2011年5月アーカイブ

ワイン師匠とワイン仲間夫妻、松本楼の女性常務との定例シャンパンランチ。

今回は前に師匠に贈ったシャンパンが登場。自身でじっくり味わえてラッキー。

 

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☆1998 G. H. Mumm Cuvee R. Lalou Champagne

1966/1969/1971/1973/1976/1979/1982/1985他1)の良年のみに醸造。

暫く廃止になっていたが1998年に復刻され1999年、2002年にも造られた。

黄金色にトースト、ハチミツと熟成香。ドサージュの割に甘いが上品な味わい。

セパージュはPNとCHが半々でドサージュは6g/lとのこと。

 

松本楼は伝統的な感のある料理だったが野菜の使い方が自然で評価アップ。

木々の借景もよく、大雨に濡れる緑葉を見ながらのランチもよいなと感じた次第。

なお、アペリティフで頼んだ松本楼のハウスシャンパン(RM)もなかなか上質。

☆N/V Jean Vesselle Extra Brut

コクのある味わいでコスパの高いシャンパン。ブジー村のPN80%、CH20%。

NYワインサロンで一緒だったメンバーで日本帰国組が集ったワイン会。

場所はアバスク。乾杯のシャンパン担当なのに遅れてしまい平謝り。

 

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◇2009 Irouleguy Blanc Xuri Sud West Jurancon

☆1999 Vilmart et Cie Brut Premier Cru Cuvee Creation

◇2004 Meursault 1er Cru Les Boucheres Jobard-Chablot

◆2003 Ch. Citran Haut-Medoc

◆2007 Tenuta San Guido Guidalberto Toscana IGT

 

自分で持ち込んだのはヴィルマール。ハチミツの香りで口当たりよし。

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◆2002 Torbreck Woodcutter's Red  Barossa Valley Australia

先日、別銘柄を飲んだトルブレック。これはシラーズ若木からの早飲みタイプ。

黒々とした色調ながらエッジに少し透明感。プラム、干し葡萄の香りは健在。

濃厚な果実を噛むような粘着的な味わい。果実感が落ちるのは少し早い印象。

最初は良いが、酸がとれタンニンと苦みが残るに従ってバランスは悪くなるな。

購入価格1,880円(2003/11)。

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◇2009 Okunota Winery Koshu Hanamizuki Blanc Yamanashi Japan

塩山ワインツアーで訪問した奥野田の甲州種。ラベルのハナミズキが美しい。

緑がかった淡い黄色にレモン、シトラス、白い花、根菜の香り。丸みもある。

味わいも鋭角的でなく酸と円やかな旨味をバランスよく配合。薄っぺらくない。

余韻は中庸だが含み香もあり後口にも旨味を感じる。やっぱりよくできてます。 

購入価格2,100円(2011/5)。

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◇2003 Pascal Cotat Sancerre Les Monts Damnes Loire

直近で2002年を飲んだパスカル・コタのモン・ダネ。猛暑の2003年は如何に?

やや濃いめの黄色に白い花、カリン、シトラス、ミネラルの香り。果実感あり。

ドライな口当たりは変わらず冷たい印象だがミネラル感とのバランスはよい。

体調不良ゆえ開栓後5日目に再飲したが落ちは少なく。まだ熟成するのかも。

購入価格3,980円(2005/10)。

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◇2002 Pascal Cotat Sancerre Les Monts Damnes Loire

Chavignolの造り手。フランソワ・コタは従兄弟。元は同一ワインを別名で販売。

Francis Cotatラベルを息子Pacal、Paul Cotatを息子Francoisが引き継ぐ。

少し緑がかった黄色にシトラス、ミネラル、化粧水の香り。果実の香りは弱い。

あくまでドライで甘さは感じず。閉じているかとも思ったが時間経過後も不変。

石のニュアンスもあるが味わいも石のように単調。やや飲むのが遅かったか。

購入価格3,980円(2005/10)。

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★N/V Segra Viudas Rosado Brut Lavit Cava Spain

披露宴の引出物のセグラヴューダス。ドンペリに勝ったと有名な銘柄(のロゼ)。

濃いクランベリー色にストロベリー、チェリーの香り。赤系果実の香り優勢。

泡は細かく立ち上るが持続力はなし。味わいも果実が前に出て心地よい。

チャーミングな泡。トレパット60%、ガルナッチャ20%、モナストレル20%。 

いただき物(2011/4)。Half。

 

