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◇2001 Meursault Les Narvaux Yves Boyer-Martenot

2000年代前半によく飲んだイヴ・ボワイエ・マルトノ。残った最後の1本です。

イヴ・ボワイエとマリー・マルトノの結婚で畑を広げながらワイン造りを継承。

熟成が感じ取れる黄金色に花梨、ハチミツ、白胡椒の香り。さほど強くない。

ミネラル感があり口当たりはすっきり。後口もよいがやや苦味が残る印象。

一日置くとアフターにナッツの含み香。筋のよいムルソーであったと知る。

購入価格3,520円(2004/1)。
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◇2009 Lail SB Georgia Napa Valley

InglenookのJohn Daniel Jr.の娘Robin創業のレイル。Philippe Melka作。

孫のGeorgia Eileen Dixonの名を冠したソーヴィニヨン・ブランは希少品。

濃いめの黄色に花梨とハチミツの香り。青臭さはほとんど感じられない。

香りはさほど強くないが引き締まった酸と濃密な果実のうまみが支配的。

体調イマイチなので本来の実力はやや不明だがもしかしたら早熟かも?

購入価格$45.00(2014/6)。Winebid。
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◆2013 Shion Jyozo MBA Madobe Clairet Yamanashi Japan

2012年物に続いて飲んだ四恩醸造のMuscat Bailey A(通称はMBA)。

ワインツ-リズム山梨で試飲して美味しいと思ったため希少なところを購入。

淡い赤だがロゼというには濃い色合い。赤チェリー、赤ベリー、根菜の香り。

仄かに甘い口当たりにすっきりしながらも後を引くような旨味が心地良い。

特徴的な野菜的香りはありながらも旨味を湛えるような味わい。いいね。

購入価格1,700円(2014/11)。
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◆1999 Chateauneuf-du-Pape E. Guigal Cotes de Rhone

ジゴンダスから始めたギガル1999年の旅。次はシャトーヌフ・デュ・パプ。

2002年のWine Spectatorで第1位に輝いたワイン。結構意外感があった。

全体的に透明感あるがエッジは若い。胡椒、スーボワ、公園の土の香り。

タンニンは明確にこなれ、口当たりに酸と塩の気配。バランスよい味わい。

品種はグルナッシュ80%、シラー10%、ムールヴェードル5%、その他5%。

購入価格2,580円(2002/12)。
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◆2010 LaRue PN Sonoma Coast

2014/32014/5と続けて飲んだラルー。IPOBメンバーKaty Wilson醸造。

IPOBは2015/4に東京・大阪でイベントを行う模様。なお畑はRice-Spivak。

赤みの勝ったルビー色に赤ベリー、チェリー、スパイスのソノマらしい香り。

果実前面突出型ではなく各種香り、味わいが重層的に出現。後口淡白。

アルコール13.2%とはいえカリフォルニア果実の強さは体現。進化期待。

購入価格$35.00(2014/5)。Winebid。
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◇2007 Kistler CH Les Noisetiers Sonoma Coast

2008年物を飲んだキスラーのレストラン用。名称はヘーゼルナッツの意味。

69.900本(5,825ケース)造られたうちの66,984本目。結構大量生産です。

綺麗な黄色に熟れたリンゴ、オレンジマーマレードの香り。酸はほどほど。

円やかな果実味が前面に。樽香はあまり感じず。複雑さはあまりないな。

飲んだ単一畑物とはミネラル感相違。但しこれはこれでバランスよく美味。

購入価格$40.00(2009/4)。Winebid。
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◇2001 Macon-Pierreclos Le Chavigne Guffens Heynen

2013/4にも同銘柄を飲んだギュファン・エナン。前回はやや下り坂との評。

色合いは前回より濃いめ。熟成が進んだ様子。香りにも熟れたリンゴ中心。

酸とミネラルは健在でピュリニ・モンラッシェに似てくるのは印象変わらず。

中盤まではいいのだがやはり後半部分は平板。このあたりが限界かも。

購入価格4,233円(2003/10)。
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◆1999 Gigondas E. Guigal Cotes de Rhone

ローヌの巨星エティエンヌ・ギガル。これから1999年を比較試飲する予定。

ジゴンダスはグルナッシュ60%、ムールヴェードル30%、シラー10%混合。

エッジはまだ透明で中心部には退色傾向。黒ベリー、スパイスの香り仄か。

粗野と思いきや酸もタンニンも溶け込んで角がとれ結構上品な口当たり。

熟成の妙で口当たりも柔らかく。10年以上の熟成でもまったく問題なし。

購入価格1,750円(2002/11)。
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◆2013 Funky Chateau Merlot Nagano

一般受け入れ不可だったが実は裏ルートで訪問済のファンキー・シャトー

東京から移住した医師3人(金橋美智子等)が2011年にワイナリー開設。

少し薄めのガーネットに赤ベリー、赤い花、カカオの香り。香りはやや弱め。

当初堅いが徐々にほぐれて滑らかな舌触りに。落ち着いた果実と酸主体。

外向的な印象はなく抑制された美味さ。New Yorkのメルローに近い感じ。

購入価格3,000円(2014/8)。
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◇2012 Mie Ikeno CH Yamanashi

抽選に当たって2014/6にワイナリーツアーに出掛けたドメーヌ ミエ・イケノ

小規模ながら星野リゾート子会社だけあって設備の充実ぶりに驚きました。

やや濃いめの黄色に柑橘系、リンゴ、揮発性のリースリングのような香り。

果実の強さと樽の苦味が相俟ってかなり力感溢れるシャルドネとの感想。

ワイナリー試飲時にはもう少し綺麗な酸が感じられたのだが。。。CP悪し。

購入価格5,000円(2014/6)。

2014年11月

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