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July 31, 2007

2007/7/30

20070730 BOURGONE ROUGE RENOMMEE REMOISSNET 1996.JPG
◆ブルゴーニュ ルージュ ルノメ 1996 ルモワスネ
いつもほっこりしたい時に手が伸びるルモワスネ。
5月に飲んだ1996年
赤系果実、特にラズベリー、チェリーが薫るのは以前同様。
今回は酸が落ち着き、タンニンもこなれた感じでバランスよし。
小梅、出汁に加えて、なめし革、土のニュアンスも感じる。
→2日目以降はやや落ちるが、全体のバランスよし。及第点。
購入価格2,480円(2006/2)。

July 30, 2007

2007/7/29

20070729 KIZAN SPARKLING TRADITIONAL BRUT NV.JPG
☆機山 スパークリング トラディショナル・ブリュット NV
暑い日にはスッキリとしたスパークリングがよい。
甲州種100%による瓶内二次発酵。2006年9月にも試飲
これは大振りで旺盛な泡が特徴的。上品とは言えないか。
レモン、リンゴのスッキリ系の香りも、1年前より熟成感。
色合いが濃くなり、ボディも少し重くなっている気がする。
中心に寄っていくというより、各要素が遊離していく感覚あり。
購入価格2,800円(2006/10)。

July 28, 2007

2007/7/28

20070728 PULIGNY MOTRACHET PAUL PERNOT 2000.JPG
◇ピュリニ・モンラッシェ 2000 ポール・ペルノ
個人的に贔屓にしているピュリニ・モンラッシェの造り手。
2000年白は現地フランスでの評判が高かったのを思い出す。
かなり熟成が進んだ藁色で、熟れた洋梨、リンゴの香り。
ミネラルよりも熟した果実味が前に出てくるところが意外。
数年寝かせてブーケを楽しむか、2年前にメリハリを楽しむか。
購入価格3,980円(2002/9)。

July 27, 2007

2007/7/21-7/26 Melbourne&HK出張《ワイン編》

海外出張の楽しみは空港ラウンジでのテイスティングタイム。
秀逸なのはカンタス航空のメルボルン。ワインの質量とも違う。

【成田】
20070721 WINE LOUNGE NARITA 1.JPG
◇Chablis 2005 Louis Jadot
定番ルイ・ジャド。一部ステンレスだからかドライな印象。
エチケットには"Cellier de la Sabliere"の文字。
http://www.nlwine.com/wine/detail.php3?seqno=10

◆Ch. Haut-Canteloup 2002
20070721 WINE LOUNGE NARITA 2.JPG
メドック、クリュ・ブルジョワのワイン。あまり印象なし。
ブルジョワ級は1932年に格付け制定。使用禁止との話も。
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20070719gr01.htm

【メルボルン】
20070724 WINE LOUNGE MELBOURNE 1.JPG
☆Domaine Chandon Brut NV
モエ・シャンドンが豪州で造るスパークリング。日本ではGreen Point。

20070724 WINE LOUNGE MELBOURNE 2.JPG
◇Dorrien Estate The Growers CH 2006
Barossa Valleyのワイン。豪州らしいシャルドネ。
http://dorrienestate.com.au/

20070724 WINE LOUNGE MELBOURNE 3.JPG
◆David Owen The Advocate Red 2005
Langhorne Creekのワイン。元Bleasdale winesのDirector。

20070724 WINE LOUNGE MELBOURNE 4.JPG
◆Dorrien Estate The Growers Shiraz 2004
CHと同じワイナリー。明るく軽いシラーズ。

【香港】
20070726 WINE LOUNGE HK 1.JPG
◇Richfield Estate Semillon 2002
セミヨン単独?特徴のないワイン。2002年をいま出すか?
http://www.richfieldvineyard.com.au/

2007/7/21-7/26 Melbourne&HK出張《お土産編》

【メルボルン】
20070724 OLIVE OIL AU.JPG
■Yarra Valley Extra Virgin Olive Oil
空港土産物屋で買ったオリーブオイル。
ワイナリーで造っていることもあるが、これがどうかは不明。
すっきりした味わいで、サラダ等にかけて食するのが諒。

