが、やはりシャンパンに負けないね。

July 22, 2006

2006/7/21

20060721 GRAN SANGRE DE TORO TORRES 2003.JPG
◇グラン・サングレ・デ・トロ ミゲル・トーレス 2003
スペインはカタルーニャ地方ペネデスDO。
パレリャーダ種とシャルドネ種の混醸。
フルーティーなリンゴ、メロン、バナナの香り。
フレッシュな中にも厚みがあって、余韻も楽しめる。
グランがつくとおまけの牛も黄金色なのか?

20060721 FRAMINGHAM PN 2003.JPG
◆フラミンガム PN 2003
ニュージーランドはマールボロー地区のワイナリー。
濃いルビー色に、チェリー、フランボワーズの香り。
味わいも果実味主体だが、意外に持続性あり。
酸もほどよくあるので、熟成させてみるのも一興。

July 18, 2006

2006/7/17

20060717 POUILLY FUISSE AUX METERTIERE CORDIER 2001.JPG
◇プイィ・フュイッセ オー・メテルティエール 2001 ドメーヌ・コルディエ
マコンの樹齢35年の畑より。新樽50%らしい。
やや熟成の進んだ色合い。樽使いも影響か?
ミネラル、熟した黄色果実、洋梨の香り。
早くから飲めそうだが、やや熟成が進みすぎか?
コルク周囲に滲みがあったことから、熱を浴びたかも。

July 16, 2006

2006/7/16

20060715 CHASSAGNE MONTRACHET MICHEL NIELLON 2002.JPG
◇シャサーニュ・モンラッシェ 2002 ミッシェル・ニーヨン
大御所ニーヨン。脚がねっとりとキレイな軌跡を辿る。
ミネラル、酸が結構きついが、白い花、白桃、洋梨の香り。
果実味が上品で洗練された感じ。若干、アルコール強し。
村名クラスとしては秀逸だが、最近の価格では買えないな。

July 15, 2006

2006/7/14

20060714 ROERO ARNEIS BRUNO GIACOSA 2004.JPG
◇ロエロ・アルネイス ブルーノ・ジャコーザ 2004
とにかく暑いっ!ので爽やかな白、アルネイス種を。
黄色で、酸、柑橘系にほんのり白桃の香り。
口当たりはきりっとした中に、甘やかさを内包。
アルコール12.5%でバランスよく、暑い日にぐびっと。

July 09, 2006

2006/7/8

20060708 MACON VILLAGES BONGRAN 2002.JPG
◇マコン・ヴィラージュ キュヴェ・トラディション 2002 ドメーヌ・ボングラン
ジャン・テヴネの造るマコン。素晴らしいの一言。
粘性のあるイエローに、洋梨、リンゴ、ミネラルの香り。
甘さを感じる熟した果実味を、バランスよく酸が支えてます。
余韻も長く、トロトロ感が舌先に残留。やはり旨い。
購入価格2,500円でしたが、CPは圧倒的に高いですね。

20060708 MELVILLE PN 2003.JPG
◆メルヴィル エステート PN 2003
先日のワイン会のブラインド結果により、カリピノ修練中。
サンタバーバラ、グレッグ・ブリュワー氏の造るカリピノ。
ガーネットに近い濃い色で、熟したチェリー、赤系ベリーの香り。
酸もほどほどで、やはり赤系果実の味が優勢。
同一銘柄は3本目だが、味わいに深みが出ている気がする。
頂き物のドライフィグと一緒にサンタバーバラ臭を楽しむ。

July 02, 2006

2006/7/2

20060702 CHABLIS ROSSETTA ALICE 2002.JPG
◇シャブリ ロゼット 2002 アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール
一昨日、このVT2001を試飲。余勢をかってVT2002を。
ミネラルというか火打石のニュアンスが強め。果実味立たず。
VTによって印象が違うなあと思いつつも・・・・。
これはブショネですね。抜栓後6時間経った今も果実味なし。
ほこりっぽいし。熱劣化とも違うと思う。
残念ですが、あと1本の在庫に期待することにします。

2006/7/1

20060701 CORTON ROGNET D CHEVALIER 1980.JPG
◆コルトン ロニェ グランクリュ 1980 クロード・シュヴァリエ
このところ強いワインが多かったため、癒し系でほっと一息。
ルビーにエッジは透明感あるレンガ色。全体はやや薄め。
当初は酸も強く、土の臭い、黒ベリー系、ドライフィグの香り。
時間を追うごとに熟した果実味が強くなり、小梅の香りも。
酸とタンニンがほどよく溶け、噛むほどに旨味が湧き上がる。
さほど有名でもない造り手だが、なかなかいい仕事です。
→2日目は上品な果実味の甘さが前面に。Mr. Incredibleです。

