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August 31, 2006

2006/8/29-WINE会@NAGAO-

前週に続いてマンジェ・エ・ボワール ナガオへ。
食事会なのでワインは1本のみ持ち込み。

20060829 MELVILLE PN 2003.JPG
◆メルヴィル エステート PN 2003
これは定番のサンタバーバラのピノ・ノワール。
ラズベリー、チェリーの香り。
そう言えばワイナリー訪問は昨夏だったなあ。。。

食事はコース料理3,500円を5人分とってシェア。

20060829 starters.JPG
しめさばのマリネ(茗荷、幸水)、ホタテのスモーク、
イチジクと生ハム、ブリードモー、ピクルス。
茗荷と幸水の取り合わせが季節感が出て良い。

20060829 fois gras.JPG
フォアグラ。

20060829 sea urchin.JPG
ウニのガスパッチョ。ひゃっとした食感が涼。
ウニの臭みもなく、個人的にはイチ押し。

20060829 fish.JPG
鹿児島産エボダイの香草焼。

20060829 pork.JPG
南昌豚のポワレ。あと一品は写真失念。

20060829 gohan.JPG
鮎の炊き込みご飯。これはいくらでも入る。

August 28, 2006

2006/8/27

20060827 MACON VILLAGES BONGRAN 2002.JPG
◇マコン・ヴィラージュ キュヴェ・トラディション 2002 ドメーヌ・ボングラン
7月にも飲んで感心したジャン・テヴネのマコン。
変わらぬミネラル、洋梨、リンゴの香り。トロトロ感。
時間の経過による変化を感じない。ここが限界か。
それでも舌が味を覚えてる。残り3本。楽しみである。

August 27, 2006

2006/8/26

20060826 MEURSAULT LORMEAU ALAIN COCHE 2000.JPG
◇ムルソー ロルモー 2000 アラン・コシュ・ビズアール
コシュ・デュリの従兄弟。でも、腕も確か。
村名格を何回か飲みましたが、CP高いです。
緑を帯びた黄色。メロン、白桃、リンゴ、ハチミツの香り。
特筆すべきはナッティーな余韻の長さ。舌と唇で感じられます。
ファビアン・ビズアールは凄いっ!

August 26, 2006

2006/8/25-WINE会@NAGAO-

定例ワイン会。マンジェ・エ・ボワール ナガオ@銀座で。
ワインは泡2本、白1本(知人供出)、赤2本を6名にて。

20060825 wines.JPG

☆ルネ・ジョフロワ プルミエクリュ キュミエール キュヴェ・ドゥ・プレスティージュNV
93%のプルミエクリュ、キュミエール村の老舗RM。
泡がやや大振りで旺盛。ハチミツ、メロン、リンゴの香り。
ジョフロワの造るシャンパン毎に性格があり、
The gentleness and the elegance of the Cuvée Prestige
for the intimacy of an evening for two.だそうです(HPより)。
http://www.champagne-geoffroy.com/cadre.asp?Lang=EN

☆エグリ・ウーリエ ブリュット・グランクリュ 1996
アンボネイ中心にブジィとヴェルズネイのグランクリュより。
40年以上の古木、8年間の長期熟成、ドサージュ僅少。
最初の泡は勢いあるも持続力なし。澱抜き2004/7で状態?。
おいしいけど、先日飲んだ同時期購入ボトルの方がよかったか。
ハチミツ、洋梨、熟したフルーツ、モカ、トースト香。
複雑さは樽使用の影響か(ドミニク・ローランと親交あり)。

◇コリソン ゲヴェルツトラミネール コラゾン 2001
ブラインド。花の香りとミネラルから加州リースリングかと。
正解はキャシー・コリソンが最近造り始めた白。
http://www.corison.com/wines.html

◆シャサーニュ・モンラッシェ 1990 メゾン・ルロワ
今年1月に同銘柄同VTをMyPと試飲。
http://ns.concordia.to/wine/archives/2006/01/2006125winevilla_due.html
ルビー色、エッジはレンガだが、全体色調はまだ若く。
赤ベリー、チェリーの香り。果実の身を噛むような口当たり。
可憐な姿ながら芯の強さあり。さらに熟成した姿を見たい。

