2014年8月アーカイブ

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◆2001 Anomaly CS Napa Valley

2014/8/24にカリフォルニアをM6.0の地震が襲いナパも被害を受けました。

早期復興を祈念し手持ちのナパワインを飲んで激励の気持ちを表します。

濃いガーネット色でエッジも黒々。揮発感を持つ黒ベリーにタンニン滑らか。

酸緩めで余韻や含み香は感じず。青臭さが残るのはCS98%、PV2%故か。

弁護士出身のオーナーだが名称は資産運用業界(特にクオンツ系)向け。

購入価格$35.00(2010/11)。Winebid。
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◇2012 Noto CH Ishikawa Japan

行ってみたいワイナリーのひとつである能登ワイン。場所は石川県穴水町。

確りした黄色に柑橘、ミネラルの香り。果実自体は意外に完熟系で強い。

少しぼやっとした不明瞭感あるもドライで芯が強い果実味が背骨を支える。

洗練された上質感はないが野菜料理等にすっきりと合いそうな印象です。

購入価格1,790円(2014/7)。
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◆1994 Ch. Le Tertre-Roteboeuf Saint-Emillion

ロバート・パーカーが個人的好みとして挙げているテルトル・ロートブッフ。

フランソワ・ミジャヴィルが運営。畑は5.7haでML85%、CF15%を作付け。

枯れた味わいかと思いきや黒ベリー、チョコレートの活き活きとした香り。

当初は酸も強めだが徐々にほぐれてスムーズな舌触り。抑揚感はない。

タンニンは上質で落ち着いた味わいが印象的。程良い飲み頃だと思料。

購入価格$55.00(2005/5)。Winebid。
松本出張の折りに山辺ワイナリーまでタクシー(途中待機)にて往復訪問。

シャルドネが美味いと思っていたがMBAもなかなか。メルローは今ひとつ。

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一見すると小売販売店。しかしながら店舗の奥には醸造施設が。

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ワイナリー兼販売店舗。親切にも醸造設備を説明していただきました。

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折しもボトリングの最中。邪魔にならないようにっと。

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ほぼ全種類試飲可。しかも無料。ただし小さいカップで。
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◆2000 La Chapelle de La Mission Haut-Brion Graves

1983年にCh. Haut-BrionのDillon家に買われたLa Missionの2nd wine。

同年のファーストワインがWA100点という宣伝文句に釣られて買ったもの。

まだ退色の少ない赤系ガーネット色に黒ベリー、なめし革、腐葉土の香り。

チョコレートは香るが巷間言われる煙草はあまり。ミネラル感あり塩っぽい。

飲み進むほどに口当たりも滑らか。上品な右岸ボルドー。熟成の妙も良し。

購入価格6,000円(2003/4)。
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◇2012 Yamabe CH Sur Lie Nagano Japan

2013/11長野ワインフェスで試飲して気に入り買った山辺ワイナリーのCH。

標高650~780mの松本市山辺地区の葡萄を使用。これは買い葡萄より。

少し色付いた黄色にリンゴ、洋梨の香り。粘性も強く果実の美しさを実感。

東御地区のシャルドネと似通うリンゴのニュアンスあり。後口もまずまず。

日本のCHは外連味のない果実味が特徴だがこれは新世界のふくよかさ。

購入価格1,800円(2013/11)。
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◆2013 a. et y. PN Kurakake Rouge Yamanashi Japan

長野県東御市鞍掛のぼんじゅーる農園Rue de Vinに委託醸造するPN。

畑は標高750~800m。ワイナリー名は蓑輪康氏のyと奥様のaをとった由。

ロゼと見紛うような淡いルビーにチェリー、アップルティー、赤い花の香り。

味わいには芯があって確り。余韻もあって綺麗な赤系果実の残り香充満。

ストレートな酒質。裏ラベルには16℃前後で供出とあるが少し冷やすが諒。

購入価格2,593円(2014/5)。
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◇2013 Kusunoki SB Nagano Japan

