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December 30, 2008

2008/12/28 -年末飲み倒し会@のみ山-

年末に一時帰国。カリピノ会仲間と久しぶりに(でもないけど)ワイン会。
ワインは持ち寄り。スーツケースに3本ほど忍ばせてハンドキャリー。

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☆1999 Bollinger La Grande Annee Brut
到着が遅れたため駆け込みで。果実の美味さ。旨いシャンパン。

◇2007 Maboroshi CH Los Carneros
のみ山さんに依頼しBlindで供出。Maboroshi初のシャルドネ。
誰の回答だったか南のシャルドネ?最後はピタリ賞も出た模様。

◇2006 Lucia CH Santa Lucia Highlands
Pisoni畑のシャルドネとして注目。リンゴ、洋梨、ハチミツの香り。
果実の濃さはあるが、味わいは濃厚でもなくバランス感あり。

◆2007 Barda PN Botega Chacra
"32""55"などの古木銘柄があるChacraのノーマルライン。
赤みのあるルビー色にチェリーの可愛らしい味わい。

◆2006 Septima Noche PN Mendoza
ナベさんのアルゼンチン出張土産。陰影の濃いルビー色。
黒ベリー系完熟果実にコーラの香り。酸、タンニンも強い。

◆2001 Ruchottes-Chambertin Dominique Laurent
自分持ち込み其の一。新樽200%の造り手だがこれは上品な仕上がり。
赤ベリー、チェリーの香りに酸とミネラルが特徴的。後口がよく伸びる。
鼻腔に入り込んでくる芳香が心地よく、カリピノ会メンバーにも好評。

◆2006 Rhys PN Alpine Vineyard Santa Cruz Mountains
注目のカリピノ、リース。濃いルビーに赤ベリー、プラム、スパイスの香り。
直線的ながら芳しい香りと酸に支えられた凝縮感ある味わい。

◆2005 Casa Lopostelle Clos Apalta
自分持ち込み其の二。2008年Wine SpectatorのNo.1に輝いたチリワイン。
定価$75のはずだが、No.1発表後、時価$150あたりでオファーが来る。
ガーネットで赤黒ベリー、プラムの香り。口当たりにザラザラ感。ストレート。

◆2004 Favia CF Cerro Sur Napa Valley
自分持ち込み其の三。今年のソノマ旅行で注目銘柄として聞いたFavia。
カベルネフラン(CF88%、CS12%)の青っぽさあるもココアの香りが上品。
タンニンの肌理も細かく、よくできたワイン。おいしいです。

今回も店ごと参加のくるくんさんが料理とのマリアージュを。ご馳走様。

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December 21, 2008

2008/12/20 -WINE会@NYC-③

定例のワイン会。今回のテーマはブルゴーニュの「コート・ド・ニュイの赤」。
同一品種ピノ・ノワールのテロワール、造り手の違いを利くという趣向。
カリフォルニア州ブルゴーニュ村の住人としては至福の時を過ごしました。

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こちらはグレート・グランクリュ。
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今は亡きドニ・モルテの手による至高のワイン達。
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当日のラインアップはこちら。いつもながら主宰に感謝です。

