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June 30, 2006

2006/6/29

20060629 CHABLIS ROSSETTA ALICE 2001.JPG
◇シャブリ ロゼット 2001 アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール
ビオディナミ、SO2無添加、無濾過、自然派の造り手。
ロゼットは樹齢16-17年、1級畑ボールガールの傍。
ミネラルよりも、ハチミツ、柑橘系の香りが際立つ。
口に含むと強めの酸と独特のトロ味感。少し還元臭も。
典型的なシャブリではなく、ピュアな味わいがいい。

June 28, 2006

2006/6/27

20060627 RIESLING KABINETT KESTENER PAULINS HOFBERGER 2003.JPG
◇リースリング カビネット ファインヘルプ 2003
ケステナー・パオリンス・ホフベルガー パオリンスホーフ醸造所
4月の八芳園ボージョレ会で当たったモーゼル。
所有する葡萄畑はたったの5.5haとの由。
ペトロール香。ワインの先生は"mineral fossil"という表現をお奨め。
フルーティーで、洋梨、佐藤錦(ちと違うかも)、リンゴの香り。
酸が柔らかで心地よく、甘さもあってスイスイ飲める。
ドイツワインも極めてみたいものです。

June 26, 2006

2006/6/25

20060625 CHABLIS VAILLONS VERGET 2000.JPG
◇シャブリ 1級ヴァイヨン 2000 ヴェルジェ
初夏の気候にはシャブリ。ただ、これは樹齢が古い模様。
やや濃い目の黄色に、ミネラル、洋梨、メロン。
キレというよりも、厚めの果実味、トロ味が優勢。
1日目はミネラル、2日目は中だるみ、3日目はトロ味。
シャブリというより、(ピュリニー+マコン)÷2かな?

June 25, 2006

2006/6/23-WINE会CWT@C'ZON

4回目のCalifornia Wine Trading主催のワイン会に参加。
CAのスーパーカルト、シェフのマリアージュ解説が楽しい。

20060623 wines3.jpg

◇D.R. ステファンズ CH カーネロス 2001
葡萄栽培ジム・バーバー、醸造家シリア・マジェスキ。
気鋭のふたりが造るワインとして話題に。
樽を効かせたスモーキーな香り。パイナップル。
アルコール感あるも、バランスは失わない。
2本のうち1本はブショネ。その違いもまたよろし。

◆フラワーズ PN アンドリーン・ゲイル キュヴェ 2003
フラワーズが造る唯一のキュヴェとのこと。
葡萄はソノマのCamp Meeting Ridge、Frances Thompson、
Sea View Ridgeを含む5つの畑より。
プラム、熟したフランボワーゼの香り。甘さもあり。
これ単体で飲んでもおいしく飲める。
http://www.flowerswinery.com/wines/2003-ag-pn.php

◆フラワーズ PN フランシス・トンプソン 2003
畑の土壌は石だらけらしい。急斜面にあるとも。
チェリーの可憐な香り。酸が強く、余韻が長い。
これは料理と楽しむワイン。ブルゴーニュ系です。
http://www.flowerswinery.com/wines/2003-ft-pn.php

◆ハンドレッド・エイカー CS カイリー・モーガン 2003
若手醸造家、フランス人のフィリップ・メルカが造り手。
黒い色、プラム、ブラックベリー、スパイス、カシス、ココア。
強いアルコール、凝縮感、口当たりは甘さを感じる。
バランス感も秀逸で、誰が飲んでもおいしいでしょう。

◆キスラー PN キュヴェ・キャサリーン 2002
チェリー、フランボワーズ、酸もストレート。
旨味成分を抽出してぎゅっと詰めたよう。抑制美。

《料理》

■ナパスタイルのアボカドワカモーレのカナッペ
マンゴー、リンゴのすりおろし、きゅうり(たたき)にて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%AB%E3%83%A2%E3%83%AC

■麦豚のカンパーニュ
くるみ添えカンパーニュに自家製ドレッシングとにがしぶ野菜。
トレビス、フリゼール、チコリ、ラディッキオに塩こしょう、
シャンパンビネガー、オレンジ、クランベリー、ブラックベリー、
レーズン、白ワインのドレッシングだったかと。

20060623 chicken.JPG
■南高梅、生ハム巻きローストチキン
南高梅、玉ねぎ(白ワイン漬け)をチキンではさんで。
生ハム巻きだが脂ののったベーコンの方がよかったか?
インゲン豆、レモン風味バターを添えて。