【香港】
20070726 CHOCOLATE PENINSULA.JPG
■Chocolate Pralines & Signature Truffles
香港の空港土産物店でゲット。Peninsula Hotel製。

July 15, 2007

2007/7/15

20070714 MEURSAULT CLOS DE LA BARRE COMTES LAFON 1993.JPG
◇ムルソー クロ・ド・ラ・バール 1993 コント・ラフォン
http://www.comtes-lafon.fr/indexEng.htm
ムルソー村の名手ラフォンの2.1haのモノポール畑。
上部0.5haは2004年に植替え。0.8haは50年、残りは25-30年の樹齢。
昨日飲んだ際に熱劣化と判断して持ち帰ったもの。
空けてみると酸化のニュアンスの中にも甘い香り。
シェリー化してないし、飲めなくはないなと暫し楽しむ。
昨日よりもいいですよ。これ。完全ではないのでしょうけど。

2007/7/14-WINE会@CWG-

少人数でワイン持ち寄り会@California Wine Garden。
オーパスワンを持参いただけるということで、返礼の白を持ち込み。

20070714 WINES.JPG

◇ムルソー クロ・ド・ラ・バール 1993 コント・ラフォン
Winebid仕入れ。値段は$90(他に手数料、保険料、運送料要)。
最初の香りは白桃、ハチミツで熟成感のあるいい香り。
期待して飲むと・・・酸化が進んだのか余韻が伸びず。
ソムリエにも試飲してもらい、とりあえず代打を出すことに。
→これは自宅に持ち帰り、翌日再研究

◇コルトン・シャルルマーニュ 1995 ベルトラン・アンブロワーズ
代打用に準備していたもの。これもWinebidで$55。
赤が有名な造り手で保有する当畑は0.2ha、2~3樽との由。
硬質なミネラルと酸、白い花、リンゴの香り。アフターはナッツ。
静謐な印象だが初夏のディナーには持って来い。

◆オーパスワン 1995
主役の持ち込み。ワイナリーで購入したものとのこと。
ガーネット色でエッジには熟成感が見えずまだまだ若い。
黒ベリー、カシス、スパイス、ユーカリの香り。
シルキーなタンニンが滑らかに伸びて美味。
オーパスワンのCPは・・・とも言われるが、さすがに美味い。

食事はアラカルト、魚介類中心。

20070714 oyster.JPG
秋田は男鹿のカキ。

20070714 starter.JPG
鯵の揚げ春巻きは旨いね。

20070714 softshell crab.JPG
ソフトシェルクラブのフリッター。ヴェトナム産。

20070714 mussel.JPG
ムール貝。

20070714 sparerib.JPG
スペアリブ。柔らかくておいし。

July 14, 2007

2007/7/13

20070713 EYRIE VINEYARDS PN RESERVE 2000.JPG
◆ジ・アイリー・ヴィンヤーズ PN リザーブ 2000
オレゴン州ウィラメットヴァレーに1966年設立。
葡萄畑のもみの木に鷹が巣(EYE-ree)を作ったことに由来。
http://www.eyrievineyards.com/journal/
1979年パリのピノ比較で第3位、翌年ボーヌで第2位に輝く。
ボーヌでの主催はドルーアンで、これがオレゴン進出の契機。
深いルビー色で、エッジにオレンジあるも全体にはまだ若い。
チェリー、イチゴの赤系果実、スパイス中心でまろやかな香り。
味わいも軽い赤系果実が中心にあり、酸、タンニンは滑らか。
カリピノとは異なる個性で、ブルゴーニュだとシャンボールかな。
購入価格4,743円(2007/2)。

2007/7/12-Clone Ranger@CWG-

クローン別に造られたピノノワールを利き分ける会に参加。
ワイナリーはSaintsbury、畑はCarnerosのBrown Ranch。
クローン/台木別に別ブロックに植えられたワインをブラインドで。