◆1996 Marsannay Joseph Roty
 酸っぱいベリー、チェリーの香り。酸が強い。青っぽい。除梗してない?
◆1999 Nuits-St-Georges 1er Cru Les-St-Georges Dominique Laurent
 黒ベリー系、濃いプラムの香り。酸は緩いがタンニンまだ強い。
 1999年からは樽を自分で調達。新樽200%ではないとのこと。
◆2003 Echezeaux Rene Engel
 熟した赤黒ベリー、小梅、出汁系の香り。余韻長い。ストレートに美味い。
 2003年は粘土質の土壌、表土が厚いところがよいようです。
 イメージ的にはカリフォルニアだとサン・リタ・ヒルズかなあ。 
◆1999 Richebourg Alain Hudelot Noellat
 複雑系の果実の香り。鼻腔に吸い込まれるような香りの立ち方。
 バランスのよさとシルキーな舌触りが上品。Seductiveとの声も。
◆1997 Musigny J.F.Mugnier
 赤ベリー、チェリー、白い花、土、キノコの香り。可憐な果実味と凝縮感。
 酸もあるが唾液湧出的旨みが際立つ。加州ならRRVの抽出濃くない系。
◆1997 Clos de la Roche Dujac
 革、土系に石榴、小梅の香り。鉛筆の芯という声も。タンニン強く頑健。
 巷間聞かれるデュジャック節というのはこのことか?Pisoniのイメージ?
◆1995 Clos de Vougeot Haegelen Jayer
 黒ベリー、ラズベリー、革の香り。酸、タンニンが最も強く若い印象。
 3/4が特級の区域。エジャラン・ジャイエは最上位の造り手。
◆1997 Gevrey-Chambertin 1er Cru Les Champeaux Denis Mortet
 赤ベリー、革、硝煙の香り。酸は中庸だがミネラル感が強い。
 2006/1/30に拳銃自殺したドニ・モルテの作品。 今は長男が継承。
◆1997 Chambertin Denis Mortet
 黒ベリー、タール、複雑ないろいろな果実味。酸、タンニン強頑強。
 ほとんどもう市場で入手できないのではとの由。一期一会ですね。
◆1996 Nuits-St-Georges 1er Cru Prieure Roch (Magnum)
 主宰からのクリスマスプレゼント。石榴のようなビオ臭。脚が綺麗。

特にMusignyの果実味と土系の香りが渾然一体となった複雑さがツボ。
ふくよかさはないが、 日本で先日飲んだVogueとは一味違った魅力。
Richebourgはバランスよく大人気。Seductiveは仏人参加者の表現。


Richebourgです。
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ミュジニーです。
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シャンベルタン、デス。
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November 17, 2008

2008/11/15 -WINE会@NYC-②

定例ワイン会に2回目の参加。今回はスペイン特集で主役はウニコ。

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ただし他のワインも主役級。これだけのワインをどこから調達するのやら。

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最初は差し入れのカヴァでウェルカムドリンク。そこからひたすら試飲。

◇2006 Pazo Senorans Albarino Rias Baixas
白ワインの代表的な産地。
白い花、パッションフルーツの香り。ミネラル感はあるが酸は不足。
後口に苦味が走る。これこそがスペイン白の特徴との説明を得。

◇2006 Guitian "Sobre Lias" Godello Valdeorras
ゴデーリョは初めて飲む品種。近年、人気が高まっているとの由。
白い花、柑橘系のさわやかな香り。苦味はあるがあまり癖がない。

◇2005 Belondrade y Lurton Verdejo Rueda
白の代表的品種ヴェルデホ。粘性が高く脚はねっとり落ちていく。
ハチミツ、熟した果実に樽香。凝縮感が口唇にまとわりつく感じ。

◆2006 Avanthia Mencia Valdeorras
これまた初試飲のメンシア。スペインのピノ・ノワールと言われているらしい。
樽香、スパイシーな印象だが、味わいは単調で後口が伸びないタイプ。

◆1995 Alvaro Palacios "L'Ermita" Garnacha Priorato
エルミタはもちろん初試飲。エッジが若く、チョコ、煙草、アルコール感強し。
酸も強く、タンニンもしみつく感じ。香りが頗るよいが複雑さは少ないかな。

◆2002 Benjamin Romeo "Contador" Tempranillo Rioja
今日のイチオシ。ベンジャミンでなくベンハミン。アルタディにいたらしい。
赤黒ベリーに煙草、土の香り。上品で重層的な香りが漂う。
2002年ながら、これは気に入りました。早速、Winebidで落札。

◆1989 Vaga Sicilia "Unico" Tinto del Pais Ribera del Duero
ウニコ!赤ベリー、土、スーボワの香り。やや沈み込む印象。
酸も活きているが、もう少しずっしり重いものを想像してました。

◆2003 Termes "Termanthia" Tinta de Toro Toro
まだ若く黒ベリー、チョコの香りが優勢。凝縮感あるも喉越しはっきり。
まとまりはあるけど、もう少し置かないと真価は問えないとみた。

微妙な色合いの違いをご体感ください。

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コンタドール。

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レルミタ。

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ウニコ!

