2009年10月アーカイブ

20091024 KEN WRIGHT PN ABBOT CLAIM 2006.jpg

◆2006 Ken Wright PN Abbot Claim Vineyard Willamette Valley Oregon

ミヤパパがNY旅行時に持って来てくれた銘柄。ミヤパパ誕生日を祝して抜栓。

大きな重いボトルで光を通さず(どこまで飲んだか見えない)。コルクは合成。

濃いルビー色で黒ベリー、スパイス、チョコレート、タールの香り。徐々に土。

最初に甘さを感じるも次第に果実味が優勢に。タンニンを感じるが酸は中庸。

濃密だがアルコール度は13.5%。WA90、WS91の評価も頷けます。感謝。

いただき物(2008/6)。

20091019 MARC HEBRART BRUT ROSE NV.jpg

★N/V Marc Hebrart Brut Rose Champagne

この時に飲んでおいしいと感じたマーク・エブラール。ロゼはCH50%、PN50%。

畑はPN75%(Mareuil-sur-Aÿ、Bisseuil)、CH25%(Côte des Blancs)らしい。

山鶉の眼の色できれいな色調。やや暴れがちではあるが泡も細かく旺盛。

いちご、チェリーの赤系果実が心地よく香り、味わいも確り。噛むように旨い。

少量生産のレコルタンだがレベルの高さを感じる。他の銘柄も飲んでみたい。

購入価格3,980円(2009/10)。

日本に帰国したワイン会@NYのメンバーとTama@青山で同窓ワイン会。

アカデミー・デュ・ヴァンに通学中の奥様御用達の店でワイン品揃えも良い。

 

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☆N/V Vin Mousseux Atmospheres Jo Landron

 お店からとった一本。ロワールのビオ。フォール・ブランシュ80%、PN20%。すっきり。

◇2007 Meursault Berry Bros. & Rudd

 参加者が英国出張時にロンドンのBBRで入手したムルソー。造り手はPatrick Javillier。

 初めはピュリニを思わせるミネラルと酸だがアフターはナッティーなムルソーの顔付きに。

 まだまだ若いが良質な果実味がよい。2007年ブル白は自分内では高評価です。

◆1999 Fontodi Flaccianello della Pieve IGT Tuscany

 私の持ち込み。サンジョベーゼ100%。エッジも酸もまだ若いが時間経過に伴って花開く。

 カシス、ブルーベリーの香りと滑らかなタンニンに支えられた凝縮感が口中に広がる。

 

お料理もおいしく、ワインの持ち込み料も無料との由(要確認)。ADVの方は講座帰りにどうぞ。

日本出張の機会にMixiコミュ「カリフォルニア・ピノノワール会」のワイン会を開催。 

NYから持ち帰ったものに加えて、倉庫に預けてあったケースを引き取り一部提供。 

10人参加で13本。他にも飲んだような気がする。翌日は立派に二日酔いでした。

 

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◇2006 Chateau Jun Semillon Yamanashi

 恒例のブラインド。ファッションメーカーJunのワイナリー。昔、Tシャツ買ったな。

 後口の樽の感じで日本産、味わいで薄いシャルドネかなと想像したが、セミヨン単一。

◇2006 Brander Uno Mas Santa Ynez Valley

 グルナッシュブラン70%、SB30%という珍しいセパージュ。 味わい深い果実味。

◇1992 Batard-Montrachet Albert Morey

 Bernard Moreyの別ラベル。やや酸化が進んでシェリー香あるもナッティーな余韻が好い。 

◇1989 Hermitage Blanc Jean-Louis Chave

 コルク周りに液漏れがあってちょっと怪しんだが状態はまとも。安堵。 

 貝のミネラル、根菜、オイリー。マルサンヌ100%ではなくルーサンヌ入り。

◆1989 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Charmes Lea Selection Lou Dumont

 ブルゴーニュ仲田さんのネゴシアンラベル。昆布、梅の古酒の香り。

◆2008 MacPhail Rose of Pinot Noir

 6月のPinot Daysツアーで好評だったロゼ。明るいストレートな果実味。 

◆1995 Richebourg Denis Mugneret

 NYで$130で購入。ミニュレ一家の無名造り手だが酸もありエレガント。

◆2007 Failla PN Keefer Ranch Russian River Valley

 口中一杯に果実が広がる。自宅で飲んだ2006年同銘柄より格段に美味。 

◆1999 D'Arenberg CS Coppermine McLaren Vale

 熟成感なく青臭いユーカリ?の香り。豪州ワインの果実味は強い。 

◆2000 Domaine Gauby Cotes du Roussillon Villages Vieilles Vignes

 濃い果実味。タンニンが舌にくっつく感じ。後口が伸びず要素がまだバラバラ。 

 グルナッシュ60%、カリニャン20%、シラー10%、ムールヴェードル10%。

◆2004 Lamborn CS Napa Valley

 日本では無名だがHeidi Barrettが造っている注目銘柄。チョコ、タバコ系。濃密。

◆2002 Colgin IX Estate Syrah Napa Valley

 カルト銘柄コルギンのSyrah。黒く深い果実。張り詰めた凝縮感があり美味。 

◆2000 Morey-St-Denis Hubert Lignier

 赤系果実と藁、腐葉土臭。2003/4購入なので息子ロマン夭逝前の在庫。

 

