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February 26, 2007

2007/2/25

20070225 ARNAUD DE CHEURLIN NV.JPG
☆アルノー・ド・シューラン ブリュット レゼルヴ NV
コート・デ・バー地区セル・シュル・ウルスのRM。
オーナーはアイゼントリガー夫妻で自社畑は6.5ha。
http://www.kinoshita-intl.co.jp/wine_france/arnaud.html
PN75%、CH25%。PNが多いぶんボディがある印象。
泡は細かいが持続性がやや弱いか。
煮詰めたリンゴ、ハチミツ、ブリオッシュの香り。
口当たりは美味いが、泡の勢いや酸の強さを感じない。
すっきりしたシャンパンではなく、新世界好き向き。
購入価格3,180円(2007/2)。

February 25, 2007

2007/2/24

20070224 CHABLIS VV JEAN COLLET 2001.JPG
◇シャブリ VV 2001 ジャン・コレ
2006/9にも飲んだ銘柄。樹齢65年以上のVV。
http://ns.concordia.to/wine/archives/2006/09/2006918.html
相変わらず濃い黄色に、洋梨、リンゴ、ミネラルの香り。
以前よりもミネラルが後退し、果実味が前に立つように。
酸の弱さは同様で、おそらく今が飲み頃でしょう。
購入価格1,620円(2004/1)。

20070224 THE EYRIE VNYD PN 2002.JPG
◆ジ・アイリー ヴィンヤード エステート PN 2002
先日行った和食&ワインの店で飲んで気に入った銘柄。
1966年設立。オレゴンの草分け的なワイナリー。
国際的なコンペティションでも賞を得ているらしく、
ラベル裏には1979年パリ、1980年ボーヌの文字。
意外に薄い色合い。香りも上品な花やチェリーの香り。
酸が強めだが、こなれてくるとバランスよく飲みやすい。
カリピノとは一線を画す味わい。因みに瓶底はフラット。
購入価格3,124円(2007/2)。

February 23, 2007

2007/2/22

20070222 MUMM CORDON ROUGE NV.JPG
☆シャンパン マム ブリュット コルドン・ルージュ NV
F1や映画「カサブランカ」で有名なシャンパン。
コルドン・ルージュは聖ルイ騎士団の紅綬。
セパージュはPN、PM、CHだが、出来によって変わる。
最初は泡の勢い旺盛。徐々に落ち着き細かに。
洋梨、ハチミツの香りで、口当たりにやや甘さ(辛口だけど)。
平均的によく出来ていてバランスがとれているという印象。
NMの中ではこれが私のお気に入り(RMならJ.ラサール)。
購入価格3,480円(2006/12)。

February 19, 2007

2007/2/18

20070218 CHABLIS ROSSETTA ALICE 2002.JPG
◇シャブリ ロゼット 2002 アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール
前回はブショネだった銘柄。自然派としてとりあげられる造り手。
ミネラルも感じるが、ハチミツ、完熟リンゴの香りが優勢。
味わいに独特のトロ味感があり、飲んで素直に美味しい。
ビオ臭と言われれば・・・だが、ピュアな果実が心地よい。
購入価格2,900円(2004/4)。

February 18, 2007

2007/2/17

20070217 GAZUR TELMO RODRIGUEZ 2003.JPG
◆ガズール リベラ・デル・デュエロ テルモ・ロドリゲス 2003
スペインワイン界の異端児の造るティント・フィノ(テンプラニーニョ)100%。
ラベルの指紋は「味を保証する」という意味らしく。
濃いガーネット色に、赤系果実、プラム、カシスの香り。
若い割りに酸は中庸で、味わいには甘みを感じる。
タンニンも滑らかで最初からおいしく飲める。持続力は?。
購入価格1,353円(2006/5)。

February 16, 2007

2007/2/15-WINE&CHEESE@MANNER-BO-

ワイン関係知人のご紹介でサロンManner-BOに参加。
この日のお題はアルザス/ロワール/ローヌ/南西のワインと
チーズ&お料理のマリアージュ。

20070215 WINES.jpg

☆Monmousseau Cremant de Loire Cuvee Brut J.M. NV
1886年にアルシド・モンムソーが設立したドメーヌ。
泡立ちは少ないが、柑橘系、青リンゴの香りがフレッシュ。
チーズ(ロビオラ・フィア)とともに。

◇Sevennieres Le Vieux Clos Nicolas Joly 2004
ビオの教祖ニコラ・ジョリーのシュナンブラン100%。
ヴィンテージは若いが褐色を帯び、粘性も強い。
ハチミツ、アプリコットの香り。最初に甘さ、後はドライ。
スモークサーモンと一緒に。

