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砂の器

第1回目は見逃してしまったドラマ「砂の器」を昨日見ました。
みなさまご存知とは思いますが、原作は松本清張、1974年に加藤剛の主演で映画化されています。SMAPの中居君があの重い役をやるのかよーと興味半分で見たのですが・・・

はっきりいって、まだるっこしい。これをあと10回もやるのかよーというのが正直な感想。
セリフよりも表情で表現する、というTVの効果をやたら生かしている?のだけど、はっきり言って昨日の1時間ですでに飽きてきました。原作はあまりの面白さにあっという間に読んだ記憶があるんですけどねぇ。音楽はとてもいいのですが、音楽と画面のみで見せるには、まだまだって感じです。少なくとも連ドラ向きじゃないわな。
渡辺謙扮する刑事が出てくると、動きがあるのでほっとしました。そう、あれはミステリーなのですよ。
てなわけで、あれは私の知っている「砂の器」と別物とみなして見ることにします。放浪していた理由も変えるらしいし。理由を変えちゃうと、この作品の重みや価値が半分以下になってしまうと思うのは、私だけでしょうか。

ちなみに加藤剛主演の映画は、泣けます。ものすごく泣いてしまいます。そして人間の背負う過去の重さや、この国の暗かった時代(といっても、今がいい時代とは思えないが)について考えさせられます。そういう映画です。

コメント

ごぶさた。前日の土曜日の深夜に第1話だけ再放送ってやってたよ。

昔、金沢で高校生の頃に「野生の証明」見て不満だったので、その後「砂の器」と「鬼畜」の2本立てを続けて見た記憶があるっす。さすがに疲れたような。「野生の証明」はロケ地が金沢だっつことに40へえ。(多分その頃は知っていたけど、ずっと忘れていたに違いない)

久しぶりっす。再放送やってたのね・・・。

野生の証明のロケ地が金沢だったとは、初耳。あの頃話題になった?私がいた頃は、鈴木清順監督の「夢二」だったかのロケが話題になりました(確か・・・)。職場の前ではよく「火曜サスペンス」の撮影をやってたわぁ、商売柄(笑)

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