June 30, 2006

2006/6/29

20060629 CHABLIS ROSSETTA ALICE 2001.JPG
◇シャブリ ロゼット 2001 アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール
ビオディナミ、SO2無添加、無濾過、自然派の造り手。
ロゼットは樹齢16-17年、1級畑ボールガールの傍。
ミネラルよりも、ハチミツ、柑橘系の香りが際立つ。
口に含むと強めの酸と独特のトロ味感。少し還元臭も。
典型的なシャブリではなく、ピュアな味わいがいい。

June 28, 2006

2006/6/27

20060627 RIESLING KABINETT KESTENER PAULINS HOFBERGER 2003.JPG
◇リースリング カビネット ファインヘルプ 2003
ケステナー・パオリンス・ホフベルガー パオリンスホーフ醸造所
4月の八芳園ボージョレ会で当たったモーゼル。
所有する葡萄畑はたったの5.5haとの由。
ペトロール香。ワインの先生は"mineral fossil"という表現をお奨め。
フルーティーで、洋梨、佐藤錦(ちと違うかも)、リンゴの香り。
酸が柔らかで心地よく、甘さもあってスイスイ飲める。
ドイツワインも極めてみたいものです。

June 26, 2006

2006/6/25

20060625 CHABLIS VAILLONS VERGET 2000.JPG
◇シャブリ 1級ヴァイヨン 2000 ヴェルジェ
初夏の気候にはシャブリ。ただ、これは樹齢が古い模様。
やや濃い目の黄色に、ミネラル、洋梨、メロン。
キレというよりも、厚めの果実味、トロ味が優勢。
1日目はミネラル、2日目は中だるみ、3日目はトロ味。
シャブリというより、(ピュリニー+マコン)÷2かな?

June 23, 2006

2006/6/22

20060622 CLOS DU CHATEAU CH DE MEURSAULT 2002.JPG
◇クロ・デュ・シャトー 2002 シャトー・ド・ムルソー
シャトー・ド・ムルソーのACブルゴーニュ白。
どでかボトルでコルクも長い。お金かけ過ぎ。
緑がかった黄色で、粘性は弱め。淡白な印象。
洋梨、レモン、白い花の香りで、一口はなかなかよい。
ただ、VTにしては味わいに薄く、多分に表層的。
やはりブルゴーニュ・ブランなのねと思い知った次第。

June 21, 2006

2006/6/20

20060620 POUILLY FUISSE VV CORDIER 2000.JPG
◇プイィ・フュイッセ VV 2000 ドメーヌ・コルディエ
現当主クリストフ・コルディエが造る樹齢60年のVV。
しっかりした黄色に、ミネラル、ハチミツ、メロンの香り。
濃厚で甘さを感じるほどの味わいで、粘性も高い。
最近飲んだリケールの同銘柄とはミネラル感が違う。
2,000円台で入手したが、現VTは4,000円近いのね。
嗚呼。

June 19, 2006

2006/6/18

20060618 POUILLY FUISSE RIJCKERT 2001.JPG
◇プイィ・フュイッセ VV 2001 ジャン・リケール
CP高いご贔屓銘柄。エイナン同様、ヴェルジェ出身。
このプイィ・フュイッセは赤キャップのネゴシアン物。
緑の残るイエローに、ミネラル、リンゴ、メロンの香り。
口当たりがよく、時間をおかずとも飲みやすい。
以前飲んだ時よりも落ち着いた印象。熟成はしないかな。

June 18, 2006

2006/6/17

20060617 SANFORD SRH PN 2001.JPG
◆サンフォード PN サンタ・リタ・ヒルズ 2001
5月に修善寺でも飲んだサンフォードのピノ。
この年はまだリチャード・サンフォードが造っているはず。
熟したチェリー、赤系ベリーの果実味が主体。
熟成感が出ているが、活き活きとしたフルーティーさが身上。
これはブルゴーニュのように出汁系になるのだろうか?

June 12, 2006

2006/6/11

20060611 SAUVIGNON DOM DES GRIOTTES 2004.JPG
◇ソーヴィニョン・ブラン ドメーヌ・デ・グリオット 2004
ロワール地方アンジュー地区の造り手パトリック・デプラ氏。
ヴァン・ド・ターブルだが、ビオデナミのせいか味わいはしっかり。
少し陰影のある黄色。グラスの横には微発泡。
グレープフルーツ、雨上がりの草木の香り。
青っぽさは残るも、優しい味わいがバランス感醸成。

