2012年3月アーカイブ

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◇1997 Batard-Montrachet VV Vincent & Francois Jouard

もう一度刻もう。座右の銘「安物買いの銭失い」。前回の後悔は2010/1

造り手は1820年から葡萄栽培を営むVincent & Francois Jouard兄弟。

酸化ありありの色に最初は甘い芳香。徐々に馬脚を現し平坦化。無感動。

本拠はシャサーニュ・モンラッシェ村。このワインからは実力はわからない。

購入価格$25.00(2009/3)。Winebid。

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◆1999 Pommard 1er Cru Grands Epenots VV Vincent Girardin

2002年にサントネからムルソーに移ったネゴシアンヴァンサン・ジラルダン

同い年生まれにて親近感。ポマールは自社畑?兎にも角にも樹齢45年。

エッジにオレンジが見えるルビー色で黒ベリー、ミネラル、なめし革の香り。

果実味は前面に出ないが出汁系の味わいで結構重心が低い。塩気充満。

ポマール有数の畑ではあるが白が得意と考えていた造り手。赤もやるね。 

購入価格$45.00(2011/9)。Winebid。

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◇2008 Ajimu CH Imori-dani Oita Japan

安心院(AJIMU)という大分県のワイナリー。本体は「いいちこ」の三和酒類。

イモリの形をした大分県安心院町の松本イモリ谷で2002年からCHを栽培。

黄金色にリンゴ、黄桃、トロピカルフルーツの香り。ほどなくナッティーな芳香。

厚みはないがピュアな果実味と滑らかさが美点。余韻は中庸で複雑さなし。

樽の匂いがやや鼻につくが、これほど確りしたCHが日本で出来るのは驚き。

購入価格2,317円(2011/11)。

ワイン仲間のミヤパパが会社を退職されるというので門前仲町でお祝い。

お店は日曜休日なので場所だけ貸していただきワインと総菜を持ち込み。 

 

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☆N/V Eric Rodez Brut Grand Cru Cuvee des Crayeres

◇2008 Roederer Estate CH Anderson Valley

◆1988 Charmes-Chambertin Armand Rousseau

◆2002 Gevrey-Chambertin VV Bernard Dugat-Py

◆2008 Kirkland CS Signature Series Stags Leap District 

☆N/V Agrapart Blanc de Blancs 7 Crus Champagne

◆2009 Daumen la pioche Cotes du Rhone

 

泡物と最後の自然派赤はお店から。私はブルゴーニュ赤2本を持参。

ルソーは古酒らしい落ち着いた味わい。綺麗に旨味が出ていました。

ミヤパパ供出の泡でないロデレール白は初対面。ミネラルもあり良好。

お店からのシャンパンはいずれも飲みたかったもので期待に違わず。

それではミヤパパお疲れさまでした。お元気で。また飲みましょう。

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◆2004 Farnese Montepulciano d'Abruzzo Abruzzo Italy

2012/2にも飲んだファルネーゼ。前回同様の印象だがやや果実味劣化。

口当たりのよさの半面、下降曲線に入るのが少し早いような気がする。

購入価格980円(2006/7)。

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◆2003 Salinia PN Keefer Ranch Russian River Valley

2011/11に2004年を飲んだサリニアのキーファー。2003年葡萄は劣るはず。

ルビー色にエッジはオレンジ。赤ベリー、スミレ、赤身肉、オレンジの香り。

ソフトな味わいは相変わらずだが2004年より赤系果実優勢。複雑さは下。

濃さは中庸で滋味深く。やはりKeefer畑では異質。この造り手よいかも。

購入価格$25.00(2011/8)。Winebid。

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☆N/V Godme Brut Reserve 1er Cru Champagne

特級ヴェルズネイ村のRMゴドメ。1895年から葡萄を売り1930年から醸造。

1級畑Villers-MarmeryとVilledommangeよりCH50%、PM35%、PN15%。

弱めの細かい泡に熟れたリンゴ、洋梨、ハチミツ、トーストの芳しい香り。

酸は前に出すぎず柔らかな口当たりが美点。味わいはコクもあって好感。

地味でスケールは感じないが真面目な仕事ぶりがわかる良好な仕上がり。 

購入価格3,980円(2012/1)。

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◆2002 Bourgogne Rouge Claude Dugat

2000年代に入って高騰したクロード・デュガのレジオナル。通常2倍の価格。

1993年にデュガ家8代目クロードが銘柄名化。ネゴシアン物は2010/3試飲。

濃いめのルビー色に赤黒ベリー、スミレ、なめし革の香り。果実味は豊か。

当初はロースト香と苦みが走るが徐々にこなれて滑らかに。抽出は強め。

4日間に分けて飲むも最後まで苦みが消えず。造りはあまり好みではない。

購入価格3,980円(2004/4)。

占部シェフとのコラボワイン会をManner-Boで開催。ワインの担当は不肖私。

当日はワイン仲間ナベさんの転勤を惜しむ会も兼ねて総勢12名が集結。 

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☆2010 Katachimo Sparkling Tako-cham Osaka Japan

