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December 25, 2007

2007/12/24

20071224 NUITS SAINT GEORGES CLOS DE LARLOT LARLOT 1994.JPG
◆ニュイ・サン・ジョルジュ 1級クロ・ド・ラルロー 1994 ラルロー
Nuits-Saunt-Georges 1er Cru Clos de L'Arlot 1994 L'Arlot
ネゴシアンのジュール・ブラン所有畑をAXAが買い取り。
最近はビオディナミに移行し、自然派ブルゴーニュに。
ルビー色でエッジはオレンジ。13年経過にしては若い。
最初は土、革、続いて赤ベリー、イチゴ、小梅系の香り。
開くと一層赤い果実香が強まる感じ。香り自体は良い。
酸とタンニンが結構強く、ややバランスに欠ける印象。
吹き零れの跡が原因か?あるいはヴィンテージか?
→2日目はこなれた印象でぐっと良くなる。うまい。
購入価格4,500円(2005/10)。

December 23, 2007

2007/12/23

20071223 ABC HILDEGARD 2002.JPG
◇オー・ボン・クリマ ヒルデガード 2002
Au Bon Climat Santa Maria Valley Hildegard 2002
ABCの混醸白。ピノグリ55%、ピノブラン40%、アリゴテ5%。
シャルルマーニュ大帝の妻の名、ヒルデガードに因む。
大帝に白を勧めようと3品種をコルトンの丘に植樹との由来。
濃い黄色に、ハチミツ、洋梨、カリンの香り。ザラメ風の香りも。
苦味が舌に残るが、味わいは比較的スッキリ。後口はナッティー。
アルコール13.5%なのにボディがある。ホタテバターに合うかな。
購入価格3,800円(2007/10)。

2007/12/22

20071222 GUY CHARLEMAGNE BRUT RESERVE NV.JPG
☆ギィ・シャルルマーニュ ブラン・ド・ブラン ブリュット・レゼルヴ NV
Guy Charlemagne Blanc de Blancs Grand Cru Brut Reserve NV
ル・メニル・シュール・オジェ村のレコルタン。1892年創業。
シャルドネ100%、リンゴ、ハチミツ、ブリオッシュの香り。
最初はすっきりと切れのあるタイプだが、時間とともに味わい深く。
グラン・クリュの味わいとしては、もうひとつ複雑さが欲しいところ。
購入価格4,335円(2006/10)。

December 21, 2007

2007/12/19-Amber Ridge WINE会@CWG-

Amber Ridge畑(加州Russian River Valley)のピノを飲み比べる会に参加。
Crushpad Japanのかんちゃんから授けられた0906を抱えて参加。

Amber Ridge畑は30エーカーで植え付けは2000年。オーナーはFrank Darien。
ただ、2007年6月にFar Niente/Nickel&Nickelに売却されたらしい。
クローンはDijon115、667(2ブロック)、777。台木は101-14。

20071219 WINES1.JPG

◇スポッツウッド SB 2006
Spottswoode SB 2006
◇シャトー イガイ・タカハ CH サムライ・ビューティー 2006
Ch.igai Takaha CH Samurai Beauty 2006
◆0906 PN アンバーリッジ 2006
0906 PN Amber Ridge Vineyard 2006
◆デイン PN アメリカン・ビューティー 2006
Dain PN American Beauty 2006
◆デイン PN アンバーリッジ クローン777 2006
Dain PN Amber Ridge Vineyard clone777 2006
◆デイン PN アンバーリッジ クローン115 2006
Dain PN Amber Ridge Vineyard clone115 2006
◆コスタ・ブラウン PN アンバーリッジ 2006
Kosta Browne PN Amber Ridge Vineyard 2006

Samurai Beautyはパーカー氏がSamurai Vineyardとして95点評価。
CWFC会長がDiatomに樽を使用して造ったもの。
リンゴ、洋梨の香りと果実の濃い味で後口にヘーゼルナッツ。
やや沈み込んでいる印象もあるが、落ち着いた上品な味わい。

0906はclone777 100%にてCrushpadで造られたもの。
酸は物足りないが、出汁や小梅系の香りがブルゴーニュっぽい。
じわっと旨味が出てくるタイプ。これは日本人好みでしょう。
20071219 WINES2.JPG

DainのAmerican Beauty 2006は777と115が半々のブレンド。
チェリー、フルーツのコンポート、スパイスの香り。
クローン777と115では、フローラルな777に対し、115は野趣豊か。
ブレンド前の777と115を混ぜて飲んでもAmerican Beautyにならない。
やはりブレンド後の熟成が重要な味の決め手なのか?
777は可憐な印象で一般的に長熟タイプと言われているのが意外。
Kosta Browneは777、667、115の混醸。濃厚で旨味も乗り美味。