June 05, 2006

2006/6/4

20060604 CH MERCIAN KOSHU KIIROKA 2005.JPG
◇シャトーメルシャン 甲州きいろ香 2005
発売当初の3月10日にも飲んだきいろ香。
薄い黄色に白い花、柑橘系の香り。印象は変わらず。
少し葡萄本来の香りがオモテに出て来たかな?
なお、きいろ香を飲んだのは豆腐に合わせたかったから。
既に7&Iでも手に入る"男前""ジョニー"。
男前はそのまま醤油で、ジョニーは柑橘類を加えて。

20060604 tofu.JPG

June 04, 2006

2006/6/3

20060603 COTE DE BEAUNE DOM DE LA COMBE 2002.JPG
◇コート・ド・ボーヌ レ・モンスニエール 2002 ドメーヌ・ド・ラ・コンブ
シャソルネーのフレデリック・コサール監修のドメーヌ。
醸造者はグラメノンの息子、オリヴィエ・リヴィエール。
コート・ド・ボーヌはボーヌ+周辺村のアペラシオン。
綺麗な黄色に、完熟したメロン、白桃の香り。
凝縮感のある濃い果実が特徴的だがバランスはよい。
所謂ビオ臭は感じず、クリーンな果実味が秀逸。
買値(3,000円弱)ではもう手に入らない。残念。

20060603 CH FAUGERES 1999.JPG
◆シャトー・フォジェール 1999
サンテミリオン・グランクリュ。オーナーはコリンヌ・ギセ。
濃いガーネット色。エッジはまだ紫優勢で熟成感見えず。
メルロー主体で鼻をグラスから遠ざけても甘い果実味が漂う。
熟した黒ベリー、プラム、バニラの香り。酸はさほど強くない。
タンニンも甘く溶け込み、非常に飲みやすい。

June 03, 2006

2006/6/2

20060602 MACON PIERRECLOS GUFFENS HEYNEN 2001.JPG
◇マコン ピエールクロ 2001 ギュファン・エイナン
ヴェルジェの造り手、ギュファン・エイナンのドメーヌ物。
やや緑がかった黄色で、とにかくミネラル優勢。
果実味もあり、メロン、パッションフルーツ、レモンの香り。
酸が締まるというわけではないが、バランスは悪くない。
ややとろみのあるストレートなジュースといった後味かな。

May 21, 2006

2006/5/20

20060520 TOURAINE SB CLOS DU TUE BOEUF 2004.JPG
◇トゥレーヌ SB 2004 クロ・デュ・テュ・ブッフ
気温が上がったので、爽やかなロワールの自然派ワインを。
造り手はテュエリー・ピュズラとジャン・マリー・ピュズラ兄弟。
緑がかった薄い黄色に、柑橘系、青リンゴ、ミネラル。
レモンではなく、少し草木がかった柑橘系というのがビオ?
味わいは結構ストレートで、2日目もあまり変わらず。
旬の緑アスパラとも合うが、レモンを絞ったつまみが欲しいところ。

May 18, 2006

2006/5/18

20060518 COTES DU JURA RIJCKERT 2001.JPG
◇コート・デュ・ジュラ ヴィーニュ・ド・ヴォワゼ VV 2001 ジャン・リケール
ヴェルジェの元共同経営者が作るムロン・ダルボワ(シャルドネ)。
ジュラはブルゴーニュの東。黄ワイン、藁ワインで有名。
緑がかった黄色。グレープフルーツ、洋梨の清涼感ある香り。
ピュアな感じのするシャルドネで、口当たりが非常によい。
複雑な味わいを求めるのは無理だが、単独でぐいぐいいける。
このあたりが2,000円で買えるとCPは頗るよいのだが。

May 17, 2006

2006/5/17

20060517 MEURSAULT  LES TILLES MARTENOT 2001.JPG
◇ムルソー レ・ティレ 2001 イヴ・ボワイエ・マルトノ
ノース・バークレー・インポーツ社のキュベ・ユニーク。
無清澄無濾過ということで、確かに澱が舞っている。
落ち着いた黄色に、レモン、洋梨、リンゴの香り。
厚ぼったいムルソーさはなく、抑制のきいた味わい。
ただし、後味が聊か弱く、最後の印象がよろしくない。
先日の「マコンのムルソー」に軍配をあげてしまうよ。

May 16, 2006

2006/5/15

20060515 SAINT VERAN EN FAUX CORDIER 2001.JPG
◇サン・ヴェラン アン・フォー 2001 ドメーヌ・コルディエ
1940年創設のマコンの造り手。息子クリストフが当主。
濃い目の黄色に、焦がしたリンゴ、メロン、ハチミツの香り。
ミネラル分が旺盛で、飲んだ瞬間から旨い。
中間部以降の余韻はさほどないが、最初の旨さが印象的。
「マコンで造るムルソー」というよりもピュリニィに近いと思うぞ。

