2013年12月アーカイブ

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◇2012 Shion Jyozo Madobe Daidai Yamanashi Japan

ワイン発売と同時に売り切れてしまう四恩醸造の窓辺(橙)。品種は甲州。

品種を明示しないため判りにくいが値段からはローズ < 窓辺 < ブーケ。

酸化しているかと見紛うほどの濃い藁色。香りは柑橘、根菜、スパイス系。

口当たりはドライで中間部は果実味出現。後口は若干の苦味あるも複雑。

甲州種で出来たワインとは想像できないが造り手の個性が感じられます。

購入価格1,700円(2013/11)。
恒例のイタリア講座忘年会。参加12名。赤11本。白も3~4本飲んだかも。

別件ありで昨年寄せ書きしたVignai da Dulineには辿り着けずに退出。

昨年書いた抱負はワインエキスパートは受験もできずに翌年持ち越しに。

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◆2004 Casa Vinicola Nicolello Nebbiolo DOC Langhe

◆2011 Borgoluce ML Marca Trevigiana IGT Veneto

◆2008 Di Camillo Montepulciano d'Abruzzo Riserva Rocca Antica

◆2007 Filomusi Guelfi Montepulciano d'Abruzzo

◆N/A Le Formiche TOY Piedmont

◆2012 Prunotto DOC Dolcetto Dalba

◆2010 Massa Vecchia Rosato IGT Tuscany

◆1997 Brunello di Montalcino Castel Giocondo Frescobaldi

◆1998 Brunello di Montalcino Castel Giocondo Frescobaldi

◆2009 Conti Nebbiolo DOC Colline Novaresi

◆2012 Arthur PN Santa Lucia Highlands

フレスコバルディ2本を持参。赤黒ベリーの果実が健在。酒質強く少量飲。

最後のカリピノは参加者のひとりが米国で造ったもの。赤系果実が綺麗。
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◆1999 Chateauneuf-du-Pape Les Cailloux Andre Brunel

1971年からワイン造りに加わったアンドレ・ブルネル。RP五つ星生産者。

グルナッシュ中心に栽培。レ・カイユは礫岩(pudding stones)という意味。

黒紫色に黒ベリー、プラム、スパイスの香り。果実爆弾ではなく上質な香。

口当たりはすっきりだが中間部から後口にかけて複雑な果実が流れる。

今では指折りの生産者だが購入当時はラベル貼りも貧相。CP高は不変。

購入価格3,280円(2002/10)。
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◆2012 Cotes de Provence Rose Miraval

Angelina JolieとBrad Pittが2008年に$60M(60億円)で買ったミラヴァル

醸造にはローヌのMarc Perrin(シャトー・ド・ボーカステル)が関与との由。

夕焼け色がかったピンクに赤いチェリー、バラの花、ハーブの香り。優雅。

舌触りも粘りあり。品種はサンソー、グルナッシュ、シラー、ロール(Rolle)。

飲む前は疑念もあったがWine Spectator TOP 100(2013)の84位も納得。

購入価格2,500円(2013/12)。
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☆N/V Paul Berthelot Brut Grand Cru Blason d'Or Champagne

奇しくも2年前の同日に飲んだポール・ベルトローの上級ブラゾン・ドール。

Dizy村に1884年から続くレコルタン・マニュピュラン。CH50%、PN50%。

輝く黄色に細かな泡。泡立ち中庸。熟したリンゴ、洋梨、ハチミツの香り。

口当たりは濃厚で甘さもそこそこあるものの後を引かずに上品なアフター。

苦味・雑味がなく生地がいいものと推測。時間が経っても美味。お買い得。

購入価格4,158円(2013/11)。

◇1999 Meursault 1er Cru Les Charmes Vincent Girardin

白の造り手としてブルゴーニュ屈指。私の贔屓のヴァンサン・ジラルダン。

1961年生で1992年からネゴシアンを開始。2002年に居をムルソーに移転。

フィルターなしのせいか少し沈んだ色調の黄色に洋梨、白胡椒、シトラス。

少し酸化のニュアンスあるも果実味は健全にて後口のナッツは頗る健在。

シャルムは上品との評があり押し出しは強くない。飲み頃は10年間位か。

購入価格5,763円(2003/6)。
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◆1999 Morey-St-Denis 1er Cru Les Ruchots Frederic Magnien

1969年生マニャン家五代目のフレデリック・マニャン。カレラ研修経験あり。

1995年からネゴシアン業開始。父のドメーヌ、ミシェル・マニャンも手伝う。

濃いめのルビー色に黒ベリー、黒胡椒の香り。バニラの香りも少し残存。

口腔に旨味成分が広がる。後口に感じる苦味は樽由来か除梗しないのか。

濃い抽出の造りから最近はエレガントになったと聞く。最近のを飲みたい。

購入価格3,952円(2001/11)。
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◇2000 Meursault Arnaud Ente

ムルソーの造り手アルノー・アント。1992年創業。弟ブノワ・アントも有名。

En L'Ormeauの畑から村名、Clos des Ambres、Seve du Closを醸造。

落ち着いた黄色に熟れたリンゴ、洋梨、ハチミツの香り。果実は退行傾向。

酸も穏やかで飲みやすく飲み進むと後口にナッツの返し。案外こじんまり。

圧倒的な存在感はないが実直な印象。最近のヴィンテージも飲みたい。

購入価格7,800円(2003/3)。
12月末でクローズとなるプチマブロ@門前仲町で壮行会。新店舗は大磯。

あわせてワイン仲間ミヤパパの還暦祝いを開催。お店貸し切りで上機嫌。

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総勢7名(店主入れて)で8本。私は途中寝落ち。

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☆N/V Dangin Fays Brut Champagne

