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March 27, 2006

2006/3/26-WINE会CWT@C'ZON

2月にも参加したCalifornia Wine Tradingのワイン会に。
場所は再び恵比寿のカリフォルニア館C'ZON。

《ワイン編》

20060326 wines.JPG

◇J Sparkiling Vintage Brut 1999
 キレのあるスパークリング。柑橘系、リンゴの香り。
◇Hollywood CH 2480 NAPA 2004
 ボディのあるシャルドネ。樽香と若さゆえのメロンと酸が優勢。
◇Marcassin CH Sonoma 2000
 口当たりが上品。ハチミツ、モカの香り。余韻も長い。

20060326 MARCASSIN CH 2000.JPGpad10.gif20060326 MARCASSIN CH 2000 GLASS.JPG

◆Failla Keefer Ranch PN 2000 ※左
 同じ畑でも抽出が濃い。小梅ちゃんの香り。
◆Tandem Keefer Ranch PN 2002 ※右
 小梅テイストだが抑制美。赤い果実味も。

20060326 PN KEEFER TANDEM 2002 VS FAILLA 2000.JPG

◆Etude Heirloom PN 2003
 当初リストにないサービスワイン。CWT社長のハンドキャリー。
 隣のブルゴーニュ通と「シャンボール風!」で一致。

◆Turley Juvenile ZN 2002 ※左
 若木のジン。スムーズな口当たりでおいしい。
◆Turley Hayne ZN 2003 ※右
 同じ造り手だが、こちらはやや重い。チョコレート香。
 各要素が個別に立ち上がる。時間が必要。

20060326 ZN TURLEY JUVENILE 2002 VS HAYNE 2003.JPG

◇Santa Barbara SB Late Harvest 1999
 遅摘みの甘口。すっきりした甘さ。

20060326 SANTA BARBARA SB LATE HARVEST 1999.JPG

《料理編》

20060326 chicken liver canape.JPG
■鶏レバーのカナッペ リンゴ風味
 リンゴとスパークリングあるいはシャルドネのリンゴ味のマリアージュ。

20060326 snapper carpaccio.JPG
■ドライフルーツとマスタードシードを使った鯛のカルパッチョ
 杏、赤白葡萄、クランベリー、ブラックチェリーの5種類の果実ソース、
 ブラウンマスタードのスパイシーさがポイント。

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■イチゴとバジルの重ねたチーズテリーヌ、くるみとハチミツ掛け
 リコッタ、ゴート、カッテージチーズのテリーヌ。

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■生ハム、チーズ、フレッシュハーブを詰めたローストチキン
■カカオニブスの赤ワインリゾット
 ローストチキンにはPN、リゾットにはZNがよく合う。

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■バナナのフランベとリゾット、ナパコーヒー
 カルパッチョに使ったソースの再利用。

March 26, 2006

2006/3/25

20060325 MEURSAULT  CHARMES ROULOT 1997.JPG
【ムルソー 1級シャルム 1997 ドメーヌ・ルーロ】
1976年の米仏テイスティング対決で白2位となった銘柄。
1827年設立のドメーヌで、現在は先代ギイの子供達が運営。
ほどよく熟成した黄金色で、洋梨、リンゴ、ミネラルの香り。
時間が経つと、ミツやクッキーのような甘やかさが前に。
バランスのよいおいしいワインゆえ、2時間ほどで終了。
時間の経過による変化をもう少し見てみたかった。反省。

March 25, 2006

2006/3/22-ワイン講座チリ編-

20060322 CARMENERE TERRUNYO CONCHA Y TORO 2003.JPG
【カルメネール テルーニョ コンチャ イ トロ 2003】
ワイン講座恒例のじゃんけん第2位でGET。
チリ編ならではの土着品種カルメネール。
長い間、メルローと同起源と思われていたらしい。
深い黒紫色で、熟した黒系果実、胡椒、チョコレ-ト。
メルローよりもボディがあり、少し野卑な感じ。
数日経っても衰えない酒質の強さもあるかな。

March 21, 2006

2006/3/20-WINE会@VILLA DUE-

会社の年度末打ち上げで持ち込みワイン会@VILLA DUE。

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ワインのラインアップのみ左から。
◇コルトン・シャルルマーニュ 1994 ボノー・デュ・マルトレイ
NY出張時にも飲んだこのアペラシオンの大御所。
輝きのある黄色、柑橘系、洋梨の香りに、後味にナッツ。
上品で洗練された白だが、圧倒的なボディ感はない。
うげ提供。購入元はWinebid.com。

◆バルバレスコ マーニョ カンテーヌ サン・シルヴェストロ 2001
上司持ち込み。ピエモンテはネッビオーロ100%のワイン。
色合いはやや薄めだが、赤い果実の香りに酸は強め。
食事と一緒だといくらでも飲めそうなワイン。

◆シャトー ラフィット・ロートシルト 1993
週末に寺田倉庫より搬出。購入元はWinebid.com。
黒ベリー系、カシス、タバコ、チョコレートの香り。
芳香はバッチリだが、味わい自体はドライでやや平板。
PP88点ということで、出来としては中庸か?