October 05, 2008

2008/10/4 -WINE会@NYC-①

当地でワイン会なるものに参加するのはお初。思えば日本では三昧でしたね。
定期的に会を開催しているグループがあることを知り、掲示板で参加表明。
音大生かつソムリエ(某和食店でバイト中)の方が仕入れやサーブを担当。
ホスト役が部屋を提供し、おつまみは持ち寄りにて少量を試飲というスタイル。
テーマはボルドー左岸。銘酒かつ古酒ということでボトルに触れるのも慎重。

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通常のボルドーを飲む感覚で飲めたのが、Ducru、Sociando、Cosの面々。
果実の感覚を残しつつ、ソリッドな印象で、まだタンニンの固さが残るかな。
中ではCosの後口に伸びるベリー感覚と、舌・歯茎に残る凝縮感が圧倒的。
私の今日のイチ押し(カリカベに近い?)ですが、ピークにはまだ5年は必要。

それぞれの姿は違えど熟成の様子を見せたのはMargaux、La Mission、Latour。
Margauxはあくまで柔らかく複雑なブーケが魅力的。ベルベッティーな感触は感じず。
Latourはシルキーなテクスチャとスマートなまろやかさが印象的。カシス、木質系。
口に含むと自然に唾が出てくる感触。この日一番に推す人が多かったのは納得。
La Missionはややピークを下っているようで、シェリーや醤油、リキュールっぽい。
相撲界が騒がしいですが、文字通り土俵際で踏ん張っている感じでありました。

貴腐ワインは良作年のBarsac、Sauternes比較。これはなかなか経験できない。
Barsacの抑制された甘みを実感したが、d'Yquemの余韻の長さに感動。流石。

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◇2004 Ch. Pape Clement Blanc (Pesac Leognan)
 樽、ハチミツ、柑橘系の香り。酸も結構あり、アフターはナッティー。
 セミヨン、SB、ミュスカデル少々。白はグラーヴ格付け無いようで。
◇1989 Pavillon Blanc du Ch. Margaux (Margaux)
 最初はやや還元的。香りは複雑な風合いで果実味感じない。ナッティー。
 酸が残り、すっと立つ芯の強さがある。伸びにはやや欠ける。SB100%。
◆1988 Ch. Ducru-Beaucaillou (St. Julien)
 赤黒ベリー、カシス、プラムの香りにチョコ。エッジはまだ赤くベリー系優勢。
 タンニンが残り、テクスチャーに硬さ。ソリッドな印象。もっと熟成しますね。
◆2000 Ch. Sociando-Mallet (Haut-Medoc)
 1時間のデキャンディング後に供される。青っぽく木質系の香りにミント。
 タンニンは滑らかになろうとしている、という程度。でもこれおいしい。
◆1978 Ch. Margaux (Margaux)
 のっけから複雑なブーケ。土、革、カシスにナツメグ。たおやかな印象。
 時間経過とともに少し落ちて紅茶系。以前感じたベルベッティーさはない。
◆1981 Ch. La Mission Haut Brion (Pesac Leognan)
 リキュール、醤油、シェリー。鉄分少々。熟成の終焉近し(終わってるかも)。
 酸もタンニンもなくすっきり。土俵際で残るも得俵から足が半分出てる状態。
◆1986 Ch. Cos d'Estournel (St. Estephe)
 Me gusta!デキャンティング2時間でも荒ぶる印象。それでも潜在力強し。
 赤黒ベリー、カシス、後に小梅系。後口が舌・歯茎に伸びて心地良い。 
◆1971 Ch. Latour (Pauillac)
 エッジは退色。フルーツのコンフィっぽい香りのあと、カシス、杉、鉄。
 シルキーなテクスチャーでまろやかなめらか。口腔内で唾が出ます。
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◇1988 Ch. Climens (Barsac)
 薄めのマーマレードというのか。抑制された甘さが印象的。
 オレンジ主体の複雑な風味。残り香がサンダルフォーのジャムそっくり。
◇1988 Ch. d'Yquem (Sauternes)
 余韻が長い。柔らかな甘いみかん。サラベスのブラディーオレンジかな。
 勿論くどい甘さはなく。いつまでも続く水平線のような広がりというべきか。 
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◆2001 Ch. Puygueraud (Cotes de Francs)
 おまけ。「神の雫」ワインですね。深さはないが、果実の美味さはわかる。