May 13, 2006

2006/5/13

20060513 MACON MILLY LAMARTINE LAFON 2001.JPG
◇マコン・ミリィー ラマルティーヌ 2001 レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン
ムルソーの大御所ラフォンがマコンで造る白。
やや薄めの黄色に、ミネラル、レモン、ハチミツの香り。
最初は甘さを感じるが、後口にはスッキリした余韻(苦味も)。
2001年は果実味全開ではないが、まとまりはある。
休日の昼下がりにはもって来い。

May 09, 2006

2006/5/8

20060508 DARENBERG FERAL FOX PN 2003.JPG
◆ダーレンベルグ フェラル・フォックス PN 2003
南オーストラリアは標高の高いアデレードヒルズ産。
ラーフィング・マグパイ等で有名な造り手。
中心の濃いガーネットで、赤ベリー系、プラムの香り。
奥深く仄かになめし革の香り、獣臭。
抽出の濃いピノだが、味わいは結構ストレート。
アルコール度数は14.5%。かなり酔います。

May 05, 2006

2006/5/5

20060505 MACON VERGISSON LA ROCHE DANIEL BARRAUD 2001.JPG
◇マコン ヴェルジッソン ラ・ロッシュ 2001 ダニエル・バロー
昨年も連休中に飲んだダニエル・バローのマコン。
やや緑の残る黄色に、とにかく強いミネラルの香り。
少し時間をおくと、リンゴ、パッションフルーツの果実香。
味わいも果実味が優勢で、トロトロ感のある舌触り。
酸少なめで喉越しよく飲みやすい。フルーツカクテルである。

May 04, 2006

2006/5/4

20060504 CHABLIS FOURCHAUME REMOISSENET 1997.JPG
◇シャブリ 1級フルショーム 1997 ルモワスネ
少し安く仕入れたネゴシアン、ルモワスネの白。
輝きのある黄色に、ミネラル、レモン、リンゴの香り。
口に含むとキリリとした酸とまったりした芳醇な甘さ。
果実味が深く、余韻もしばし口の中で楽しめる。
さすがに白のスペシャリスト(私見)。

May 03, 2006

2006/5/3

20060503 CAHMPAGNE CUIS 1ER CRU PIERRE GIMONNET.JPG
☆ピエール・ジモネ ブラン・ド・ブラン キュイ N/V
シャルドネ畑のみを植えるレコルタン・マニュピュラン。
これはCuisキュイ 1級のブラン・ド・ブラン。
泡がとても旺盛で細かいが、持続性はそれほどない。
最初にハチミツの甘い香り。後には抑制されたリンゴの香り。
スッキリしたシャンパンだが、複雑な感じはしない。

CHAMPAGNE CHAIR.JPG
興に乗って、コルクでシャンパン・チェアを作る。
あまり上質なチェアにはならないなあ。85点。

20060503 BOURGOGNE ROUGE COCHE DURY 2002.JPG
◆ブルゴーニュ・ルージュ 2002 コシュ・デュリ
ブルゴーニュ白の名手、コシュ・デュリの赤。
周辺部やや薄めのルビー色に、イチゴ、スパイスの香り。
酸はたつがタンニンは奥に引っ込み、口に旨味成分も残る。
とても飲み易いが、この果実味が2002年たる所以か。

April 29, 2006

2006/4/29

今年の連休は出勤モードではあるが、ワインは休日モ-ドにて。
公園のはなみずきも綺麗に咲き、眺めながらワインを飲むのもよい。

20060429 RULLY MEIX CADOT JANTHIAL 2001.JPG
◇リュリー 1級メイ・カド 2001 ヴァンサン・デュルイユ・ジャンティアル
コート・シャロネーズ優良生産者のバレル・セレクション。
リンゴ、洋梨、メロン、キャラメルにミネラル感が高い香り。
果実味いっぱいの味わいが口腔に広がる。
余韻はほどほどなれどフルーティー。後を引く旨さ。
熟成のほどは不明だが、印象的にはピュリニ・モンラッシェ。

20060429 NUITS ST GEORGES BOUDOTS JEAN TARDY 1997.JPG
◆ニュイ・サン・ジョルジュ 1級レ・ブード 1997 ジャン・タルディ
パーカー氏のおぼえめでたいヴォーヌ・ロマネの造り手。
レ・ブードはヴォーヌ・ロマネ寄りの畑で、メタヤージュのはず。
若干薄めながらしっかりしたルビー色でエッジはオレンジ。
ブラックベリージャム、チェリーに加えて、なめし革、土っぽい香り。
酸もしっかりあるがバランスよく溶け込み、こなれた味わい。
旨味系の印象もあり、しみじみ飲める。おいしいです。

April 27, 2006

2006/4/26

20060426 POUILLY FUISSE RACINES ROGER LASSARAT 2001.JPG
◇プイィ・フュイッセ ラシーヌ 2001 ロジェ・ラサラ
マコンの雄、ロジェ・ラサラの旨そうなプイィ・フュイッセ。
まだ緑がかった黄色に、リンゴ、洋梨、ミネラルの香り。
しかしっ!果実味はあるのに、余韻が伸びない。
前奏が派手なのに間奏部は中庸で、フィナーレは凡庸。
5年経つとヘタるのか、状態が悪いのか。Who knows.