20060623 pasta.JPG
■ブルーチーズとナッツの冷たいパスタ
ブルーチーズとセルバチコのカッペリーニ、野生ルッコラ。

20060623 tapioca.JPG
■レモングラスの香りがする、ライチとココナッツミルクのタピオカプリン

他にも、ピーカンナッツとヘーゼルナッツのクラッカー、
大麦粉のパン、ローズマリーのフォッカッチャなどなど。

June 23, 2006

2006/6/22

20060622 CLOS DU CHATEAU CH DE MEURSAULT 2002.JPG
◇クロ・デュ・シャトー 2002 シャトー・ド・ムルソー
シャトー・ド・ムルソーのACブルゴーニュ白。
どでかボトルでコルクも長い。お金かけ過ぎ。
緑がかった黄色で、粘性は弱め。淡白な印象。
洋梨、レモン、白い花の香りで、一口はなかなかよい。
ただ、VTにしては味わいに薄く、多分に表層的。
やはりブルゴーニュ・ブランなのねと思い知った次第。

June 21, 2006

2006/6/20

20060620 POUILLY FUISSE VV CORDIER 2000.JPG
◇プイィ・フュイッセ VV 2000 ドメーヌ・コルディエ
現当主クリストフ・コルディエが造る樹齢60年のVV。
しっかりした黄色に、ミネラル、ハチミツ、メロンの香り。
濃厚で甘さを感じるほどの味わいで、粘性も高い。
最近飲んだリケールの同銘柄とはミネラル感が違う。
2,000円台で入手したが、現VTは4,000円近いのね。
嗚呼。

June 19, 2006

2006/6/18

20060618 POUILLY FUISSE RIJCKERT 2001.JPG
◇プイィ・フュイッセ VV 2001 ジャン・リケール
CP高いご贔屓銘柄。エイナン同様、ヴェルジェ出身。
このプイィ・フュイッセは赤キャップのネゴシアン物。
緑の残るイエローに、ミネラル、リンゴ、メロンの香り。
口当たりがよく、時間をおかずとも飲みやすい。
以前飲んだ時よりも落ち着いた印象。熟成はしないかな。

June 18, 2006

2006/6/17

20060617 SANFORD SRH PN 2001.JPG
◆サンフォード PN サンタ・リタ・ヒルズ 2001
5月に修善寺でも飲んだサンフォードのピノ。
この年はまだリチャード・サンフォードが造っているはず。
熟したチェリー、赤系ベリーの果実味が主体。
熟成感が出ているが、活き活きとしたフルーティーさが身上。
これはブルゴーニュのように出汁系になるのだろうか?

June 13, 2006

2006/6/12-WINE会@NAGAO-

昨年4月にも利用したマンジェ・エ・ボワール・ナガオ。
今回は新旧のワイン講座生とその知人と。

20060612 BACIO DIVINO 2001.JPG
◆バッチオ・ディヴィーノ ナパ 2001
私の持ち込み。ケイマスのクラウス・ジャンセンの作。
セパージュは64%CS、22%サンジョベーゼ、14%プチ・シラー。
それぞれ、Mt. Veeder、Stag's Leap、Calistogaの畑らしい。
濃い赤紫にコーヒー、チョコレート、黒系ベリーの香り。
口当たりは滑らかで甘く、酸もほどほどにある。
この甘さがプチ・シラーなのかな?経験不足で不明。
http://www.baciodivino.com/index.html

《料理編》

20060612 starters.JPG
前菜盛り合わせ。メジナ、ほたて、稚鮎など。

20060612 asparagus.JPG
白アスパラガスは甘い。北海道産。
個人的には土筆、じゃなかった、野生のアスパラが好み。

20060612 lamb.JPG
多摩川BBQでも食した子羊。これもうまい。

20060612 takikomi.JPG
定番の鯛の炊き込みご飯。ごっつぁんです。

June 12, 2006

2006/6/11

20060611 SAUVIGNON DOM DES GRIOTTES 2004.JPG
◇ソーヴィニョン・ブラン ドメーヌ・デ・グリオット 2004
ロワール地方アンジュー地区の造り手パトリック・デプラ氏。
ヴァン・ド・ターブルだが、ビオデナミのせいか味わいはしっかり。
少し陰影のある黄色。グラスの横には微発泡。
グレープフルーツ、雨上がりの草木の香り。
青っぽさは残るも、優しい味わいがバランス感醸成。

