日々是実験室 Symphony Strings その2 α版

Sampletank の音源である Symphony Strings をさわってみようという実験室です。その2は、

速い弦を比較してみよう

参考にしている曲は実験室その1と同じで、元のリヴァーブのもの、すなわち Sample-01-02 を元に、1stヴァイオリンパートを変えていきます。

なお、以下のサンプルもすべてMP3PRO 128kbps でコーディングしています。mp3として聴くこともできますが、MP3PRO対応のデコーダーであれば、より高音部がでるでしょう。

まずは String Sections のセットから。他パートは同じなので、最初だけに記します。なお、アタック、リリースとも元のプログラム通りで使っています。

Sample02-01(mp3:353kb)

パート
Attack
Release
Cutoff
Tuning
作成データ
Dynamic Strings
64
64
127
64

使用シーケンサー:CubaseSX   楽譜:その1と同じ

プリセットエフェクトを使用 Sampletank のエフェクトReverb On

CubaseSXでのエフェクト(マスターで挿入) → UV 22 hr (Dither)

Violin Ens2
91
85
127
64
Viola Ensemble
91
85
127
64
Celli Ensemble
91
64
127
64
Bass Small Ens
91
64
127
64

Sample02-02(mp3:353kb)

パート
Attack
Release
Cutoff
Tuning
作成データ
Lush Strings
91
64
127
64

上記と同様

次は Emsemble Strings のセットから。

Sample02-03(mp3:353kb)

パート
Attack
Release
Cutoff
Tuning
作成データ
First Arco Strings
48
35
127
64

上記と同様

Sample02-04(mp3:353kb)

パート
Attack
Release
Cutoff
Tuning
作成データ
Marcato Strings
64
64
127
64

上記と同様

Sample02-05(mp3:353kb)

パート
Attack
Release
Cutoff
Tuning
作成データ
Pizz Strings
64
64
120
64

上記と同様

Sample02-06(mp3:353kb)

パート
Attack
Release
Cutoff
Tuning
作成データ
Stacatto Strings 1
96
51
120
64

上記と同様

Sample02-07(mp3:353kb)

パート
Attack
Release
Cutoff
Tuning
作成データ
Stacatto Strings 2
96
51
127
64

上記と同様

Sample02-08(mp3:353kb)

パート
Attack
Release
Cutoff
Tuning
作成データ
Vel Attcak Strings
96
51
127
64

上記と同様

Marcato Strings や First Arco Strings を部分的にうまく組み合わせると、旋律にアクセントがつくでしょう。特にポップスやロック系で合いの手に入れるおかずには適しているかもしれません。

次は、応用例として、元々の旋律にアタックをつけてみようとしました。

Sample02-09(mp3:353kb)

パート
Attack
Release
Cutoff
Tuning
作成データ
A Vilolin Emsemble
64
64
127
64
合成されたパート
Fast Arco Strings
48
35
127
64
 
           
Violin Ens2
91
85
127
64

使用シーケンサー:CubaseSX   楽譜:その1と同じ

プリセットエフェクトを使用 Sampletank のエフェクトReverb On

CubaseSXでのエフェクト(マスターで挿入) → UV 22 hr (Dither)

Viola Ensemble
91
85
127
64
Celli Ensemble
91
64
127
64
Bass Small Ens
91
64
127
64

元の旋律の、伸ばしてる音に頭をつけているつもりですが、微妙ですので自己満足の世界かもしれません。思い切り強調してみるとこのようなことを行っています。アタックの方の音量をぎりぎりで押さえれば、効果があるような気がします。


その3の予想

やはり次は遅い弦からパッド系か。。。