◇Gewurztraminer Hugel 2004
飲んだことのある銘柄。1693年創業のアルザスの大手。
花、ライチ、スパイスの香りでフレッシュ&フルーティー。
これにはアルザスのウォッシュタイプ・チーズHansiを。

◇Condrieu Chapoutier 2002
1808年創業、ローヌの大御所のヴィオニエ100%ワイン。
色調は薄く、白い花、スパイス、パパイヤの香り。
余韻が長く、ほたての海草サラダ添えとマリアージュ。

◆Image du Sud Cote du Rhone Andre Brunel 2005
個人的にCNPで好きな造り手アンドレ・ブリュネル。
グルナッシュとシラーが半々の混醸。
煮詰めた赤ベリー、プラム、カシスの香り。
タンニン少なくすっきり飲める。カボチャの料理と。

◆Cote Rotie Cuvee Normal Rene Rostaing 2002
超人気畑のブロンド、ラ・ランドンヌを所有する造り手。
赤みが強いガーネットに赤ベリー、スパイスの香り。
シラー中心だが酸の強さが印象的。鴨と合わせて。

◆Chateau St.Didier-Parnac Cahor Rigal 2003
リガルは初めて飲む造り手。AOCは南西部のカオール。
マルベック75%、メルロー&タナで25%とのこと。
マルベックはアルゼンチンのそれとは濃さが違うか。
柔らかな印象はメルローっぽいが、タナの特徴は不明。

◇Banyulus Chapoutier 2004
シャプティエが造るルーション地方のVins Doux Naurels甘口。
干し葡萄やドライフルーツの香り。もちろん、デザートとともに。

チーズはワインに合わせて飲むと、表情が変わる。要勉強。

20070215 cheese.JPG

□ROBIOLA FIA
Robiola Di Roccaveranoを無花果の葉で包んだもの。山羊。
□HANSI
MuensterをGewurztraminerのマールで洗ったもの。牛。
□OSSAU-IRATY AOC
セミハードタイプ。ピレネー地方。羊。

February 12, 2007

2007/2/11

20070211 VOLNAY VAUDOISEY MUTIN 1993.JPG
◆ヴォルネ 1993 ベルナール・ヴォードワゼー・ミュタン
あまり情報がない造り手の村名熟成ワイン。
VolnayやPommardが本拠で、畑は6ha、生産本数3万本。
http://perso.orange.fr/vaudoisey.mutin/
色合いは濃いルビー色で、エッジは熟成感あるオレンジ。
還元的な香り(大根?)がするが、徐々に赤ベリー、お茶系の香りに。
酸はしっかりしているが、味わいには際立つ特徴なし。
このままスルスルと飲めるが、値段を考えるといまひとつ。
購入価格4,680円(2006/8)。

February 09, 2007

2007/2/8-WINE会@CORTESIA-

1976年生まれのワイン講座同期生の誕生日を祝う会開催。
講座生友人のほか、MyP主任研究員も遠路はるばる参加。
場所はコルテージア@青山。当日は「街の巨匠」取材も。

20070208 WINES.JPG

20070208 WINE GLASSES.JPG

☆フェラーリ スプマンテ マキシマム・ブリュット NV
お店から講座でお馴染みのフェラーリ・ブリュットを。
と思ったら、マキシマムはシャルドネ100%らしい。
滑らかな泡、洋梨、レモン等の切れのよい香り。
やっぱりシャンパンと遜色が無いと感じる。

◇ル・モンラッシェ 1976 ルモワスネ
持ち込み。Winebid物。ラベルにはバロン・テナールの名。
熟成シャルドネの琥珀色、少しおとなしめの熟成香。
果実味は奥底に潜み、モカ、リキュールの香りが主体。
喉の奥に入ると意外にあっさりだが、舌先では密度が高い。
アフターにはナッツ系の余韻の長い味わいが楽しめる。

◆ロマネ・サン・ヴィヴァン 1976 ロベール・アルヌー
持ち込み。国内流通物。サン・ヴィヴァンは初試飲。
パスカル・ラショー参画前なので、アルヌー翁の作か。
区画はロマネ・コンティの真東との情報あり。
しっかりした褐色で、花、紅茶のような上品な熟成香。
酸、タンニンも滑らかでほんのりしたベリーの果実味。
香りもエレガントでまさに大きな球体の手触り。

◆エシェゾー 1986 ドメーヌ・ビゾー
持ち込み。国内流通物。区画は斜面になるところあたり。
現在はジャン・イヴ・ビゾーがワイン造りを行っているが、
この時期はメタヤージュのはず。よって造り手不明。
赤褐色で、赤ベリー系の果実に梅かつおの香り。
滋味深いピノで本日これが一番好み。美味いの一言。

料理は「街の巨匠」でもある蛸のラグーや鴨肉がおいしく。

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牛肉のカルパッチョ、タコのラグー、
モッツァレラとフレッシュトマトノのカプレーゼ。