◆マルティネッリ ジンファンデル ジュゼッペ&ルイーザ 2002
黒い果実にアルコール感も高い甘~いジンファンデル。
口当たりがよくクイクイいけるが、どっしりとした味わい感もあり。
熟成した姿は想像できないが、今飲み頃なのではないだろうか。

March 20, 2006

2006/3/19

20060319 GRGICH HILLS CHARDONNAY 2002.JPG
【ガーギッチ・ヒルズ シャルドネ 2002】
ナパで訪問したワイナリー。購入は帰国後にCWTより。
濃い黄色にバニラ、リンゴ、メロンの香りは変わらず。
後味のナッティーさも変わらずで、ほどよい旨味がおいしい。
前回飲んだ時よりも凝縮感があり、洗練さが増している印象。

March 19, 2006

2006/3/17

20060317 REMOISSENET POSANGES 1995.JPG
【ブルゴーニュ・ブラン ポサンジェ 1995 ルモワスネ】
私の定番銘柄ルモワスネのブルゴーニュ・ブラン。
このポサンジェの方がルノメよりボディが厚い気がする。
黄金色に、白桃、メロン、ハチミツ、ケーキの香り。
アフターはナッティーで余韻もあり、喉の奥で旨さが凝縮。
流石に持続性にはやや乏しいが、CPの高さを窺わせる。

March 18, 2006

2006/3/16-Non-Solo-Vino-

ワイン講座の青木先生主宰ワイン会"Non-Solo-Vino"に参加。
その名のとおり、「ワインだけでない」ワイン会。
ゲストスピーカー塩田正志先生の薀蓄話やおいしいイタリア料理。
会場のカシーナ・カナミッラ@白金にも感謝。
なお、カメラ班だったため、料理の写真はなし。

《ワイン編》

20060316 WINE.JPG

写真のワインは左から、

◇Franciacorta Brut Monte Rossa
フランチャコルタ ブリュット モンテ ロッサ
瓶内2次発酵(メトド・クラッシコ)による泡。DOCG。
シャルドネ、ピノ・ブランカ、ピノ・ネロの混醸。
フレッシュでキレのある飲み口のウェルカムドリンク。

◇Traminer Aromatico 2003 Pojer&Sandri
トラミネール・アロマティコ ポィエル・エ・サンドリ 2003
トレンティーノ=アルトアディジェのトラミネール100%。
フレッシュ/フルーティーな香り。

◇Vigna di Gabri 2004 Donnafugata
ヴィーニャ ディ ガブリ ドンナフガータ 2004
シチリアはコンテッサ・エンテリーナDOC。
インツォリア(アンソニカ)100%。
リンゴの香り。フレッシュで酸が中心。

◆Barbera del Monferrato frizzante La monella 2004 Braida
バルベラ・デル・モンフェッラート・ラ・モネッラ ブライダ 2004
これは変化球。バルベラ100%のフリザンテ(微発泡性)。
微発泡の泡が肉等の脂分を緩和するとの由。香りも強い。
ピエモンテはバルベラ・デル・モンフェッラートDOC。

◆Barolo 1999 Massolino
バローロ マッソリーノ 1999
1886年設立のフランコ・マッソリーノ・ヴィーニャ・リオンダ。
プラムの香りに優しいタンニンがおいしいバローロ。
ソムリエがデカンタージュをし、それを瓶に戻しておいたとのこと。


《二次会編》

ワイン講座仲間とブルゴーニュ専門ワインバーのLe Cavistへ。

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◆Chambolle Musiny 2000 Georges Roumier
シャンボール・ミュジニー 2000 ジョルジュ・ルーミエ
赤ベリー系果実の香りが芳しい逸品。
心なしか味わいがストレートで薄い気がした。

March 13, 2006

2006/3/12

20060312 SAINT VERAN LES CRAS ROGER LASSARAT 2001.JPG
【サン・ヴェラン レ・クラ VV 2001 ロジェ・ラサラ】
マコンはヴェルジッソン村の村長、ロジェ・ラサラ。
ノースバークレー社のキュベ・セレクション。
黄金色に粘性ある脚、バニラ、メロン、ハチミツの香り。
甘さの中にも上品な清涼感。後味にナッティーさも。
ノンフィルターらしくボトル底には澱が舞う。

March 11, 2006

2006/3/10

20060310 CH MERCIAN KOSHU KIIROKA 2005.JPG
【シャトーメルシャン 甲州きいろ香 2005】
青木先生のブログで興味を持った国産ワイン「きいろ香」。
日本固有のぶどう品種「甲州」使用。アルコール12%。
薄い黄色に白い花、柑橘系の香り。やはり夏みかんか。
若さゆえの微発泡、酸が中心、後口にやや苦味。
食事と一緒がよい。欲を言えば中間部にインパクトを。

March 05, 2006

2006/3/4

20060304 MACON PIERRECLOS CHAVIGNE GUFFENS HEYNEN 2000.JPG
【マコン ピエールクロ シャヴィーニュ 2000 ギュファン・エイナン】
すでにマコンの雄、ヴェルジェも持つエイナン氏のPP94-96ワイン。
まだ少し緑色がある中、メロン、ハチミツ、ミネラルが前面に立つ印象。
最初のとろり感ある香りと裏腹にクール・ビューティーな静謐さ中心。
PP得点高ゆえボッテリワインと思いしも、意外なライトさに驚き。

March 02, 2006

2006/3/1

20060301 DOMAINE DUCHET BEAUNE CENT VIGNES 1984.JPG
【ボーヌ 1級サン・ヴィーニュ 1984 ドメーヌ・デュシェ】
1月にも飲んだブルゴーニュ古酒。1984年は酒質は期待できず。
エッジは薄いレンガだが、主張の強い色合いあり。
香りは紅茶、有機的なフルーツ、醤油系。
タンニン、酸とも滑らかで、古酒はこうでなきゃの見本。