下の写真は0906の兄弟ワイン、"Dear Friends" by 島田紳助。
20071219 WINES3.JPG

December 18, 2007

2007/12/16

20071216 FOXEN PN SANTA MARIA VALLEY 2005.JPG
◆フォクスン ピノ・ノワール サンタ・マリア・ヴァレー 2005
Foxen PN Santa Maria Valley 2005
CWFCの8周年記念ワイン会二次会でブラインドしたワイン。
仮に先に飲んでいても判別不能。なんせイタリア品種と言ってた(恥)。
Santa Maria Valleyの4葡萄畑のブレンド(詳細はインポーターサイト参照)。
赤黒いルビーに、赤ベリージャム、プラム、フルーツコンポートの香り。
アルコール13.9%にしては第一印象での甘さが際立つ。
タンニン、酸も緩やかで、ジュースのように飲みやすい。
後口もあくまでフルーティー。自然の恵みを楽しむワインです。
購入価格2,476円(2007/10)。即売会価格。

December 16, 2007

2007/12/14-カリピノ会大忘年会@のみ山-

カリフォルニアピノノワールの会の大忘年会@のみ山に参加。
今回は各自好きなワインを持ち寄り。とはいえ北米に偏ります。

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20071214 WINES2.JPG

☆Pol Roger Brut Reserve NV (Magnum)
英国王室御用達。インポーターのメンバーご持参。

☆Segura Viudas Cava Brut Reserva NV
スペインのカヴァ。マカベオ50%、パレリャーダ35%、チャレッロ15%。
某TV番組でドンペリと間違えられたらしい。ご本人が持参。

◇Crushpad Chardonnay Alder Springs Vineyard Neutral 2006 (Sample)
◇Crushpad Chardonnay Alder Springs Vineyard New Oak 2006 (Sample)
Crushpad Japanの現地特派員かんちゃんが持参。
サンプル品で新樽/中古樽による熟成。ブレンドしながら飲むのが粋。

◇Sea Smoke Chardonnay SRH 2005 (Magnum)
takuyaさんの持ち込み。レアな逸品で入手困難。
洋梨、白桃の濃厚な香りに、凝縮感溢れる味わい。
くどくなく甘すぎず、アフターに残る果実味のバランスよし。
これは美味しいシャルドネですね。状態がよいのもマグナムゆえ?

◇Testarossa Chardonnay Central Coast Castello 2005
「赤毛」という意味のワイナリー名。サンタバーバラとモントレーの葡萄。
香りはトロピカルだが味わいは上品。VT2000年を2004/1試飲済み。

◆Sokol Brosser Pinot Noir Dundee Hills 2004
同姓のミヤパパ持ち寄りのオレゴンピノ。
赤ベリーに土、鉄のニュアンス。飲みたいと思っていた銘柄。ども。

◆Domaine Serene Pinot Noir Evenstad Reserve 2004
こちらもオレゴン。高額・入手困難。貰い物との由。羨ましい。
様々なベリーの香りで複雑な味わい。余韻も長く秀逸。
以前、ワイン講座で先生から推奨を受けた記憶あり。

◆Sea Smoke Pinot Noir SRH Southing 2004
こちらもtakuyaさん持参。濃い果実味とこなれた酸が印象的。

◆Au Bon Climat Pinot Noir Santa Maria Valley Knox Alexander 1998
有名なジム・クレンデネンのABC。息子さんの名前を冠したワイン。
やや甘めながら熟成感ある落ち着いた果実味。滑らかです。

◆Beringer Cabernet Franc Napa Third Century 2001
こちらもバリバリさん。カベルネフランの特徴は未だわからず。

◆Overture Napa NV
◆Napanook Napa 2003
自分で持参したOpus Oneのセカンド。2005年現地にて調達。
NVだがワイナリーでビンテージは2002年と聞いた記憶が。
初口が甘く飲みやすいが、奥への広がりには欠けるかな。
ナベさん持参のNapanook(Dominusセカンド)との飲み比べも楽し。
個人的にはNapanookの抑制された味わいの方が好み。

◆Hendry Zinfandel Block28 Napa 2004
◆Sandler Syrah Connell Vineyard 2005
◆Kistler Pinot Noir Kistler Vineyard 2002
このあたり記憶が怪しく、実はもうよくわかりません。
Kistlerも一杯だけ飲んだと思うのですが。。。

ということで、みなさまよいお年を。


December 10, 2007

2007/12/9

20071209 PAVILLON ROUGE DU CH MARGAUX 1999.JPG
◆パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー 1999
Pavillon Rouge du Ch. Margaux 1999
シャトー・マルゴーのセカンド。飲み頃を知るために抜栓。
ガーネット色でエッジは透明。まだまだ熟成には程遠い。
黒ベリー、ブルーベリー、プラムに、木質系、カカオの香り。
酸、タンニンは徐々にこなれてまろやかだが、意外に平坦。
飲みやすくなっているが、もう2~3年の熟成待ちかな。
→2日目はタンニンが絹のように滑らか。これはいいね。
購入価格4,500円(2001/12)。