April 23, 2006

2006/4/23

20060423 CLOUDY BAY PN 2002.JPG
◆クラウディ・ベイ PN 2002
新世界PN週間ということでニュージーランドワイン。
ルビー色は意外に薄い。ただし、旨味の要素は詰まった色調。
チェリー、フランボワーズ等の可憐な赤果実系の香り。
サンタバーバラとの対比で言うと、やや土っぽさがある。
最初の果実味からすっと引いていくような抑制感がある。
アルコール度数が高く感じられない等々(14%あるけど)。
でも、よくできてます。

April 22, 2006

2006/4/22

20060422 KONGSGAARD CH NAPA 1997.JPG
◇コングスガード CH ナパ・ヴァレー 1997
一旦の仕事の締めということで、加州のコングスガードを。
VTは熟成感のある1997年。もちろん黄金色。
リンゴ、メロン、白桃の織りなす香りと少し栗のニュアンス。
加州というよりも以前飲んだジャドの1987年バタール似。
さすがにおいしい。料理も要らない。
時の経過による変化があまりないのがブル白との違いか。

April 21, 2006

2006/4/20

20060420 COSTA DE ORO PN SMV 2003.JPG
◆コスタ・デ・オロ PN サンタ・マリア・ヴァレー 2003
ABCとキュベを同じくする(だったと思う)ワイナリー。
濃いルビー色にフランボワーズやラズベリーの香り。
濃厚で果実味溢れ、バランスのよい酸も心地よい。
葡萄が完熟した年のシャンボール・ミュジニーに似てる。

April 15, 2006

2006/4/15

20060415 GEVREY CHAMBERTIN EDOUARD BRYCZEK 2000.JPG
◆ジュヴレ・シャンベルタン 2000 エドゥアール・ブリチェック
モレサンドニの造り手。1953年設立。現在は二代目。
濃いルビーにエッジは退色気味のレンガ色。
煮詰めたベリーのジャム、チェリーの後方に少し革の香り。
タンニンは滑らかで酸も穏やか、滋味系の味わいもよい。
VT2000のイメージほど薄くなく、ちょうど飲み頃。

April 12, 2006

2006/4/12

20060412 REMOISSENET RENOMEE R 1995.JPG
◆ブルゴーニュ・ルージュ レノメ 1995 ルモワスネ
白の定番ルモワスネの熟成赤。
薄いルビーにエッジはレンガ色。思いの外薄い。
香りは赤ベリー、チェリー、ミルクティー。
タンニンがこなれ、酸も滑らか。ひとこと旨い。
シャンボール系の可憐な味わいが癒し系。

April 10, 2006

2006/4/9

20060409 POUILLY FUISSE LES VIGNES BLANCHES CH FUISSE 2000.JPG
◇プイィ・フュイッセ レ・ヴィーニュ・ブランシュ 2000 ドメーヌ・コルディエ
マコンの雄のひとつ、コルディエ。現当主はクリストフ。
無農薬による葡萄栽培、収量を落とした醸造方法。
黄金色に熟したトロピカルフルーツ、マロン等の香り。
まるでムルソーを思わせる濃厚な味わい。
ただし、ミネラルや酸といったマコンの特性が希薄。
このVTにしては熟成が進み過ぎているような印象。

April 09, 2006

2006/4/8

20060408 NO2 DU CH LAFON ROCHET 1994.JPG
【ヌメロ ドゥー デュ シャトー ラフォン・ロシェ 1994】
サンテステフ4級のラフォン・ロシェのセカンド。
エッジはレンガ色で、香りは黒ベリー、カシス、青草。
口当たりは甘いが、やや後にタンニンが残る。
味わいは変化に乏しいが、セカンドワインとしては○。
これに古酒の楽しみを求めるのは難しいかな。

April 01, 2006

2006/3/31

20060331 CHAMPAGNE BRUT J LASSALE NV.JPG
【シャンパーニュ ブリュット・プリファランス N/V J. ラサール』
リアルワインガイドでも高評価だったRM。
1級畑しか持っていないのに、評価はグランクリュ並み。
色は黄色、泡は旺盛で肌理も細かい。
リンゴ、ハチミツ、完熟果物の香りも。
バランスがよいし、なかなかのレベルです。