◆シャトー・セントジーン サンクセパージュ 1998
加州ソノマに1973年設立のワイナリー。
https://www.chateaustjean.com/stjean/home.jsp
この銘柄は葡萄5品種(CS、Merlot、CF、PV、Malbec)の混醸。
濃いガーネット色、エッジに少し透明感。
プラム、ドライフィグ、チョコレートの香り。スパイシー。
必ずしも良作年ではないが、バランスもよく味わいも良好。


写真撮影に失敗し、食べ物はあまり鮮明に写らず。

20060825 starters.JPG
前菜。イナダ(ハマチ)のカルパッチョ、
スモーク穴子とマンゴ、サバ、生ハムとイチジク。

20060825 foisgras.JPG
パテ、フォアグラのソテー。

20060825 gohan.JPG
いつもは鯛だが季節柄。鮎の炊き込みご飯。

August 24, 2006

2006/8/23

20060823 CHABLIS VAILLONS VERGET 2001.JPG
◇シャブリ 1級ヴァイヨン 2001 ヴェルジェ
今年6月に飲んだヴェルジェのヴァイヨンVT違い。
http://ns.concordia.to/wine/archives/2006/06/2006625.html
ヴァイヨンの2区画の古樹から収穫。オーク樽で発酵。
濃い目の黄色に、ミネラル、ハチミツ、パイナップルの香り。
既に熟成が進み、酸というよりも豊かな果実味が特徴的。
余韻も長く、甘いフルーツの味わいが長く続く。おいしい。

August 22, 2006

2006/8/21

20060821 FARNESE MONTEPULCIANO DABRUZZO 2003.JPG
◆ファルネーゼ モンテプルチアーノ・ダブルッツオ 2003
MyP推奨ワイン。共同購入のオファーを受けて過去VTを試飲。
赤紫色に赤ベリー、カシス、チェリーのクラフティの香り。
熟した果実の味わいで、酸もそこそこ感じられる。
1,000円未満とは思えないCPの高さ。BBQに好適。
モンテプルチアーノ・ダブルッツオDOC。モンテプルチアーノ種100%。

August 19, 2006

2006/8/18

20060818 WEHLENER SONNENUHR RIESLING SPAETLESE WILLI SCHAEFER 2003.JPG
◇ヴィリ・シェーファー ヴェーレナー・ゾンネンウーア リースリング シュペートレーゼ 2003
モーゼルの小ワイナリー。パーカー氏からも高評価。
弱発泡の黄色で、ミネラル、化石、フルーツの香り。
もちろん甘いが、果実の自然な糖分という感じ。
同じリースリングでも、南半球とは明らかに異なる。
なお、最近飲んでいる白は某店の50%OFFで入手。
この銘柄は1,000円台半ば。全くのお買い得。

August 14, 2006

2006/8/13

20060813 MARTINBOROUGH SB 2004.JPG
◇マーティンボロー SB 2004
NZマーティンボローに1980年設立のワイナリー。
緑がかった黄色に、グレープフルーツ、草木の香り。
味わいはすっきりというよりもフルーティー。甘さも感じる。
夏の暑い日よりも、残暑がやわらいだ頃に飲みたい。
なお、こちらは2004年からスクリューキャップ採用。

August 13, 2006

2006/8/12

20060812 KO ROSE THIERRY PUZELAT 2005.JPG
◆キュヴェ K.O. ロゼ VdT 2005 ティエリー・ピュズラ
暑い夏の昼にはロゼ!。で、自然派ピュズラの造るVdP。
Bisty'sでの「ヴァンクール」試飲会で仕入れたもの。
甘い中に大根、根菜の香りや苦味。癒し系でおいしい。
ピノ・ドニスとグロローの混醸。道理で馴染みのない味わい。

20060812 RIESLING POLISH HILL GROSSET 2001.JPG
◇グロセット リースリング ポーリッシュヒル 2001
豪州リースリングのトップ3のひとつ。スクリューキャップ。
クレア・ヴァレー産、スレート層で痩せた土壌にて栽培。
酸とミネラル、花、リンゴの香りに、しっかりペトロール香。
味わいに切れがあり、また重層的な果実味も感じる。