September 12, 2008

2008/9/10 -California Wine Rush-

今月はNYでカリフォルニアワイン強化月間。で、試飲イベントに参加。

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場所は42丁目の11番街と12番街の間にあるEspace。
Hell's Kitchenと呼ばれる地域で、以前はWestside Storyの舞台にも。
今はきれいになっていますが、一応、バスに乗って現場まで直行。

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会場では地域毎にブースがあり、Napa、Sonoma、Santa Barbara、
他にはAmador、Livermore、Lodiというマイナーな地域までを網羅。
Pinnacle/Classic(極上)、Sustainable/Organic/Biodynamic、
Leading Family Wine、Female Winemaker、Innovative Package
or Label Design、Unexpectedのジャンルに分けてワインを展示。
全部で100種類ぐらいのワインがありましたが、入場料$40は高い。

飲んだのは次の19種類(順不同、PNと白中心に試飲しています) 。

◇2007 Etude Pinot Gris Carneros
◇2005 Patz&Hall CH Hudson Carneros
◆2005 Robert Stemmler PN Ferguson Block Carneros
◆2005 Donum PN Carneros
◇2007 Breggo Pinot Gris Anderson Valley
◆2005 Goldeneye PN Anderson Valley
◆2005 Handley PN Mendocino
◆2005 Duckhorn Merlot Estate Napa
◆2001 Heitz CS Martha's Vineyard Napa
◆2004 Ladera Vineyards CS Napa
◆2006 Longoria PN Sanford&Venedict Vineyard Santa Barbara
◆2006 Dierberg PN Santa Barbara
◆2005 Hitching Post Merlot Alisos Vineyard Santa Barbara
◇2007 Zaca Mesa Viognier Estate Santa Barbara
◆2005 Rodney Strong Bordeaux Blend Synmetry Sonoma
◆2006 Kokomo Malbec Sonoma
★2003 Handley Brut Rose Mendocino
☆N/V Mclntyre Vineyards Sparkling l'homme qui ris Monterey
☆2001 Domaine Chandon Sparkling Mt. Veeder Napa

断トツにいいなと思ったのは、やはりHeitz($140表示)。
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PNではDonum(Robert Stemmlerの上級だそうです)、Goldeneye、
Dierbergが個人的嗜好と路線違いながらも満足できる味わいでした。
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Santa Barbaraのブースには映画に出たあのHitching Postの方が。

以下、会話。

uge 「Pinot Daysで会ったんだけど・・・」
俳優 「覚えてるよ。3人だったろ。中に背の低い(shorter)のがいて」
uge 「僕はいま、NYで働いてんだよ」
俳優 「そりゃよかったじゃないか」と言いつつ、目は二人連れの女性を追う
uge 「Merlot出してんだ。Sidewaysで注目されたおたくがMerlot出すのは面白いね」
俳優 「いま推してんだ。中華料理と合わせる食事会があったがNiceだった」

おもむろに、
俳優 「そのシャツどこで買った?」
uge 「Paul Stuartっていうブランドだけど」
俳優 「明日、シャツ買いに行きたいと思ってんだよ」

なんとも身の入らない反応ではありましたが、覚えておいてくれたことに感謝。
ボトルを抱える一部でおなじみのポーズをとってもらって写真に収めました。

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April 09, 2008

2008/4/8-WINE会@松鶴-

4月から転勤になるので、定例ワイン会仲間から壮行会。
壮行会は普通、ビール・日本酒だが本日は和食とワイン。
http://www.ep-tokyo.com/iprimi/shina_matsu/index.html

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◇2006 Sileni Sauvignon Blanc Marlborough
ニュージーランドのSB。フルーティーでキレがある。

☆N/V Moet&Chandon Brut Imperial
少し熟成感あるもさっぱり系の味わい。ハチミツ&レモン。
購入後3~4年ということで。デコルジュマンはいつ?