June 11, 2006

2006/6/10-WINE会BBQ二次会-

多摩川べりでのBBQの後はワイン講座生宅で二次会。
大大プロジェクターで『Sideways』とFIFAワールドカップを
鑑賞しながらワインを飲みまくり。

20060610 BELLENDA PROSECCO.JPG
◇ベッレンダ プロセッコ スプマンテ ブリュット 2004
プロセッコ100%。シャルマ製法で造られるスプマンテ。
溌剌とした泡、華やかな香りが喉の渇きを潤してくれる。

20060610 CHAMBOLLE MUSIGNY AMOUREUSES GROFFIER 1995.JPG
◆シャンボール・ミュジニー 1級レ・ザムルーズ 1995 ロベール・グロフィエ
『神の雫』でもお馴染みの「恋人たち」という名の1級畑。
ラズベリーの奥にあるなめし革の香りが秀逸。
熟成途中なのか、出汁系の香りはあまりしない。
酸とタンニンのバランスもよく、造りのよさが窺える。

20060610 BONNE MARES DOM NEWMAN 1995.JPG
◆ボンヌ・マール 1995 ドメーヌ・ニューマン
シャンボール・ミュジニー村の特級畑。
上記とは同村、同VTの異畑、異造り手の比較試飲。
果実味もあるが、土やなめし革の香りが強め。
ボディーが厚く、凝縮感ある噛み応えあるワイン。
ニューマンはアメリカ人で、ボンヌ・マール購入は1955年。

20060610 GEVREY CHAMBERTIN TERRES BLANCHES PARIZOT 2003.JPG
◆ジュヴレイ・シャンベルタン テール・ブランシュ 2003 シャルロパン・パリゾー
アンリ・ジャイエの愛弟子と言われるシャルロパン。
元々濃い造り手の上に2003年要因で果実味溢るる大柄なワイン。
ポテンシャルだけで今でも飲めるが、熟成可能性は不明。

2006/6/10-WINE会BBQ@多摩川-

昨年の11月に続いてBBQ@多摩川-川崎側。
シェフの手料理をワイン片手に総勢19名で食するという趣向。

シェフが徹夜で仕込んでくれたレンズ豆のサラダ、豚のリエット、
夏野菜のラタトゥーユ、鴨レバーの燻製オリーブ。
BBQメニューは子羊のロースト、パエリアと盛りだくさん。

20060610 WINES1.JPG

(後日、コメントします)
◇ルイ・ロデレール ブリュット NV 2本
◇グリーン・ポイント NV 2本
◇ニコラ・フィアット ブリュット/レセルヴ・パルティキュリエール
◇シャトーメルシャン 甲州きいろ香 2005 2本
◇ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ 2004 造り手不明
◇シャトー・ヴェリス 1999
◆バロナーク 2003 2本
◆アル テルモ・ロドリゲス 2004
◆エル・セッタ テルモ・ロドリゲス 2004
◆ウマニ・ロンキ サン・ロレンツォ・ロッソ・コーネロ 2002
◆ラビットリッジ ジンファンデル 2004
◆ジョセフ・フェルプス CS 1998
◆レ・フォール・ド・ラトゥール 2002

《料理編》

20060610 lentil.JPG
レンズ豆のサラダ?相変わらずレンズ豆がおいしい。

20060610 ratatouille.JPG
豚のリエット、夏野菜のラタトゥ-ユ。

20060610 bread.JPG
パンはPAULにて。

20060610 lamb.JPG
骨付き子羊のロースト。

20060610 paella.JPG
海鮮パエリヤ。豪快。

June 10, 2006

2006/6/9-WINE会@CORTESIA-

会社同僚と定例ワイン会。場所は南青山のコルテージア。
賑やかな通りから少し入って落ち着いた雰囲気。オーナーもご同席。
ワインは持ち込みで、ブラインドで提供。
メルソレイユ、ベルグロス、ケイマスはすべてチャック・ワグナー。
彼は違う品種は違うワイナリーで造っている。