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ポルチーニ茸と松の実のパスタ。

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鴨のロースト、ブラッドオレンジソース。

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デザート。

February 08, 2007

2007/2/7-WINE会@C'ZON-

会社同僚歓迎会で加州料理のC'ZON@恵比寿へ。
CWTのワイン会以外では初めての利用。
友人はシャンパン、私は赤と役割を決めて持ち込み。

20070207 WINES.JPG

☆モエ・エ・シャンドン キュヴェ・ドンペリニヨン 1999
友人の持ち込み。ドンペリの最新ヴィンテージ。
ドンペリはモエ社の英国進出100年記念で開始(※)。
CH50%、PN50%が基本らしいが、このVTはどうかな。
まだ泡は荒く、思いのほか暴れている印象。
洋梨の甘酸っぱい果実と柑橘系の香りが渾然一体。
流石に余韻は長く、凝縮感のあるハチミツが続く。
(※)参考:「シャンパンのすべて」山本博先生

◆シャトー カロン・セギュール 2000
2月月間MVPワインとも言うべきハート印のサンテステフ3級。
若いガーネット色で、黒ベリー、カシスの香り。
初めはとにかく堅い印象で、デキャンティングしてもらう。
次第に木や土の香りが出るも、楽しめたのは最後の一杯。
まだ飲まない方がよいね。
購入価格はプリムール3,980円。市場価格は1万円超!。

料理は素材を活かしたナチュラル系。

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サラダ2種。

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牛肉のカルパッチョ。

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ニョッキ。

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ブロッコリーのパスタ、バジル風味。

20070207 canard.JPG
鴨のロースト。

20070207 dessert.JPG
デザート類。

February 05, 2007

2007/2/4

20070204 SAINT VERAN ROGER LASSARAT 2002.JPG
◇サン・ヴェラン キュヴェ・プレステージ 2002 ロジェ・ラサラ
マコンの名手ラサラ。樹齢55~60年の葡萄からのキュヴェ。
やや緑がかった黄色に、ミネラル、リンゴ、柑橘系の香り。
ピュアな果実味に、とろ~りと凝縮感のある口あたり。
葡萄の力と造り手の力量を感じさせるワイン。
但し、以前飲んだレ・クラ畑ほどのインパクトなし。
http://ns.concordia.to/wine/archives/2006/03/2006312.html
購入価格2,460円(2006/10)。

February 04, 2007

2007/2/3

20070203 BEAUNE CENT VIGNES JESSIAUME 1996.JPG
◆ボーヌ 1級サン・ヴィーニュ 1996 ドメーヌ・ジェシオーム
メルシャンの社内即売会で仕入れたワイン。
1850年にサントネ村設立。マルクとパスカル兄弟によって運営。
http://www.domaine-jessiaume.com/pages-uk/domaine.html
濃いめのルビー色で、熟した黒ベリー、カシスの香り。
10年経った熟成感はなく、ピュアな果実味が優勢。
ノンフィルターなのか濁りはあるが、旨味も保持している。
派手さはないが、これまたコスパの高いワイン。
購入価格2,667円(2006/12)。

February 03, 2007

2007/2/2

20070202 HAUTES COTES DE NUITS DAVID DUBAND 1997.JPG
◇ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ 1997 ダヴィッド・デュバン
1990年に19歳でドメーヌを引き継いだ若い造り手。
リュット・レゾネ農法、一部ビオ導入というで自然派らしい。
綺麗な黄色に、レモン、リンゴ、ミネラルの香り。
ラベルにはFut Neufとあるが、樽香は前面には出ない。
ミネラル優勢ではあるが果実味もありバランス良好。
10年経過したとは思えない果実の若さがある。好感。
購入価格1,872円(2006/12)。某店福袋。

February 02, 2007

2007/2/1 -WINE会@MUSHROOM-

歓迎会によりワイン持ち込みでMUSHROOM@恵比寿へ。
フレンチのお店できのこ専門店ではない模様。

20070202 MONTRACHET REMOISSENET 1993.JPG
◇ル・モンラッシェ 1993 ルモワスネ
そろそろ熟成感もあるかと秘蔵のブル白特級を。
1993年は「白には平凡なVT」byジャッキ・リゴー。
少し暗めの黄金色。スワリングすると綺麗な渦巻。
ハチミツ、煮詰めた果実、きのこの香り。後にヘーゼルナッツ。
複雑な味わいで唇にいつまでも残る凝縮感がよい。
少し熟成が進んでいる印象だが、状態は悪くない。

20070202 mushroom.JPG
ほっき貝とヒラ茸、グラタン風。

20070202 shrimp.JPG
オマール海老の天火焼き。

20070202 cheese.JPG
チーズプレート。おいしそ。

20070202 mushcookie.JPG
クッキーもきのこ。