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January 31, 2009

2009/1/30

20090130 KEEFER RANCH PN RRV 2006.jpg
◆2006 Keefer Ranch PN Russian River Valley
Pinot DaysとPinot on the Riverで試飲したキーファー・ランチ
A.PVin、Failla、Freeman、Kosta-Browne、Loring、Pali、Siduriに葡萄供給。
ネゴシアンに葡萄を売ってたのが生産者元詰めを開始したということ。
薄めのルビー色で赤ベリー、ブルーベリー、プラム、スパイスの香り。
最初は香りが軽いが徐々に芯が出てくるところが特徴。酸もほどほど。
香りの変化につれて味わいも変わり、果物の美味さが滲み出る。
やっぱりこれ美味い。先日飲んだLoringと同畑だが造り方が違う?
購入価格$42.00(2008/11)。

January 29, 2009

2009/1/28

20090128 KORBEL CHAMPAGNE NATURAL RRV 2006.jpg
☆2006 Korbel Champagne? "Natural" Russian River Valley
誕生日なので定番泡物。カリフォルニア・シャンパンのコーベルを抜栓。
オバマ大統領の就任式ランチで供されたものと中身は一緒らしい。
シャンパン?どうも既得権がある模様。詳細不明。情報求む。
濃い目の黄色に旺盛な泡。粘性は高いが果実味はあっさり。
クリスピーで柑橘系の香りが強いが、余韻はさほど感じられず。
コスパはよいと思うがシャンパンとは複雑さが違うよな。やっぱ。
購入価格 $12.59(2009/1)。

January 26, 2009

2009/1/25

20090125 LWC PN KEEFER 2004.jpg
◆2004 Loring Wine Company PN Keefer Ranch Russian River Valley
買い葡萄からワインを醸造、毎年毎畑でラベルが変わるローリング
Keefer RanchにはKeefer夫人Marcyの愛犬Maxwellがお目見え。
ローリングでは2004年から全銘柄スクリューキャップに変えた由。
濃い赤紫色に赤黒ベリー、プラム、スパイスの香り。甘さも漂う。
口当たりにも果実の濃さや甘さが先立つが、味わいにくどさはない。
しばらく置くとぎゅっと凝縮したうま味と複雑な芳香が立ち込める。
いかにもカリピノらしいワインだが多様性のアフターは秀逸です。
しかし、Keefer Ranchってこういう葡萄なんだっけ?やや疑問。
購入価格$25.00(2008/12)。Winebid。

2009/1/24 -WINE会@NYC-④

定例のワイン会。本日のテーマはブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ。
北のニュイに対して南のボーヌということで果実味中心の味わい。

20090124 WINES.jpg
※一部ボトルは撮影時には既になく写せず。

◆1997 Auxey Duresses 1er Cru Les Ecusseaux Robert Ampeau
 アンポーは古酒で有名。ぷるんとした赤系果実、鉄の香り。酸は中庸。
 香りは梅干しの紫蘇との表現も。舌にピリピリ感が残り味わいはあまり。。。
◆2000 Chassagne-Montrachet 1er Cru Clos de la Boudriotte Ramonet
 薄いルビー色にチェリー、赤い花、小梅の香り。可愛らしい香りに反し酸強し。
 白の生産者の造るピノは香りが素晴らしいが体躯は繊細というイメージあり。
◆1993 Clos Vougeot Chopin Groffier (ニュイなのに特別参加)
 1996年に引退したショパン・グロフィエ。アンリ・ジャイエの後継者との由。
 熟れた赤ベリー、梅、革、スーボワの香り。酸残る。凝縮感があり旨い。
◆1993 Monthelie 1er Cru Les Duresses Comtes Lafon
 濃いルビー色で赤ベリーのコンフィ、リキュールの香り。酸はほどほど。
 甘やかさのある赤系果実の味わいでタプナードとナイスマリアージュ。
◆1996 Volnay 1er Cru Clos des Ducs Marquis d'Angerville
 モノポール。若々しく赤い果実味全開。凝縮感が舌にぎゅっと残る感触。
◆1990 Pommard 1er Cru Les Rugiens Michel Gaunoux
 熟成色で赤系果実のコンフィ、カシスの香り。甘さを感じる。滑らか円やか。
◆1990 Santenay 1er Cru Les Gravieres Pousse d'Or
 ジューシーで滑らか。チェリー、濃い目の紅茶の香り。澱が多い。
◆1988 Beaune 1er Cru Clos des Ursules Louis Jadot
 肉付きのよい赤系果実の香り。酸、タンニンは滑らか。余韻はさほど。
◆1998 Savigny les Beaune 1er Cru Les Narbantons Domaine Leroy
 赤い花、革、ナツメグの香り。ビオ的な果実の香り。バランスよし。
 凝縮感があり、鼻から広がる香り。これがルロワ節なんですかね。
◆1998 Volnay 1er Cru Santenots-du-Milieu Domaine Leroy
 チェリーにプラムの香り。ふくよかな果実の裏に静かなトーンの味わい。
 酸を少し強く感じる。唾液を出させる味わいというか。美味いです。
◆1998 Corton Renardes Domaine Leroy
 繊細、静謐なミネラル感あるワイン。酸が強くまだまだ熟成待ちかな。
◆2005 Domaine Serene PN Evenstad Willamette Valley Oregon (差し入れ)
◇1999 Cascade d'Or Sauterne (差し入れ)