March 26, 2006

2006/3/25

20060325 MEURSAULT  CHARMES ROULOT 1997.JPG
【ムルソー 1級シャルム 1997 ドメーヌ・ルーロ】
1976年の米仏テイスティング対決で白2位となった銘柄。
1827年設立のドメーヌで、現在は先代ギイの子供達が運営。
ほどよく熟成した黄金色で、洋梨、リンゴ、ミネラルの香り。
時間が経つと、ミツやクッキーのような甘やかさが前に。
バランスのよいおいしいワインゆえ、2時間ほどで終了。
時間の経過による変化をもう少し見てみたかった。反省。

March 20, 2006

2006/3/19

20060319 GRGICH HILLS CHARDONNAY 2002.JPG
【ガーギッチ・ヒルズ シャルドネ 2002】
ナパで訪問したワイナリー。購入は帰国後にCWTより。
濃い黄色にバニラ、リンゴ、メロンの香りは変わらず。
後味のナッティーさも変わらずで、ほどよい旨味がおいしい。
前回飲んだ時よりも凝縮感があり、洗練さが増している印象。

March 19, 2006

2006/3/17

20060317 REMOISSENET POSANGES 1995.JPG
【ブルゴーニュ・ブラン ポサンジェ 1995 ルモワスネ】
私の定番銘柄ルモワスネのブルゴーニュ・ブラン。
このポサンジェの方がルノメよりボディが厚い気がする。
黄金色に、白桃、メロン、ハチミツ、ケーキの香り。
アフターはナッティーで余韻もあり、喉の奥で旨さが凝縮。
流石に持続性にはやや乏しいが、CPの高さを窺わせる。

March 13, 2006

2006/3/12

20060312 SAINT VERAN LES CRAS ROGER LASSARAT 2001.JPG
【サン・ヴェラン レ・クラ VV 2001 ロジェ・ラサラ】
マコンはヴェルジッソン村の村長、ロジェ・ラサラ。
ノースバークレー社のキュベ・セレクション。
黄金色に粘性ある脚、バニラ、メロン、ハチミツの香り。
甘さの中にも上品な清涼感。後味にナッティーさも。
ノンフィルターらしくボトル底には澱が舞う。

March 11, 2006

2006/3/10

20060310 CH MERCIAN KOSHU KIIROKA 2005.JPG
【シャトーメルシャン 甲州きいろ香 2005】
青木先生のブログで興味を持った国産ワイン「きいろ香」。
日本固有のぶどう品種「甲州」使用。アルコール12%。
薄い黄色に白い花、柑橘系の香り。やはり夏みかんか。
若さゆえの微発泡、酸が中心、後口にやや苦味。
食事と一緒がよい。欲を言えば中間部にインパクトを。

March 05, 2006

2006/3/4

20060304 MACON PIERRECLOS CHAVIGNE GUFFENS HEYNEN 2000.JPG
【マコン ピエールクロ シャヴィーニュ 2000 ギュファン・エイナン】
すでにマコンの雄、ヴェルジェも持つエイナン氏のPP94-96ワイン。
まだ少し緑色がある中、メロン、ハチミツ、ミネラルが前面に立つ印象。
最初のとろり感ある香りと裏腹にクール・ビューティーな静謐さ中心。
PP得点高ゆえボッテリワインと思いしも、意外なライトさに驚き。

March 02, 2006

2006/3/1

20060301 DOMAINE DUCHET BEAUNE CENT VIGNES 1984.JPG
【ボーヌ 1級サン・ヴィーニュ 1984 ドメーヌ・デュシェ】
1月にも飲んだブルゴーニュ古酒。1984年は酒質は期待できず。
エッジは薄いレンガだが、主張の強い色合いあり。
香りは紅茶、有機的なフルーツ、醤油系。
タンニン、酸とも滑らかで、古酒はこうでなきゃの見本。

February 27, 2006

2006/2/26

20060226 PINOT BIANCO KELLEREI TERLAN 2003.JPG
【ピノ・ビアンコ ヴォルベルグ リゼルヴァ ケラーライ・テルラン 2003】
イタリアワイン勉強銘柄。アルト・アディジェ地方の白。
ケラーライ・テルランは1893年創設の協同組合。
薄めの黄色に、花、ハチミツ(レンゲでなくアカシア)の香り。
フィニッシュにエグミは残るも、全体にすっきり飲みやすい。
因みにピノ・ビアンコは仏でピノ・ブラン、独でヴァイサー・ブルグンダー。