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フランスの特級的銘柄達。

 

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日本で入手が難しい銘柄達。

20091012 SAVIGNY LES BEAUNE LOU DUMONT 2004.jpg

◇2004 Savigny-Les-Beaune Lou Dumont

日本人醸造家仲田さんのワイン。2000年発足、2003年よりジュヴシャンで活動。

特に石灰質土壌の葡萄にこだわって購入。平均樹齢30年。収穫量42hl/haとの由。

緑黄金色でリンゴ、レモン、白桃、白い花の香り。きれいな果実味が前面に出る。

味わいも素直な果実。酸も感じられバランスのよい仕上がり。なかなかに美味。

もっと素朴な味わいかと思いきや洗練された作品。魚介類の天麩羅にも合いそう。

購入価格3,800円(2009/7)。

20091010 FINCA FLICHMAN CS MENDOZA 2004.jpg

◆2004 Finca Flichman CS Mendoza Argentina

1910年創業のフィンカ・フリッチマン。日本語解説はこちらを参照のこと。

濃いガーネット色に黒ベリー、ブルーベリー、プラム、鉄分の香り。

少し熟成色はあるが果実味はストレートでまだ若い。複雑性は感じず。

価格からすればまずまずだが野外で食事と一緒に楽しむべきワインかな。

購入価格730円(2006/4)。

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◆2006 Freeman PN Keefer Ranch Russian River Valley

去年のPinot on the Riverの際にも試飲したFreemanのKeefer Ranch

深く赤いルビー色に赤ベリー、チェリー、フルーツコンフィ、スパイスの香り。

「香りの玉手箱やあ~」状態だが口に含むと果実味の後のもうひと伸びが弱い。

時間をおいても印象は変わらず。香に付いていけない味わいのもどかしさ。

Keefer畑のイメージとも異なるので、恐らくヴィンテージの弱さではないかな。

購入価格$37.99(2008/11)。

テーマはピエモンテの赤白。同一ビンテージのバローロ、バルバレスコ飲み比べが白眉。

 

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◇2007 Roero Arneis DOCG Brovia

◇2007 Montemarino VdT Cascina Degli Ulivi

◆1988 Barbaresco "Santo Stefano" Riserva DOCG Bruno Giacosa

◆1988 Barolo "Granbussia" Riserva DOCG Aldo Conterno

◆1988 Barolo "Vigneto Arborina" DOCG Elio Altare

◇2007 Erbaluce di Caluso DOC Ferrando

◆2006 Dolcetto d'Alba "Barturat" DOC Ca' Viola

◆2005 Barbera d'Alba "La Romualda" DOC Prinncipiano

◆2005 Langhe Freisa DOC Bartolo Mascarello

◆1967 Gattinara DOC Antoniolo  (Gattinaraは1991年よりDOCG)


 

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今夜のイチ押しはBarbaresco。土やなめし革の香りと柔らかく伸びるタンニン。

凝縮感もあり、長い余韻が秀逸。Barbarescoらしく非常にopenな感じがする。

Baroloでは伝統派のアルド・コンテルノが黒ベリー、ミネラルを感じさせる。

孤高の領域にあり、厳格な印象で、まだまだ熟成の途上ではないかと思わせる。

ローロ・ボーイズのひとりアルターレには鉄分を感じる。タンニン渋く静かなワイン。

ボーイズのバローロも決して早く飲めるわけではないのでしょうね。

ガッティナーラは蔵出しなのかラベルもコルクもぴっかぴか。40年以上経過と思えず。

味わいは凝縮感もあってこれまた余韻が長い。状態もよく味わいにも満足でした。


 

二次会は吉例によりブラインドで次の2本を供出。


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◆2006 Griotte Chambertin Rene Leclerc

主宰はジュヴシャン特級と看破。デキャンティングしたもののまだ固い。

野苺の香りは確かにあり将来性は◎でしょう。


◆2007 Maboroshi PN KITARO selected Impressions Russian River Valley

幻ワイナリーとシンセサイザーの喜多郎とのコラボワイン。直筆サイン入りボトル。

主宰は果実の濃さですぐさまカリピノと判別。2日前に着いたばかりだが既に飲みやすい。

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◆2005 Hunterdon PN Santa Lucia Highlands

Michael Mondavi(Robertの長男)が興したプロジェクトフォリオの中の銘柄。

銘柄名は出身地のNew Jersey州郡名に因んだもの。行ったことないな。

赤みがちなルビーに赤ベリー、チェリーの香り。ややクランベリージュース系。

果実味前面で他の要素は目立たず。酸も主張せず飲みやすいが伸びもない。

額面どおりの味わい。$10台のピノにしてはという感はあるがそれ以上でもない。

購入価格$13.79(2008/12)。

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