南とはいえVolnayには静謐さを感じ、Beaune近辺にはふくよかな果実味を感じる。
あまり好んで飲まないボーヌの赤ですが、コスパは頗るよいですね。

20090124 CHOPIN GROFFIER.jpg
ショパン・グロフィエ。もう出会うことはないかも。

20090124 LEROY CORTON.jpg
ドメーヌルロワのコルトン。ポテンシャル高し。

January 21, 2009

2009/1/20

20090120 MEURSAULT ARNAUD ENTE 2003.jpg
◇2003 Meursault Arnaud Ente
Obama大統領誕生の歴史的な日に祝杯をあげるべく選んだアント。
1992年にドメーヌを譲り受け、1994年から元詰めを開始した由。
綺麗な黄色でまずはリンゴ、洋梨の香り。徐々にトロピカルフルーツ。
当初は後口に焦がした果実の苦味があったが次第に消失。
一貫してハチミツとミネラル感が支配。味わいは意外にあっさり系。
ラベルには通常ボトル3,820本、マグナム14本と記述。少量生産。
購入価格$45.00(2008/11)。Winebid。

January 18, 2009

2009/1/17

20090117 CHASSAGNE MONTRACHET CLOS ST JEAN BLAIN GAGNARD 2002.jpg
◆2002 Chassagne-Montrachet 1er Cru Clos Saint-Jean Blain Gagnard
ブルゴーニュ白の好きな造り手ブラン・ガニャール。同じ畑の2005年を以前試飲済み。
黄金色で熟成色が出ており、リンゴ、アプリコット、ハチミツ、干し芋の香り。
口当たりに甘さや酸を感じるものの、やや酸化のニュアンスも。
アフターも凡庸で果実の美味さや凝縮感はあまり感じられず。
葡萄完熟で造りによるものか、なぜ酸化が進んでしまったのか不明。
誰も買わないので4本まとめて落札。全部同じなら早く飲み切らないと。
購入価格$25.00(2008/11)。Winebid。

January 17, 2009

2009/1/16

20090116 SCHERRER PN RRV 2003.jpg
◆2003 Scherrer PN Russian River Valley
Dehlinger出身のFred Scherrerが率いるシェラー。1991年設立、PNは1999年から。
赤ベリー、チェリーのコンフィ、スパイス。熟成した果実の香り優勢。
甘やかながらストレートな果実の口当たりでコクのある味わい。
RRVにしてもスパイスのキャラクターが強い印象。凝縮感は少ない。
カリピノも5年くらい経ったものが一番美味しく飲めるのかもしれない。
購入価格$31.99(2008/12)。

January 13, 2009

2009/1/12

20090112 HUNTERDON PN SLH 2006.jpg
◆2006 Hunterdon PN Santa Lucia Highlands
NJ州に因んだハンタードン先月飲んだオベロン同様、Michael Mondavi物。
薄い色合いのルビーでチェリー、ラズベリー、やや人工的な香料の香り。
妙に甘ったるい感じがあるも飲み進めると普通。ただし奥行は感じず。
酸、タンニンも中庸で飲みやすいが味わいに芯が感じられないかな。
どうも作為的な印象が拭えず。旨安にしては主張不足、値段相応。
購入価格$13.79(2008/12)。

