2011年11月アーカイブ

  20111127 CONDADO DE HAZA RIBERA DEL DUERO 2003.jpg 

◆2003 Alejandro Fernandes Condado de Haza Crianza Ribera del Duero

フェルナンデスが1988年に設立したコンダード・デ・アサ。1993年が初生産。 

グラスの向こう側が見えないドス黒い色に黒ベリー、インク、スモークの香り。

Tinto Fino(Tempranillo)100%。酸は感じるが滑らかなテクスチャーの舌触り。

後口に残る赤系果実とこなれたタンニンが心地よいが余韻はさほど長くない。

スペインワイナリー訪問を前に事前学習。訪れる先にはテンプラ少ないけど。

購入価格1,960円(2006/3)。

  20111123 IWANOHARA ROSE MIYUKIBANA NIIGATA NV.jpg 

◆N/V Iwanohara Rose Miyuki-bana Niigata Japan

1890年に日本ワイン葡萄の父と云われる川上善兵衛が開いた岩の原葡萄園

10,311種類の葡萄交雑による試行錯誤を経て22種類の葡萄を産み出した由。

山吹色に赤ベリー、チェリーのチャーミングな香り。仄かな甘さあるも味は辛口。

味わいは酸もあってスッキリとした印象。果実がストレートに出るが伸びはない。

MBA(マスカットベーリーA、Baileyはベリーに非ず)の特徴がよく出ています。 

購入価格2,017円(2011/11)。

20111121 BOURGOGNE ROUGE FRANCOIS LAMARCHE 2004.jpg 

◆2004 Bourgogne Rouge Francois Lamarche 

1992年にはグランド・リュを特級に昇格させた旧家フランソワ・ラマルシュ

このレジオナルは美味いとネット上で評判になったため購入した記憶あり。

退色傾向の見えるルビー色にブルーベリー、土、小梅の香り。所謂癒し系。

酸とタンニンがしっかり残るが後口はすっと流れる。余韻は短く味わいは並。

レジオナルの域を出ないとは思うが旨味系の味わいは珍しいかも。及第点。

購入価格1,950円(2006/4)。

前週に続き新潟のワイナリー探訪。カーブドッチフェルミエドメーヌ・ショオへ。

同敷地内のこれらワイナリーはTV番組「カンブリア宮殿」でも放映された模様。

 

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まずはカーブドッチ。宿泊施設やレストラン、エステ、温泉もある総合施設。

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生産本数は6万本。品種も多数あり、試飲は一杯100円均一と良心的。20111119 FERMIER.jpgのサムネール画像のサムネール画像

フェルミエは元興銀・みずほ証券出身の本多孝氏が運営するワイナリー。

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自社畑はカベルネフランとアルバリーニョ。後者の評価が高いらしい。

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アルバリーニョの畑。

 

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2011/9にオープンしたドメーヌ・ショオ。小林氏の「小」から命名。

20111119 DOMAINE CHAUD2.jpg

自社畑はまだ樹齢が若いため買い葡萄で醸造。セイベルとMBA。

 

ワインを軸に総合エンターテイメント地域を目指す取り組みは興味深い。

落社長の弟子達が開くワイナリーも相乗効果をもたらすだろう。有望です。

ワイン講座の師匠と講座生の総勢12名で新潟の岩の原葡萄園を訪問。

日本葡萄の父「川上善兵衛」が1890年に設立した由緒あるワイナリー。

10311種の交雑から22種を造り上げた川上を援助したサントリーが所有。

 

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ワイナリー内部と葡萄畑を見学し、その後でワインの試飲を行う工程にて。

葡萄畑は品種に合わせて垣根仕立て、棚仕立てを使い分けているとの由。

棚仕立てにもX字、一文字短梢等種類があるが大雪だと維持管理が大変。 

 

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ブラック・クイーンの葉は枯れると真っ赤に。

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こちらが一文字。 

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x字は背が高く180㎝の高さに。

 

試飲には坂田社長自らスライドを駆使しながらの懇切丁寧な解説で感謝。

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☆N/V 岩の原 スパークリング ローズ・シオター ブラン・ド・ブラン