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◆2002 Torbreck Juveniles Barossa Valley Australia

以前は木こりだったらしいDavid Powellが1994年に創業したトルブレック

2002~2003年に好んで飲んだ銘柄で所謂フルーツ爆弾。分かりやすい。

底の見えないガーネットでエッジはやや透明。黒ベリー、プラム、スパイス。

ステンレス発酵らしいストレートな果実味。ただし以前ほど圧倒的ではない。

飲み進めると口当たりが滑らかになり酒質の良さを実感。味わいは単調。

もう少し早く飲むのが諒か。グルナッシュ60%、シラーズ20%、マタロ20%。

購入価格2,680円(2003/11)。

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◇N/V Kai Winery Koshu Cuvee Kazama Semi Sweet Yamanashi Japan

5/1に訪問した甲斐ワイナリー。1834年に酒造を1986年にワイン醸造を開始。

自社畑の甲州種を70%使用。2007年と2008年のブレンドのためNV表記。

甲州としては深い黄色にレモン、シトラス、黄色い花の香り。酒石酸も多少。

セミスウィート表記だが甘さはあまり感じずしっかりした果実の味わいが優勢。

水のようにがぶ飲みせず味わうべきワイン。秀逸な甲州。とても美味しいです。

購入価格1,800円(2011/5)。

帰国して初めての正式な?帰国報告ワイン会@のみ山。カリピノ会仲間と。 

 

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◇2001 St-Aubin 1er Cru En Remilly Bernard Prudhon (恒例ブラインド)

◇2008 Hundred Acre SB Summer Dreams Napa Valley

◇2008 Neely CH Holly's Cuvee Santa Cruz Mountains

◇2006 Meursault Les Rougeots Domaine Potinet Ampeau

◆2010 Lucy Rose Santa Lucia Highlands

◆2007 Maboroshi PN Kitaro Impression RRV

◆1980 Silver Oak CS Alexander Valley

◆2005 Silver Oak CS Alexander Valley

◆2004 Agharta Syrah North Coast

◇2009 紅木花 Apple Ice Wine 安曇野ワイナリー

 

ブラインドはちょっと古めのシャルドネ風。ハチミツ、熟成色。北米ではなさそう。

挙手にて三択。国では、フランス(○)5人 イタリア3人 アメリカ0人。正解。

次はヴィンテージ。1986年0人 1996年3人 2001年5人(○)。これも正解。

最後は地域。シャブリ2人 コート・ド・ニュイ4人 同ボーヌ2人。ニュイとして×。

 

ハンドレッド・エーカーのSBはこの年から醸造。樽の効いた灼けた濃い果実。

ニーリーはWA98点。果実味とミネラルのバランス、後口の伸びは流石の出来。

シルバー・オーク1980は黒ベリー、ブルーベリーに梅系の香りも相俟って美味。

テクスチャーも素晴らしく後口も滑らかで熟成カリカベの面目躍如というところ。

アガルタのシラーは元PAXのPax Mahleがワインメーカー。これもWA98点。

シラー92%、グルナッシュ5%、ヴィオニエ1%、マルサンヌ1%、ルーサンヌ1%。

ブルーベリー、スパイスとチョコの香りですが、思いのほか余韻が伸びず。

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◆1998 Poupille Cotes de Castillon

直近では2008/1に飲んだプピーユ。醸造者Philippe Carrilleの署名付き。

ゴー・ミヨ誌1位、ペトリュスと争ったとの話もありましたが真偽のほど不明。

ガーネット色でエッジはオレンジ。赤黒ベリー、プラム、ダークチョコの香り。

Merlot100%ゆえか口当たりはシルキーでタンニンもこなれて飲みやすい。

香りと味わいがこじんまりとまとまる感じ。もう2年早く飲んだ方がよいか。

購入価格2,980円(2002/11)。

連休に四恩醸造のパーティーに参加。併せて塩山のワイナリーめぐりも堪能。

主宰はのみ山店主。2日前告知のパーティーなのに各地から人が続々と集結。

 

新宿駅に集合しあずさ7号で一路塩山へ。道中はマイグラス持参で朝シャン。

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★N/V Arnaud de Cheurlin Brut Rose Champagne