20060609 WINES.JPG

◇マム コルドン・ルージュ NV
 オーナーから差し入れ。ハチミツが芳しいシャンパン。
◇メルソレイユ シャルドネ 2002
 モントレーのサンタ・ルチア・ハイランド産。
 樽香が強く、バター、パイナップル等の厚い味わい。
 カリフォルニア?イタリアのシャルドネ?との意見が。
◆ベルグロス PN クラーク&テレフォン畑 2002
 サンタ・マリア・バレーでチャック・ワグナーが造るピノ。
 チャックの息子、ジョセフがワイン造りに参画。
 プラム、フランボワーズ、チェリーの香り。少しスパイシー。
 これは典型的なカリピノ。見紛う人はいなかった。
◆ケイマス CS 1997
 ボルドータイプ。CS88%、Merlot10%、CF2%。
 ブラックベリー、カシス、コーヒーの香り。
 凝縮感があるシルキーなタンニンがよい。
 これは大陸のワインとの意見もあり。
 http://www.caymus.com//97cabsauv.html
◆グリオットシャンベルタン ドメーヌ・デ・シェゾー 1986
 シェゾーは地主で、ポンソ、ルネ・ルクレール等が造り手。
 ただし、この当時はエモナンが造り手のはず。
 若々しさの残るルビー色に、イチゴ、出汁、紅茶等の芳香。
 滑らかに酸ものびてとてもおいしい。

《料理》

20060609 starters.JPG
カボチャのテリーヌ・バルサミコ、イサキのカルパッチョ・トマト・茗荷、
ささ身のツナソース・ブルスケッタ。

20060609 sardine.JPG
いわし、しゃがいも、トマトの重ね焼き。

20060609 asparagus.JPG
旭川のアスパラ、野菜のトマト煮込みソースのパスタ。

20060609 risotto.JPG
牛の挽肉、トレビス、ゴルゴンゾーラのリゾット。

20060609 beef.JPG
馬の肩(?)肉、ゴーヤ。

20060609 dessert.JPG
バニラのジェラート、ティラミス、グレープフルーツのグラニテ。

June 05, 2006

2006/6/4

20060604 CH MERCIAN KOSHU KIIROKA 2005.JPG
◇シャトーメルシャン 甲州きいろ香 2005
発売当初の3月10日にも飲んだきいろ香。
薄い黄色に白い花、柑橘系の香り。印象は変わらず。
少し葡萄本来の香りがオモテに出て来たかな?
なお、きいろ香を飲んだのは豆腐に合わせたかったから。
既に7&Iでも手に入る"男前""ジョニー"。
男前はそのまま醤油で、ジョニーは柑橘類を加えて。

20060604 tofu.JPG

June 04, 2006

2006/6/3

20060603 COTE DE BEAUNE DOM DE LA COMBE 2002.JPG
◇コート・ド・ボーヌ レ・モンスニエール 2002 ドメーヌ・ド・ラ・コンブ
シャソルネーのフレデリック・コサール監修のドメーヌ。
醸造者はグラメノンの息子、オリヴィエ・リヴィエール。
コート・ド・ボーヌはボーヌ+周辺村のアペラシオン。
綺麗な黄色に、完熟したメロン、白桃の香り。
凝縮感のある濃い果実が特徴的だがバランスはよい。
所謂ビオ臭は感じず、クリーンな果実味が秀逸。
買値(3,000円弱)ではもう手に入らない。残念。

20060603 CH FAUGERES 1999.JPG
◆シャトー・フォジェール 1999
サンテミリオン・グランクリュ。オーナーはコリンヌ・ギセ。
濃いガーネット色。エッジはまだ紫優勢で熟成感見えず。
メルロー主体で鼻をグラスから遠ざけても甘い果実味が漂う。
熟した黒ベリー、プラム、バニラの香り。酸はさほど強くない。
タンニンも甘く溶け込み、非常に飲みやすい。

June 03, 2006

2006/6/2

20060602 MACON PIERRECLOS GUFFENS HEYNEN 2001.JPG
◇マコン ピエールクロ 2001 ギュファン・エイナン
ヴェルジェの造り手、ギュファン・エイナンのドメーヌ物。
やや緑がかった黄色で、とにかくミネラル優勢。
果実味もあり、メロン、パッションフルーツ、レモンの香り。
酸が締まるというわけではないが、バランスは悪くない。
ややとろみのあるストレートなジュースといった後味かな。

June 02, 2006

2006/6/1-慰労会@会社-

20060601 WINES.JPG

仕事の節目で会社の大会議室を使って慰労会。
安くあげるため、自宅からワイン6本を拠出。
中ではファルネーゼの果実味が秀逸。おいしいです。

◇サングレ・デ・トロ ミゲール・トーレス 2005
◆シャトー・ボーモン 1999
◆シャトー・ラ・フルール・サン・ジョルジュ 1999
◆モンテプルチアーノ・ダブルッツオ ファルネーゼ 2004
◆イゲルエラ ボデガス・ティントラルバ 2004