◆N/V 岩の原 スパークリング ロゼ マスカット・ベーリーA

◇N/V 岩の原 深雪花 白

◆N/V 岩の原 深雪花 ロゼ

◆N/V 岩の原 深雪花 赤

◆2009 岩の原 マスカット・ベーリーA

◆2009 岩の原 ヘリテイジ

◆2009 岩の原 ブラック・クイーン

◇2010 岩の原 レッド・ミルレンニューム

旗艦品種マスカット・ベーリーA(MBA)もいいがレッド・ミルレンニュームも良。

 

坂田社長は冷静に見えるも葡萄栽培とワイン造りへの思いを熱く語る熱血漢。

サントリーや「日本ワインを愛する会」メンバーとも合流して楽しい研修でした。

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20111112 BOURGOGNE ROUGE DIGIOIA ROYER 2003.jpg

◆2003 Bourgogne Rouge Digioia Royer

妻側祖母が1930年代に興したワイナリーを継承したミシェル・ディジオイア

1999年から自社詰めを開始。現在は4haの畑から醸造し約6割を輸出に。

エッジに退色傾向が見られるルビーで赤ベリー、ブルーベリー、小梅の香り。

酸、タンニンともまだ活きており渋みが前に。ストレートな味わいで余韻中庸。

ブルゴーニュ新世代のひとり。シャンボール村在住だが造りはジュヴシャン風。

購入価格2,300円(2007/5)。

11が3つ並ぶ日(11/11はポッキーの日)にManner-Bo有志でワイン会。

自身所蔵のワインから以下の銘柄をチョイス。とりあえず状態よくて安堵。

 

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☆1999 Perrier Jouet Brut Belle Epoque Champagne

エミール・ガレのアネモネが艶やかなシャンパン。CH、PN、PMのブレンド。

リンゴ、洋梨、ブリオッシュの香りに濃厚な味わい。流石に美味いの一言。

◇2009 Diatom CH Clos Pepe Vineyard Santa Rita Hills

Greg Brewerが自身のブランドで醸造するシャルドネ。ステンレスタンク使用。

◇2009 Ch. Igai Takaha CH Samurai Beauty Santa Rita Hills

California Wine Fan Clubのナパさんが上記に樽を一部使用して造ったもの。

樽香が前面に出過ぎず味わいに奥行きを与えている。美味。軍配はこちらに。

◆2002 Gevrey-Chambertin 1er Cru Poissenot Michel Guillard

「神の雫」第10巻に登場したギーヤールの1級畑ポワスノ。濃厚だが滋味深い。

◆1996 Clos de Vougeot Grand Cru Robert Arnoux

1993年に当主交代したパスカル・ラショー率いるドメーヌ。小梅、土、下草の香り。

20111106 SALINIA PN KEEFER RRV 2004.jpg 

◆2004 Salinia PN Keefer Ranch Russian River Valley

サンノゼ出身のKevin & Jennifer Kelley夫妻が営むサリニア。2003年創設。

ブルゴーニュのメオ・カミュゼで働き今はHeintzとDutch Bill Creekでも醸造。

ルビー色にエッジはオレンジ。赤ベリー、オレンジの皮、小梅の香りが優勢。

ソフトな優しい味わいでミネラル前面。酸は中庸。余韻は仄かに灯り残る感じ。

口当たりの甘さはあるがKeefer畑の中では異質な印象。今後も要フォロー。 

購入価格$35.00(2011/8)。Winebid。

20111103 FUJICCO SPARLING KYOHO YAMANASHI NA.jpg

☆N/V Fujicco Winery Sparkling Kyoho Yamanashi

フジッコの子会社フジッコワイナリーが造る無濾過、SO2無添加の巨峰泡。

細かい泡に濁った麦藁色。比較的長く持続するが弱いので刺激には乏しい。

摺ったリンゴ、甘さのある茎、ハチミツの香り。大量の澱が沈んでおり混濁。

口当たりがよく甘さがあるため和食に合う感じ。貼ったウサギの絵は微妙。

購入価格900円(2011/11)。Half。

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