February 21, 2006

2006/2/19

20060219 HAUTES COTES DE NUITS NATHALIE VIGOT 2002.JPG
【ブルゴーニュ オー・コート・ド・ニュイ シャルドネ 2002 ナタリー・ヴィゴ】
アンリ・ジャイエの近所に住むファブリス・ヴィゴのお姉さん。
褒めているコメントを読んだので試しに。
黄色に緑色まじりの色合いから、リンゴとハチミツの香り。
柑橘系のフレッシュな香りに酸のバランスもよい。
時間経過後にややボテっとした印象はあるが、CP高いです。これ。

February 18, 2006

2006/2/17

20060217 POUPILLE 1999.JPG
【プピーユ 1999】
コート・ド・カスティヨンにてメルロー100%で作られるワイン。
赤紫色でエッジもまだ若い。粘性は中庸。
土・革が前に出るも、後には黒ベリー、ハーブ、チョコレート。
タンニンはほどよくこなれ飲みやすいが、若干の渋みも。
単一品種の割には複雑な香り、味が絡み合う。

February 12, 2006

2006/2/11

20060211 POMMARD POTHIER RIEUSSET 1987.JPG
【ポマール 1987 ポティエ・リューセ】
情報がないが、伝統的な造りを身上とするポマールの造り手。
エッジは茶色、全体のトーンは落ち着いたガーネット。
熟したイチゴ、リキュール、焼き菓子のような香り。
最初の芳香が幸せを誘うものの、余韻は物足りなし。
優しい印象の古酒で、徐々に旨味が滲み出す。

February 08, 2006

2006/2/7

20060207 SITO MORESCO GAJA 2000.JPG

20060207 SITO MORESCO GAJA 2000 CORK.JPG

【シト・モレスコ ランゲ ガヤ 2000】
最近、「イタリアワイン最強ガイド」を読んでいる。
でもって、珍しくイタリアの赤を選択。
ネッビオーロ85%、バルベーラ、メルロー。
濃いガーネットに煮詰めたベリー、土の香り。
カブトムシの餌(フルーツ液)のような匂い?
酸が強く、ねっとりと舌にこびりつく。
余韻はさほどないが、2日目は上品な甘さが。
コルクも良質。個性的。

February 05, 2006

2006/2/4

20060204 MACON-VILLAGES TETE DE CUVEE VERGET 1996.JPG
【マコン・ヴィラージュ テート・ド・キュヴェ 1996 ヴェルジェ】
1,800円ぐらいで買った同銘柄同VTの3本目(最後)。
ミネラルの香りが前面に。後はレモン、ハチミツ。
年数を感じさせないすっきり溌剌とした白。
牡蠣の燻製にぴったり。

20060204 VOLNAY LES AUSSY BITOUZET PRIEUR 1994.JPG
【ヴォルネ 1級レ・ゾッシー 1994 ビトゥーゼ・プリュール】
あまり見かけない造り手。1804年よりヴォルネが拠点。
Vincent BitouzetとAnnie Prieurの結婚により規模拡大。
ゾッシーはヴォルネの南に位置。0.5ha、樹齢40年以上(当時)。
全体には薄いが、中心では濃さも感じられるルビー色。
赤系果実の香りに、リキュール、紅茶の香り。
最初の味わいには種々の要素が感じられるが持続性なし。
VTは弱いが、まったり系のブル赤としては悪くない。

February 02, 2006

2006/2/1

20060201 BOURGOGNE ROUGE JACQUES CACHEU 2002.JPG
【ブルゴーニュ・ルージュ 2002 ジャック・カシュー】
ブルゴーニュはヴォーヌ・ロマネの造り手。最近人気。
ガーネットに近い色に、赤ベリー系の果実、花の芳香。
演奏会用の清楚な花でなく、プレゼント用の花(意味不明)。
一口目に甘さを感じるも、瞬時に酸、渋みが舌を襲う。
余韻はすっと消え、舌の硬直感だけ残る。このギャップは?

January 30, 2006

2006/1/29

j lassalle.jpg
※メディアが壊れたため、写真は陽の目を見ず。ウメムラさんより拝借。
【シャンパン ブラン・ド・ブラン 1999 J. ラサール】
誕生日を祝うためにシャンパンを開栓。
レコルタン・マニュピュラン。ご贔屓銘柄のラサール。
最初の泡立ちはやや荒いが、時をおかずに細密化。
ハチミツ、リンゴ、レモン等の香り。後口に甘栗。
少し落ち着きにかける気がするが、キレのある泡。

January 29, 2006

2006/1/28

20060128 NEUSIEDLERSEE EISWEIN 2000.JPG
【ノイジートラーゼ アイスヴァイン 2000】
モーツァルト生誕250年に因んでAustriaの甘口デザートワイン。
ショイレーベ種、ヴェルシュリースリング種。アルコールは10%。
アイスヴァインは凍った遅摘みの完熟葡萄から造られるワイン。
アプリコット、練乳の香りに、すっきりとした甘さ。

January 22, 2006

2006/1/21

20060121 CHABLIS LA FORET VOCORET 2002.JPG
【シャブリ 1級ラ・フォレ 2002 ドメーヌ・ヴォコレ】
堅実なシャブリの造り手。大樽・ステンレス両刀使い。
緑色がかった黄色にミネラル、グレープフルーツ、リンゴの香り。
酸もしっかりあるが、寧ろハチミツ、メロン等の甘い果実味優勢。
マコンがかったシャブリという感じ。2002年の特徴かな?