☆N/V Drappier Blanc de Quatre Blancs Cuvee Quattuor

◇2001 Corton Charlemagne VV Jean Rijckaert

◇2006 Kongsgaard CH Napa Valley

◆2001 Williams Selyem PN Sonoma Coast

◆1990 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Baudes Maurice Gavignet

◆2000 Latricieres-Chambertin Nicolas Potel

◆1999 Patz & Hall PN Pisoni Vineyard Santa Lucia Highlands

◆1988 Heitz CS Martha's Vineyard Napa Valley

◆2001 Melville PN Estate Santa Rita Hills

◆2002 Melville PN Estate Santa Rita Hills

◆1999 Robert Craig CS Affinity Napa Valley

 

料理は元フレンチシェフ、今はイタリアンシェフの占部氏による渾身の作。

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グジェール。ミニサイズ。

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うさぎのパテ。臭みがなく極めて美味。

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チリ産ムール貝。ぷくぷくして美味しいです。

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海鮮の味深いスープ。新しいレパートリー?

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◇2004 Pouilly-Fuisse VV En Buland Daniel Barraud

2012/2に畑違いを飲んだダニエル・バロー。アンビュランは樹齢70年以上。

綺麗な黄金色にリンゴ、ミネラル、ハチミツの香り。濃厚な果実味が特徴。

南方系味わいの裏に酸がきちっと乗りバランス良好。ケレン味ない美味さ。

熟成させる必要もないがある程度年数をおくと一層落ち着く。模範的マコン。

購入価格3,780円(2007/9)。

息子の成人を祝ってワイン仲間とワイン会@Villa Due。下戸の息子は不在。  

 

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☆2010 Yotei Green Business CH Raro Spumante Hokkaido

お店に用意してもらった乾杯の泡。北海道産シャルドネ100%で濁り酒風。

◇1992 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Folatieres Remoissenet

古酒白では抜群と思っているルモワスネ。キノコの香りから徐々に甘さも。

◆1992 Chambertin Lea Selection Lou Dumont

ネゴシアン仲田さんの作。香りはスミレ、なめし革だが味わいやや乏しい。

◆1992 Echezeaux VV Mongeard Mugneret

出汁旨味系で土、赤身肉の香り。立派な熟成ブル赤。当日最高の味わい。

◆2008 Castel d'Encus Syrah Thalarn Costers del Segre Spain

ラウル・ボベ作。修道僧が開いた岩の発酵槽使用。塩気、ミネラルが優勢。

◆1992 Ch. Leoville-Las Cases Saint-Julien

杉、鉄分の冷たい香りに冷たい口当たり。抑揚に乏しいがラスカーズらしい。

◆1992 Bryant Family CS Pritchard Hill Napa Valley

カベルネ100%らしい果実感とハーブの香り。複雑な余韻と豊かな味わい。

 

お店に少しずつ提供したら残り物のボトルから一杯ずつ頂き。感謝です~。

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◆2006 Notre Vin PN Clos Madeleine Sonoma Coast

Ch Latourの元セラーマスターDenis Malbecが醸造するノートル・ヴァン

意味はOur Wine。Petaluma GapのTerra de Promissio畑。生産量50箱。

やや濃いめのルビー色に赤ベリー、スミレの花、ハーブのはかなげな香り。

酸、タンニンとも健在で口当たりには青臭さも。余韻も凡庸で感心しない。

2日目にはこなれた味わいだがこれといった特徴なし。ちょっと期待はずれ。

購入価格$25.00(2011/8)。Winebid。

20120306 PAUL LATO PN SOLOMON HILLS SMV 2009.jpg 

◆2009 Paul Lato PN Solomon Hills "Suerte" Santa Maria Valley

近年評価を上げているポール・ラトーilovecalwineが輸入。但し説明なし。

濃いルビー色に黒ベリー、赤身肉、タールの香り。一種独特のスパイス感。

当初はとっつきにくさもあるが2日目はこなれて滑らかな舌触りと黒糖風味。

果実味が退くと樽香と酸が前面に。時間を要求するような妙な雰囲気が乙。

ソロモンヒルズはBien Nacidoの持主ミラー家の畑。Solomon Picoに因む。

購入価格8,480円(2011/11)。

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◆1990 Nuit-St-Georges Maurice Gavignet

2月末にインフルエンザに罹り飲酒停止。久々の試飲は優しい古酒を所望。

1920年、DRC醸造長だったHonore Gavignetによって設立されたドメーヌ。

Maurice→Jean-Claude→Arnaudと当主は変わるも伝統的な醸造を継続。

全体的に退色傾向のルビー色に中国茶、なめし革、赤身肉、キノコの香り。

当初は堅いがこなれると茶系の芳香とすっと流れる口当たりが絶妙の調和。

パワーはないが村名クラスなのに立派な熟成。だから古酒は止められない。

購入価格3,978円(2005/10)。

2014年11月

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