January 12, 2009

2009/1/10 -WINE会@NYC 新年会-

定例ワイン会でお世話になっている主宰の慰労会兼新年会を開催。
ワインと食事は持ち寄りとのことで、日本酒とブルゴーニュ白を持参。

20090110 WINES1.jpg

□米のささやき 大吟醸 (兵庫)
□白牡丹 大吟醸 (広島)
◇2007 Sancerre Cuvee Buster Louis/Dressner
◆2006 Chassagne-Montrachet 1er Cru Clos-Saint-Jean Michel Niellon
◆2007 Dolcette di Dogliani Luigi Einaudi
◇2005 Puligny-Montrachet Etienne Sauzet
◇1997 Meursault 1er Cru Goutte d'Or Comtes Lafon
◆1999 Chateau Musar

日本酒はフルーティーな「米のささやき」と辛口の「白牡丹」が対照的。
ニーヨンのシャサーニュ・モンラッシェ赤は初体験。チェリー香が愛らしい。
ソゼのピュリニーはリンゴ、白桃、樽からのバニラの香り。ミネラルも上品。
ラフォンはハチミツやトロピカルな果実香。凝縮感がありアフターも伸びる。
ミュザールはレバノンのワイン。CS、カリニャン、サンソー。スパイシー。

20090110 WINES2.jpg

January 09, 2009

2009/1/8

20090108 MIGRATION PN ANDERSON VALLEY 2005.jpg
◆2005 Migration PN Anderson Valley
Duckhornのピノ部門であるGoldeneyeのセカンドラインMigration
まあ、価格的には通常のワイナリーのピノと変わらないわけで。
昔のワイン会で「鳥に関係ない銘柄名?」との質問に「渡り鳥」と。
深めのルビーに赤ベリー、プラム、スパイスの香り。果実味強し。
味わいもそのまま強い果実だが、最後の後口にヒネた土系ニュアンス。
この喉越しの悪さが最後まで好きになれず。飲み干しましたけどね。
上位銘柄のGoldeneyeで再度要確認。なんでかな。原因不明。
購入価格$31.99(2008/11)。

January 07, 2009

2009/1/6

20090106 CHASSEUR CH RRV 2006.jpg
◇2006 Chasseur CH Russian River Valley
ミヤパパお気に入りのシャスール。どんな感じかと試飲してみる。
リンゴ、洋梨、白桃の香りに樽香がほんのり。MLFのニュアンスも。
ミネラル感は強いが酸は中庸。いかにも美味い果実の味わい。
後口にも凝縮感が残り蜜のような感じ。余韻はさほど長くはない。
流石に秀逸な造りです。少しFreeman、Flowersに似ているかな。
Bill Hunterの苗字は登録済で仏語のChasseurとしたそうです。
購入価格$30.49(2008/12)。

January 05, 2009

2009/1/5

20090105 OBUSE BLANC VDP 2008.jpeg
◇2008 Obuse Blanc VDP Sogga Pere et fils
日本滞在中は日本のワインかなということで小布施ワイナリーの白を。
Sogga Pere et filsは自社畑だけでなく他農家畑も使う所謂ネゴシアンワイン。
ミュラートゥルガウ、ケルナー、バッカス、ライヘンシュタイナー、リースリング。
薄めの黄色に微発泡でレモン、シトラス、草木のフレッシュな香りが主体。
甘さを感じる口当たりだが酸や果実のフレッシュネスがあり緩さはない。
「名刺代わりのワイン」ということだが、確かに小布施白悪くないね。
購入価格1,500円(2009/1)。

January 03, 2009

2009/1/3

20090103 FINCA DOFI ALVARO PALACIOS 1999.jpeg
◆1999 Alvaro Palacios Finca Dofi Priorato
2009年最初のワインはスペイン、プリオラートの10年選手。
造り手はプリオラート四人組のひとりアルバロ・パラシオス。
Garnacha50%、Merlot15%、Syrah15%、CS15%、Cariñena5%。
漆黒の外観にプラム、ブルーベリー、チョコレート、タバコの香り。
酸は残るがタンニンはゆっくりと溶け込み口当たりは滑らか。
香りはローヌ系、味わいはボルドー系。もっと時間をかけるべきか。
購入価格3,740円(2006/9)。