Brut試飲済みのアルノー・ド・シューランのセニエによるロゼ。苺、チェリー系。

 

四恩醸造

駅からタクシーで着いたのは古式ゆかしき日本家。あるはずの地図なし。

主宰が連絡をとり当主小林さん(つよぽん)に迎えに来ていただき感謝。

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パーティーは当主奥様や有志の方々が料理を振る舞い当主がワインを抜栓。

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☆2009 四恩醸造 クレマチス(橙) Var4.3 NiGoRi

発泡。甲州種。柑橘の香り。ラベルは2010。濁りがあり製品化できずとの由。

☆2010 四恩醸造 クレマチス(橙)

◇2009 四恩醸造 夏の陽(白)

クリーミーな泡。シャルドネ100%。酵母の香り。香ばしい味わい。最良の出来。

◇2010 四恩醸造 夏の陽(白)

フレッシュ。2009に比べると酸も立ちまだまだ日数が必要。

◆2010 四恩醸造 窓辺(橙) T-50

甲州種。仮のラベルで供出。樽50%とのこと。

◆2010 四恩醸造 窓辺(橙) T-02

同上。T-は樽?樽違いということかな?

◆2010 四恩醸造 窓辺(赤) T-01

薄い色の赤。メルローとCS。CF系の青っぽい香りを感じる。

◇2007 四恩醸造 夏の陽(白)

◇2009 四恩醸造 仄仄

デラウェアにブランデーを入れた酒精強化。アルコール18%!

 

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白葡萄の畑。プチマンサン主体。そのほかにCH、SB(少々)。

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つよぽんと奥様。

 

奥野田葡萄酒醸造

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従前には知らなかったワイナリー。四恩醸造でのパーティーの後に訪問。

各ワインの香りがやさしく味わいもしっかりでなかなかよい印象でした。

 

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◇2009 奥野田 ラ・フロレット ハナミズキ・ブラン

甲州種。やさしい白い花の香り。MLFなし。野生酵母7割、選抜酵母3割。

バトナージュで得られるアミノ酸由来の甘さを野菜と合わせるのが粋。

◇2009 奥野田 ワイン・ヴィーナス 桜沢シャルドネ

桜沢圃場からのシャルドネ。こってりと熟度を高めてこの年は糖度23度に。

栃木ニッカ製樽の樽を組み焼き直して使用。瓶詰め時に30ppmのSO2添加。

◆2009 奥野田 ロッソ

メルロー85%、CF15%。血・鉄系の香り。酸もありスパイシー。MLF不完全。

乾いた石、ジャコウ、オリエンタルハーブ。いわゆるOKUNOTA臭とのこと。

◆2010 奥野田 ラ・フロレット スミレ・ルージュ

メルロー100%。樽香にチャーミングな果実。なぜかブルゴーニュボトルに瓶詰。

奥様がラベルのスミレを上手に描けたので合うようなワインの醸造を依頼(笑)。

◆2009 奥野田 ワイン・ヴィーナス メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン

メルロー65%、CS35%。CSの青っぽさなし。青玉の除去を徹底しているそう。

上品でタンニン、酸もしっかり。CSは栽培に苦労。メルローは他にも売っている。

◆2010 奥野田 ラ・フロレット ローズ・ロゼ

ミルズ種100%。バラやライチの香り。甘口ながら味わいもあっさりで良好。

☆2000 奥野田 ヴィンテージ・ブリュット Lot.03

上の6杯は有料試飲500円だが追加で注文。甲州種。瓶内二次発酵製法。

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畑の風景。富士通とのコラボも行っている様子。

 

甲斐ワイナリー

1834年に酒造業、1986年からワイン醸造を開始。家屋は登録有形文化財。20110501 KAI1.jpg

 

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◇2009 甲斐ワイナリー かざま甲州 SurLie

勝沼産甲州種。シュールリーゆえか一種独特のうま味感あり。

◇2010 甲斐ワイナリー かざま甲州 

◇N/V  甲斐ワイナリー キュベかざま Semi Sweet

甲州種70%。2007年&2008年産の混合。中甘口とのことだが味わいは辛口。

◆2010 甲斐ワイナリー かざまロゼ

甲州市産メルロー100%。苺やチェリーの香りがチャーミング。

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