☆1999 Gosset Grand Millesime
熟した果実とハチミツ、ブリオッシュの香りが心地よく。
余韻も長い。シャルドネ62%、ピノノワール38%。

◆N/V Overture
Opus Oneのセカンド(と言うなという意見もあるが)。
赤ベリー、プラム、ハーブの香り。案外、果実味ストレート系。

◆1999 Opus One
私の持ち込み。シルキーなタンニン、余韻の長さ、凝縮感。
赤黒ベリー系、ハーブ、土、腐葉土の香り。後口も複雑系。
この価格なら・・・という意見があるのは承知だが、やはり好い。

食事も魚料理を中心に見た目も綺麗。ごちそうさまでした。

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March 21, 2008

2008/3/20-講座壮行会@オゥ・レギューム-

転勤が決まったため、ワイン講座仲間22名より壮行会。
ワインは持ち寄り、料理はビュッフェ形式の立食パーティー♪
シャンパンが多く、ワインは各国にまたがるのが青木講座流。

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☆アンドレ・クルエ NV
☆ジャクソン シグナチャー 1995
☆テタンジェ NV
☆パニエ ブラン・ド・ブラン 1998
☆ボランジェ スペシャル・キュヴェ NV
☆ゴッセ・ブラバン NV
★ヴーヴ・クリコ ロゼ NV
◇ラモネ アリゴテ 2006
◇キスラー ノワゼッティエール 2004
◇メルシャン 北信シャルドネ 2006
◇グリヴォー ムルソー 1級ペリエール 2003
◆イレルギー ドメーヌ・イラリア 2001
◆オーヴァーチュア NV
◆きりばやしの地葡萄ベリーA 2006
◆コディセ 2004
◆コス・デス・トゥルネル 1998
◆シルヴァン・カティアール NSG 2001
◆ミッシェル・ギヤール ジュヴレ・シャンベルタン ラ・プラティエール 2005
◆ハリソン ミレニアム メルロー 2000
◆プロヴィダンス プライヴェート・リザーヴ 2000
◆ホークス・ベイ シラーズ 2002
△シャトー ラボープロミ 1989
△マルセル・ダイス ヴァンダンジュ・タルディヴ 2003

料理も美味しく、お店の方のご配慮も厚く、幸せなワイン会でした。
本当に仲間に恵まれたと実感。それでは暫く休学ということで。

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March 01, 2008

2008/2/28-WINE会@C'ZON-

遅ればせながら講座生シェフのソムリエ合格祝いを催行。

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☆Kenwood Yulupa Cuvee Brut NV
ケンウッド ユルパ キュヴェ ブリュット NV
柑橘系のすっきりしたユルパスパークリング。食前酒に最適。
Chenin Blanc、Colombard、Chardonnay、Pinot Noirの混醸。

◇Meursault Comtes Lafon 2001
ムルソー コント・ラフォン 2001
状態は健全だが最初は堅く閉じて梃子でも動かない感じ。
徐々に開き始めると柑橘系、白桃、ナッツ等の香りが充満。
余韻も長い。時間がかかるのでワイン会には向かないか。

☆Louis Roderer Cristal 2000
ルイ・ロデレール "クリスタル" 2000
ワインの先生の供出。細かい泡、ブリオッシュ、クッキーの香り。
鼻を近づけなくても香りが立ち上るのはさすがの逸品。

◆Cheval Blanc 1980
シュヴァル・ブラン 1980
Winebid物。コルクが抜けず、ソムリエ泣かせだった。
石灰質由来の茶系色合い、チョコレート、コーヒー、獣の香り。
上品で洗練された口当たり、長い余韻。さすがの美酒。
WA80点だったと思うが、熟成ボルドーの良さは体感できる。
先生にも好評でちょうど飲み頃ではないかとの由。同意。

◆Ridge Monte Bello 1986
リッジ モンテ・ベロ 1986
Winebid。腐葉土、なめし革、ハーブがいかにもカリカベ。
熟成によって角がとれた味わいで、こちらも余韻長し。
アフターの複雑さがやや少ない感じだが、その分力強い。