地元須坂市出身の楠茂幸氏が脱サラして2011年に始めた楠ワイナリー

貿易商社勤めから豪州アデレード大学大学院で栽培と醸造を修めて起業。

緑がかった黄色に青さよりもパッションフルーツの香り。余韻が残ります。

ミネラル感もあるが果実に重さがありスッキリさわやかという感覚はない。

清涼飲料酒感覚では飲めない。冷やして少し温度が上がるぐらいがよい。

購入価格2,600円(2014/7)。
ワイン仲間ナベさんが関西ワインメンバー&ベルギー人を引き連れて来襲。

東京ワイン仲間を募り渋谷にて迎撃。しかし二次会では撃沈されました。

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☆N/V Taittinger Brut Reserve Champagne

◇2011 Failla CH Chuy Vineyard Sonoma Valley

◇2009 Beaune 1er Cru Clos des Mouches Joseph Drouhin

◇2008 Domaine Drouhin CH Arthur Dundee Hills Oregon

◆1998 Bonnes-Mares Nicolas Potel

◆1999 Corton Les Pougets Louis Jadot

◆2011 Bodegas El Nido Clio Jumilla 

◆1997 Asignonesi & Capannelle 50&50 Tuscany

◆1999 Bruno Giacosa Barolo Falletto di Serralunga Piedmont

◆2001 Feudi di San Gregorio Aglianico Serpico Irpinia Rosso Campania

◆2005 Caymus ZN Napa Valley

シャルドネはドルーアン対決。オレゴンの方がミネラル感があり仏産っぽい。

ボンヌマールは好評。かなり濃厚ながら旨味成分が噴出し複雑な味わい。

イタリアはバローロの静謐さが突出。クリオも美味いがカリジンもいいわね。
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◇2008 Martinelli CH Three Sisters Sea Ridge Meadow Sonoma Coast

Helen Turleyで有名なマルティネリ2008年訪問したが実はあまり飲まず。

Three SIstersはthe Meadowとthe Lambing Barn Ridge区画がある模様。

濃い色合いの黄色で熟したやや過熟気味の洋梨、リンゴ、レモンの香り。

濃厚な味わいの中のバニラ香。ヴィンテージゆえか少しスモーキーな印象。

味は美味しいのだがもっと洗練された酸・ミネラルの美も追求してほしい。

購入価格5,500円(2014/7)。
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◇2012 Cfa Backyard Koshu Opening Act Tochigi Japan

栃木の清涼水(ラムネ)製造会社マルキョーが運営するCfaバックヤード

農場を持たず山梨産葡萄で造る甲州。ガラス栓を使うなど意欲が伺われる。

緑をおびた黄色に漬けこんだ柑橘の香り。初口の甘さと続く辛口が特徴的。

味わいもバランスなかなかよろしいがアフターに若干残るエグミが気になる。

意気は感じるがまだ伸びる余地がある感じ。ボトルの英語説明も発展途上。

購入価格2,000円(2014/5)。
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◆2001 Nuit-St-Georges Les Damodes Lecheneaut

1986年創業。兄のフィリップが耕作を、弟のヴァンサンが醸造を受け持つ。

ダモードには1級区画と村名区画があり2011年までは混ぜて村名との由。

エッジは透明だが色合いはまだ濃い。スミレの花にオレンジの皮の香り。

出汁の効いた味わいと静かな酸。口当たりも旨味満載でじわっと広がる。

エグミが少し残るのは冷涼な年ゆえか。それでも一定のレベル。賞賛に値。

購入価格3,980円(2004/2)。
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◇2012 Sadoya Akage no Anne Koshu / Semillon Yamanashi Japan

1909年に油屋「佐渡屋」から転業し1917年には醸造所を開業したサドヤ

これはNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」に因んで発売されたもの。

村岡花子通学の山梨英和女学校は1889年にサドヤを校舎に開校との由。

淡い黄色に柑橘系の中でも八朔の皮の香り。口当たりに甘さはなくドライ。

味わいに甘ったるさもなく確りと造られています。甲州とセミヨンのブレンド。

購入価格2,000円(2014/6)。

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