20060121 SANFORD SRH PN 2001.JPG
【サンフォード SRH ピノ・ノワール 2001】
サンタバーバラの中で2001年にAVA認定されたサンタ・リタ・ヒルズ。
そのヒルズ族?の代表、リチャード・サンフォードのPN。
濃いルビーにチェリー、プラムの香り。サンタバーバラ臭全開。
アルコール(14%)由来の甘さ。酸もしっかり。
阪急三番街、ココリコのチェリーのクラフティーですな。
なお、サンフォードはワイナリーを辞めたらしい。残念っ!

January 19, 2006

2006/1/18

20060118 BONACCORSI SRH CH 2002.JPG
【ボナコルシ SRH シャルドネ 2002】
マスターソムリエ、故マイケル・ボナコルシのワイン。
温泉卵のようなボトルの中はカリフォルニア+ブルゴーニュ。
ピーチ、メロン、カスタードの香り中心なれど柑橘系もきりり。
余韻に残るマーマレードの味も秀逸。凝縮感もある。
ボトル裏には"produced from grapes grown at
Sanford & Benedict and Melville Vineyards"。

January 16, 2006

2006/1/15

20060115 RAMEY RRV CH 2001.JPG
【レミィー RRV シャルドネ 2001】
以前、カーネロスを飲んだデヴィッド・レミィーの標準ライン。
ひとこと『液体ケーキ』。甘さ満開の米国ケーキとはちと違うが。
バニラ、メロンやオレンジ・ピールにカスタード。ナッツは感じない。
粘度も高くパワフルだが、ぎとぎとした甘さでなし。
マリアージュが見つからず、アペリティフ半分、デザートで半分で完飲。

January 15, 2006

2006/1/14

20060114 CHABLIS VAILLONS WILLIAM FEVRE 2000.JPG
【シャブリ 1級ヴァイヨン 2000 ウィリアム・フェーヴル】
今はアンリオ社の傘下にあるドメーヌ。といっても、
このラベルにはDomaineの文字なくネゴス物か?
最初からミネラル感優勢。香りは柑橘系、リンゴ。
最初は酸っぱいと感じる味わいだが、後は柔和な表情。
生牡蠣をお供にしても生臭さなし。硬い感じのシャブリ。

January 10, 2006

2006/1/9

20060109 BOURGOGNE BLANC PAUL PERNOT 2003.JPG
【ブルゴーニュ・ブラン 2003 ポール・ペルノー】
ブル白2003年に初挑戦。銘柄はピュリニィの贔屓造り手。
緑がかった黄色に、レモン、メロン、ハチミツの香り。
最初にフルーツの味が広がるも、すっと引いていく感じ。
1998年から愛飲する銘柄だが、酸とミネラルやや弱し。
ストレートな味もよいが、この人の良さは出てないかな。
→翌日はさらに淡白。これはちょっと。。。

January 09, 2006

2006/1/8

20060108 POUILLY FUISSE CRAYS DANIEL BARAUD 2001.JPG
【プイィ・フュイッセ レ・クレイ VV 2001 ダニエル・バロー】
昨年の4-5月に固めて飲んだマコンの大家(ですね、もう)。
同じ銘柄はブショネだったため、今回がはじめての対峙。
ミネラル、ハチミツ、メロンの香り。酒石酸の姿もちらほら。
口に含んだ時の甘さと酸のバランスが絶妙。本当に旨い。
例えて言えばピュリニ・モンラッシェ村名~1級。
購入価格は3,000円未満だが、最近のVTは値段も相応。

January 06, 2006

2006/1/5

20060105 DOMAINE DUCHET BEAUNE CENT VIGNES 1984.JPG
【ボーヌ 1級サン・ヴィーニュ 1984 ドメーヌ・デュシェ】
1984年といえば社会人になった年。頑張ってるなあ(ワインが)。
全体にレンガ色がかるが、中心部には意外に赤みも。
香りはアップルティー、フルーツのコンフィ、醤油系。
旨味成分もあり、噛むほどにおいしい21年古酒。
余韻があまりなく、存外に直球勝負なのはVTによるもの?
バキュバン後の2日目も衰えなく。3,000円未満。安い。