August 12, 2006

2006/8/11-WINE会CWT@C'ZON

5回目参加となるCalifornia Wine Trading主催のワイン会。
今回は有名どころのカリカベにシラーもあって享楽的。

20060811 WINES.JPG

☆ケンウッド スパークリング ユルパ NV
ハチミツ、リンゴの溌剌系スパークリング。

◇アロウホ SB アイズル 2005
ナパ旅行時にフレンチ・ランドリーで飲んだアロウホSB。
最初にロースト香、後にパッションフルーツ、メロン。
草木っぽさをあまり感じない、フルーティーなSB。
64%はSauvignon Musque、33%SB、3%ヴィオニエ。
Sauvignon MusqueはSBのクローンで、ラベル表示ではSB。
http://www.araujoestate.com/content/pages/products.html

◇オベール CH リッチー 2004
コルギンの元ワインメーカー、マーク・オベールのワイン。
リッチー畑は樹齢30年。Rameyも使っている。
白く濁った黄色(ノンフィルター?)、メロン、ヘーゼルナッツの香り。
ハチミツやトロピカルフルーツの香りも感じられ、かなり複雑。
ボディーはあるが、すっきり飲める。PP94-96。

◆オーヴァーチュア NV
オーパス・ワンのセカンド。ワイナリーでしか入手不可。
ガーネット色にチョコレート、スパイス、カシスの香り。
酸も感じられるが、オーパスと比べると明らかに甘い。

◆オーパス・ワン 2002
言わずと知れたムートンとモンダヴィのコラボワイン。
このVTはCS86%、Merlot6%、Malbec3%、CF3%、PV2%。
ガーネット色で、ブラックベリー、カシス、ハーブの香り。
まだ酸も立ち気味だが、バランスよくタンニンも滑らか。
http://www.opusonewinery.com/

◆コングスガード シラー 2002
シャルドネで有名なジョン・コングスガードのシラー。
カーネロスのLee Hudsonが持つ火山灰質の畑から。
ほとんど黒色で、ブラックベリー、プラム、インクの香り。
レーズンのような甘やかさ、チョコレートのニュアンス。
ボディは厚いが、飲みやすい(でも、量は飲めなさそう)。

◆アロウホ シラー アイズル 1999
94%はシラー、6%ヴィオニエ。
熟成感が出ていて、エッジがブラウン系。
こちらは赤ベリー系のニュアンスで、プラム、ロースト香も。
甘さは感じず、より上品な落ち着いた味わい。

20060811 WINES2.JPG
左からオーパス・ワン、コングスガード、アロウホ。

《料理》

20060811 soup.JPG
■メロンの冷製スープ
二層構造で、夕張メロンとハニーデューのピューレ。
上層部にはハニーデューと唐辛子、シラントロー。スパークリングと。
下層部には夕張と玉ねぎのアシ。アロウホSBと合わせて。

20060811 salmon.JPG
■冷やしサーモンのサラダ
トマトのドレッシングにフィッシュストックを4時間冷蔵。
NZ産サーモンに、赤ワインヴィネガー、きゅうり、赤玉ねぎ。

20060811 sparerib.JPG
■カカオで煮込んだ豚のスペアリブ
カカオで8時間煮込み、スパイス、パプリカを加えて。
■ニンニク風味のポレンタ
下に敷いているのがポレンタ。3種類のマッシュルーム、
キャラメルオニオン、クリームチーズ、サワークリーム。

20060811 dessert.JPG
■ケッパーとオリーブが入ったスイートケーキ
チョコレートと唐辛子のケーキはアロウホに合わせて。

August 06, 2006

2006/8/6

20060806 MEURSAULT THIERRY MATROT 2000.JPG
◇ムルソー 2000 ティエリー・マトロ
1983年よりジョセフ・マトロの孫ティエリーが運営。
最初は香りが飛ばず、ミネラル分だけの「?」なワイン。
温度が上がるに従い、白桃や柑橘系の香りが。
果実の厚みを感じない平板なムルソー。ちょっと△。

August 02, 2006

2006/8/2

20060802 MACCHIOLE ROSSO 1999.JPG
◆マッキオーレ ロッソ レ・マッキオーレ 1999
トスカーナのIGT。サンジョベーゼ95%、CS5%。
Paleo使用樽で1年熟成、さらに1年瓶熟成。
ガーネット色で黒ベリー系、カシス、なめし革の香り。
果実味が前面にたつも、味わいはやや平坦。
持続力もなく、PP90点という印象はないわね。