20070712 WINES.JPG

①◇Kistler CH Stone Flat Vineyard 2005
②◆Saintsbury PN Brown Ranch Block D 2005(667&777/3309)
③◆Saintsbury PN Brown Ranch Block C 2005(667&777/1103P)
④◆Saintsbury PN Brown Ranch Block G 2005(Pommard/110R)
⑤◆Saintsbury PN Brown Ranch 2002
括弧内はクローン名/台木。数字はDijonクローン。

①は2005年から新しくリリースされたシャルドネ。
洋梨にナッティーな香り。おいしいが少しフラットな印象。
http://www.kistlerwine.com/wines/wines071.html#stone

②③④の人気投票では②に2票、③に1票、④が3票。
④は赤ベリーの甘い果実と酸のバランスよく個人的好み。
②は甘さを感じるも、酸がやや強めに感じられて今は厳しい。
③はドライで舌にタンニンが残る印象。畑の場所は最も北。

時間経過とともに趣は変わり、特に③は滑らかになって好みに。
味わいの差は土、微小気候、醸造法によるものなのか?
台木による差は意識したことなく不明。影響はないのだろうか。
⑤は上記の他の畑もブレンドされた完成品。バランス良し。

なお、Pinotfile2007.5.7によれば、
Pommard Clone(US Davis 4,5,6)はChateau de Pommard由来。
1940年代にHarold Olmo教授が取り寄せたものらしい。
Dijon667と777の記述は以下のとおり(原文のまま)。
667 (1980): good color, hi-tone aromas, ripe black sweet fruit,
fleshy, firmness, thick but soft tannins.
777 (1981): more consistent than 667;
denser and complex with earthy notes, black fruit, cherry,
cassis, leather, tobacco; almost Cabernet-like.

July 11, 2007

2007/7/10

20070710 AUXEY DURESSES AGNES ET SEBASTIEN PAQUET 2004.JPG
◇オークセイ・デュレス 2004 アニエス・エ・セバスチャン・パケ
『新ブルゴーニュ』と紹介される女性醸造家アニエス・パケ。
リュット・リゾネ。2001年が醸造元年。セバスチャンは夫。
クリアな黄色、シトラス、洋梨の香りにミネラル。
圧倒的な果実味はないが、ピュアさはある。正統派。
スッキリとした透明感の奥に不思議と甘さを感じる。
→う~ん。2日目はガクっと落ちるねぇ。
購入価格3,280円(2007/1)。

July 10, 2007

2007/7/9

20070709 HAUTE CARLES 1999.JPG
◆オー・カルル 1999
ボルドー右岸衛星地区フロンサック、メルロー主体。
ピーター・ヴェザンとミッシェル・ローランのコラボワイン。
濃い(グラス底が見えない)ガーネット色。粘性も強い。
黒ベリー、プラム、カカオの香りに少しスパイス。
酸も感じられるが、何よりタンニンが柔らかい。
時間の経過でますますシルキーに。これは秀逸。
購入価格2,580円(2002/4)。

July 08, 2007

2007/7/8

20070708 HAUTES COTES DE NUITS BLANC MEO CAMUZET 2002.JPG
◇オート・コート・ド・ニュイ クロ・サン・フィリベール 2002 メオ・カミュゼ
アンリ・ジャイエの最後の弟子と言われるカミュゼの白。
クロ・サン・フィリベールはモノポール。ドメーヌ物。
少し熟成の見え始めた黄色に、洋梨、リンゴ、ハチミツの香り。
果実味と酸、ミネラルがほどよく調和して飲みやすい。
少し酸化のニュアンスがあり、ピュリニ村名1ノッチ↓ぐらい。
購入価格2,980円(2007/5)。

July 05, 2007

2007/7/4

20070704 BOURGOGNE CH BERNARD MOREY 2005.JPG
◇ブルゴーニュ ブラン 2005 ベルナール・モレ
定番のシャサーニュ・モンラッシェ村の名人モレのブラン。
緑黄色に、白い花、レモン、パッションフルーツの香り。
果実味中心だが若干の苦味も。果実の凝縮感はある。
ブル白としては出来がいいのはわかるが、それ以上でもない。
飲み頃は早いVTではないかな。推測だけど。
購入価格2,160円(2006/11)。