◇2012 Lemelson Pinot Gris Tikka's Run Willamette Valley

◇2000 Puligny-Montrachet 1er Cru Clavoillon Dom Leflaive

◇1999 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Folatieres Dom Leflaive

◇1999 Meursault Comtes Lafon

◆1999 Nuit-St-Georges 1er Cru Clos des Corves Prieure Roch

◆2010 Penner-Ash Syrah Oregon

◇2005 La Tour Blanche Sauternes

持ち込んだルフレーヴの2000クラヴァイヨンは当初酸化ニュアンスも回復。

1999フォラティエールは口唇に広がる凝縮感がなんとも言えず。熟成の妙。

コント・ラフォンはミネラル満載。線は細いが綾糸の織りなす緊密感が諒。
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◇2002 Chassagne-Montrachet Michel Colin-Deleger

1878年設営のミシェル・コラン・ドレジェ。ミシェル・コランは2003年に引退。

長男ブリュノと次男フィリップは独立するもブリュノがドメーヌを承継し運営。

美しい黄色。熟成の様子はあまりない。洋梨、熟れたリンゴ、蜂蜜の香り。

グラスをつたう涙も粘性あり。果実のたおやかさを残しながらミネラル発露。

村名でこの上品さ、ポテンシャルはなかなか。親父の造りの秀逸さが判る。

購入価格3,980円(2004/5)。
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◆2001 Bourgogne Rouge Claude Dugat

過去に2002年2000年を飲んだクロード・デュガの2001年。異時元垂直。

よく言われるレジオナルでも村名品質なのは疑いなし。果実の強さが違う。

相変わらず濃いルビーに黒ベリー、スミレの花の香り。なかなかに上品。

時間が経つとタール、出汁系の香り。口に含むと酸、タンニンに手強さあり。

濃い造りと流通経路による価格高騰が揶揄される銘柄だが仕事は万全。

購入価格3,490円(2003/4)。
ilovecalwineを営むtakuyaさんの新事務所Wine Apartment開店を祝って。

料理は階下の遠藤利三郎商店神泉店に注文してケータリングという趣向。

アパートは地下にワインセラー完備。常駐ソムリエは本当に要るのかな?

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◇2010 Louis SB Napa Valley

◇2011 Liquid Farm CH White Hill Santa Rita Hills

◆2001 Tandem PN Halleck Vineyard Sonoma Coast

◆1999 Dehlinger PN Russian River Valley

◆2008 Barbaresco Riserva Montefico Produttori del Barbaresco

◆2010 Roar PN Sierra Mar Vineyard Santa Lucia Highlands

各自持ち寄り。私の持ち込みはリキッドファーム。線は細いが綺麗な果実。

デリンガーのピノはコルクが中に入ったためコーヒーフィルターで漉して試飲。

フィルターなしだと旨味成分が薄くなる印象。コルク舐めても直飲がベター。
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◆2000 Bourgogne Rouge Claude Dugat

1956年生の大御所クロード・デュガのレジオナル。2002年物は試飲済み。

元詰め開始は1982年頃、全量元詰めは1993年以降。子息はネゴシアン。

色合いは濃く、黒ベリー、土の香りに獣臭。時間が経つと円やかな芳香に。

タンニンはまだ歯茎に纏わりつくが口腔に残る余韻は立派。流石の仕事。

葡萄の凝縮感は低収量のなせる業。もう今や手が届かない価格。残念。

購入価格3,490円(2003/4)。
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◇2004 Chassagne-Montrachet Philippe Colin

ミシェル・コラン・ドレジェのミシェル・コランが2003年に引退し息子が独立。

兄フィリップと弟ブリュノのうちフィリップが醸すシャサーニュ・モンラシェ白。

色調は薄めの黄色に洋梨、リンゴ、柑橘の香り。熟成途上で果実感弱い。

第一印象は薄いが後口に伸びるナッツの返しは魅力的。バランス感も諒。

村名としてはまずまず。血筋、腕というよりは畑の素性の良さを感じます。

購入価格3,184円(2007/3)。
麻布十番にあるla feveのソムリエール誕生会。ワイン仲間に誘われ潜入。

大御所ワインが次々に開いて大層豪華なラインナップになりました。贅沢。

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☆N/V Taittinger Brut Reserve

☆2004 Taittinger Blanc de Blancs Comtes Champagne

◇2008 Meursault Les Petits Charrons Arnaud Ente

◇2011 Corton Charlemagne Pierre Marey

◇1997 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Pucelles Dom Leflaive

◆2011 Chambolle-Musigny 1er Cru Comte Georges de Vogue

◆1988 Chateau l'Evangile Pomerol

◆2006 Dom Jean David Le Beau Nez Cotes du Rhone Seguret

◆2006 Gaja Rennina Brunello di Montalcino

◆2004 Bertani Amarone della Valpolicella Classico

◆2008 Corton Grand Cru Les Perrieres La Maison Romane

☆N/V Andre Clouet Brut Nature

2014年11月

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