December 09, 2007

2007/12/8

20071208 POUILLY FUISSE EN BULAND DANIEL BARAUD 2004.JPG
◇プイィ・フュイッセ VV アンビュラン 2004 ダニエル・エ・マルティン・バロー
Pouilly-Fuisse VV En Buland 2004 Daniel et Martine Barraud
以前に比べると価格が上がってしまったマコンの優良生産者。
http://barraud.daniel.free.fr/en_index.html
畑は北東向き、樹齢70年の古木。流石に味が濃い。
緑は残すも濃い黄色で、洋梨、白桃、ミネラルにローストの香り。
酸も十分あるが、以前に飲んだ同銘柄異VTよりも抑え目。
既に美味しすぎるぐらい。2~3年で飲み切った方がよいか。
購入価格3,780円(2007/9)。

December 06, 2007

2007/12/5-WINE会@della collina-

海外駐在時代にお世話になった人が同僚に。その歓迎会。
場所は恵比寿のイタリアン。持ち込み料2,000円で2本持ち込み。

20071205 WINES2.JPG

◇レ・ファッジェ カステッロ ダルボラ 2000
Le Fagge Castello d'Albola 2000
同僚持ち込み。トスカーナ州。ゾーニンの造る白。
樽香、熟した洋梨やリンゴの香りでしっかりしたボディ。
甘さを感じるのは完熟葡萄から造られた証拠かな。

◆シャンベルタン クロ・ド・ベーゼ プリューレ・ロック 1997
Chambertin Clos de Beze 1997 Prieure Roch
私の持ち込み。DRCの共同経営者でビオワインの造り手。
深みのあるルビー色に複雑系のベリー、キノコ、少し土の香り。
シルキーな口当たりでタンニンも円やか、果実の味わいも残る。
まだまだピークは先で数年は熟成するのでは。美味しい。
この造り手は賛否両論聞くが、このボトルは○。winebid物。

料理も色鮮やかで、かつ美味しい。

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うにのソースのパスタ。これが好きでした。

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ポルチーニ茸のリゾット。これも旨い。

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20071205 dessert.JPG

December 02, 2007

2007/12/1

20071201 BERNARD PERTOIS BDB NV.JPG
☆ベルナール・ペルトワ ブリュット ブラン・ド・ブラン NV
Bernard Pertois Brut Blanc de Blancs NV
1650年よりル・メニル・シュル・オジェ村で葡萄を栽培。
1910年よりRMに転換。グラン・クリュのCH100%。
綺麗な細かい泡立ち。リンゴ、レモン、トーストの香り。
第一印象はサッパリ系。意外なほどストレートで癖なし。
徐々に旨味が出てくるものの、総じて抑制的。
食事を通して楽しめるシャンパン。無個性との言い方も。
購入価格3,680円(2007/11)。

December 01, 2007

2007/11/30-WINE会@アテスエ-

会社同僚&元同僚との定例ワイン会をアテスエにて。
こちらはグラス1つあたり420円で持ち込み可能。
ただし品種毎にグラスは変えたいもの。都合4客使用。

20071130 WINES.JPG

◇サンセール ラ・ヴィーニュ・ブランシュ アンリ・ブルジョワ 2006
Sancerre "La Vigne Blanche" Henri Bourgeois 2006
お店から。ロワール地方で10世代というドメーヌ。
淡い緑黄色で、グレープフルーツ、レモン、ミネラル。
ローストっぽいと感じたが、樽熟成ではないらしい。
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/horoyohi/20060329gr0d.htm

★ヴーヴ・クリコ ポンサルダン ロゼ 1985
Veuve Qliequot Ponsardin Rose 1985
元同僚持ち込み。バルブ・ニコル・ポンサルダン(クリコ未人)で有名。
1772年創業のハウスで、1775年にロゼ造りを開始。
ヴィンテージ・ロゼは通常物+赤ワイン10~15%。
赤みを帯びた琥珀色。細かい泡で年代物にしては旺盛。
甘い人参のデザート、赤ベリーの香り。時間が経つとザラメ。
http://www.veuve-clicquot.co.jp/index.php

◆カレラ マウント・ハーラン ライアン 2004
Calera PN Mt. Harlan Ryan 2004
私の持ち込み。カレラの新しいRyan Vineyard(2002年~)。
1998年と2001年に植樹。葡萄畑管理人のJim Ryanに由来。
深いルビー色に、赤ベリー、プラム、いちじく、土の香り。
甘酸っぱい味わい。奥深くに野性的な香り。余韻は舌先に。
普通のグラスで飲み始めたが途中でブルゴーニュグラスに変更。
http://www.calerawine.com/index.html

◆シュグ メルロー カーネロス ヘリテージ・リザーヴ 2003
Schug Merlot Carneros Heritage Reserve 2003
元同僚持ち込み。ドイツ出身、1980年創業のシュグ。
これはサンジャコモ家のDonnell Ranchの葡萄から。
メルロー主体だが、CS、CFも混醸されているらしい。
ガーネット色で、プラム、ハーブ、チョコレートの香り。
ふくよかな味わいだが甘さはなく、寧ろ抑制された味わい。
http://www.schugwinery.com/index.jsp


料理も上品で美味しい。デザートワゴンも好きなだけ選べる。

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