February 20, 2008

2008/2/19-カリピノWINE会@のみ山-

副管理人をしているコミュのオフ会を開催(オフ会じゃないね、もう)。
場所はのみ山@三軒茶屋。料理のマリアージュは店主にお任せ。

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☆1997 Soter Beacon Hill Blanc de Blancs (差し入れ)
著名コンサルタント・ワインメーカー、Tony Soterのオレゴン州ワイン。
1988年に植えられたDijon cloneからのシャルドネ100%。
経年の割にはすっきりしたドライな印象。レモン、ミネラル。

◇2005 Zepaltas CH Russian River Valley
Siduriのアシスタント・ワインメーカーだったRyan Zepaltas
情報がないので、詳しくはコチラへ。シャルドネは最近造り始めた様子です。
濁りがあり、レモン、白桃の香り。アフターはナッティー。
Winebidで$40ほどで入手しましたが、美味しいです。

◇1994 Kistler CH Sonoma  (上の写真グラス左)
◇1997 Kistler CH Carneros (同右)
いわずと知れたKistlerとBixlerのワイナリー。
このCarnerosのシャルドネはもう造っていないそうです。
Sonomaは酸が強めでレモン、リンゴ、後口がキャラメル。
Carnerosは"flinty"(火打石)との評も出たミネラル系。

◆2005 Zepaltas PN Sonoma Coast Suacci Vineyard
前述Zepaltasのピノノワール。70ケース強の生産量。
Suacci畑はFreeman等でも使われているようです。
赤系果実の香りがチャーミングで、少し甘さも感じます。
イチゴ系の味わいで、酸がしっかりあり印象は悪くない。

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◆1993 Dehlinger PN Russian River Valley
◆2003 Dehlinger PN Russian River Valley
◆1997 Dehlinger PN Russian River Valley Octagon
ほぼ2,500名限定のmailing listでしか買えないデリンジャー
この方の好物ということで登場させてみました。
中ではやっぱりOctagon!赤ベリーに出汁、小梅系の香り。
熟れたチェリー?の風合いもあり、余韻も断然長い。
Octagonはもう造られていないそうで、残念です。
1993年と2003年は10年の差が果実の香りに。

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◆2000 Newton PN (差し入れ)
Sonomaの葡萄90%、Napa10%。Newtonのピノももう造られていないらしい。
黒ベリー系で土、獣の香りも。ジュヴレ風の香りと言ってもよいか。
◆1991 Etude PN Carneros
前述のTony SoterがNapa時代に造ったピノ。
熟成感もあり、複雑な香りもするが、いまひとつ心に響かず。
既に酩酊状態だったわけでもあるまいに(だったりして)。


料理とのマリアージュもこの日の主役。さすがの仕業でした。
私のベストマッチは、
・柑橘vs柑橘で、スモークチキンのオレンジマヨネーズとZapaltasのCH
・シャラン産鴨のソースとDehlinger(覚えてないが1993?) でした。

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■3点盛り~その1~
フォアグラテリーヌのかりんジャム添え、沢庵のスモーク、
スモークチキン、オレンジ風味のマヨネーズ、栗甘露煮

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■鱈とジャガイモのガレット仕立て、サフラン風味のリゾットと舞茸のポタージュ

■3点盛り~その2~
モアーク有機栽培とちおとめ、お豆さん、愛ちゃん(にんにく)

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■ビュルゴー家シャラン産バトー・カナール、野菜添え、タプナードソース

February 02, 2008

2008/1/31-ブルWINE会@マ・ブロシェット-

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MyPの出張に合わせてブルゴーニュワイン会を主宰。
白はMyP、赤はジュヴレ・シャンベルタン村しばりで供出。

◇1996 Chablis Grand Cru Moutonne Long-Depaquit
◇1987 Puligny-Montrachet Clavaillon Leflaive
◆1987 Griotte Chambertin Louis Jadot
◆1996 Gevrey-Chambertin VV Bernard Dugat-Py
◆1997 Mazis-Chambertin Philippe Charlopin-Parizot
◆1997 Mazis-Chambertin Domaine Maume
◆1990 Chambertin Lou Dumont
◆1996 Chambertin Frederic Esmonin

(ちと忙しいのでコメントは後日)