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2005年05月14日

さらばCONTAX

仕事やら何やらとやることがたくさんありすぎて逃避モードに入ったある日、ネットサーフしていたら、なんと京セラがCONTAX事業を終了するという恐るべきニュースを目にしてしまった。なんてこったい。ってことは、カールツァイスのレンズも生産終了かい、八っつあん(←意味無し)。3年くらい前にAriaを買おうかな、とちらっと思ったことがあったのだが、買っておけば良かったぜ。ちなみにAriaは昨年で生産が終了したので、これからは中古市場を漁るしかないのであった。気がついたらPlanner T*50mm F1.4も生産終了か。がっくし。

あんたそんな趣味もあったの、と言われそうだが、実は18年前に給料の1.5か月分をはたいて買ったMINOLTA α-7000をいまだに愛用している、プチカメラ小僧なのだ。最初に使った一眼レフはYASHICAのおそろしく古いモデルだったが、その頃一大旋風を巻き起こしていたα-7000に惚れてしまい購入、一度オーバーホールしただけで18年間使っている。
というのは半分うそで、東京にいる頃はほとんど写真を撮らなかった。最初ボディと共に28-85mmレンズを購入したのだが(これが高かった…)、その後被写体が山などの風景になり、100-300mmレンズも購入した。一時山登りに熱中したことがあり、北アルプスにも何度か行ったが、その時にはもちろんα-7000とレンズを持参。一人で萩・津和野を廻ったこともあったが、もちろん持参。しかし高村光太郎的に言わせてもらうと、「東京には被写体がない」。私のカメラ魂?を萌えさせる風景がなかったわけですな。
それが金沢にやってきて1年、気がついたら愛機を出してリバーサルフィルムを買いに行っていた。東京にいるときは「デジカメで十分」だったが、今は「もっと露出をこうやって、絞りをこれくらいに…」といった欲が出てきたわけで。デジタル一眼レフもあるが、あとでレタッチできると思うと「ちょっとそれは違うんじゃないですか?」と思ってしまう。

で、何でCONTAXかというと、カールツァイスレンズを使ってみたいという、その1点に限られるようなもんだ。MINOLTAのレンズも悪くないが、Ariaのカタログなんかを見ていると、その色合いにクラクラしてしまう。というわけでこんな雑誌を買ってしまった。
book-contax.jpg
見れば見るほど、よだれが出てくる~。ここで東京在住だと新宿の中古屋か中野のフジヤカメラ(←よく行った)にダッシュするところだが、中古カメラ屋がほとんどない金沢にいるので、かろうじて理性を保っているぞっ(笑) いつまで理性が続くかわからないけど(爆)

2005年05月04日

たけのこパラダイス

GWです。金沢は今が一番いい季節、というより今しかいい季節がないという言い方の方が正しい。暑いか、寒いか、雨が降っているか、ばかりだもんね。
そして金沢はたけのこの季節。ここらへんがたけのこの北限だそうで、そういう意味では「たけのこ前線もゴールインですね」といったところでしょうか。うちから車で10分ほど山の方へ行くと、そこはたけのこの産地。直売店が数軒あります。というわけで、さっそくたけのこを仕入れてきました。

takenoko.jpg
これで500円。本当は大きいもの一つで500円だったのだけど、おまけにもう1個くれました。こんなちっこいのは、あまり売れないそうで・・・ちなみに掘ったばかりで、泥だらけ。
普通は米ぬかと鷹の爪を入れてゆでるのですが、そーゆーことは全くいたしません。採りたてのたけのこは何も入れずに茹でてもウマーなのです。チビの方はゆでて、大きい方はいきなり煮物とたけのこご飯に。たけのこご飯に至っては、生のまま鍋に投入。当然電気炊飯器ではなく、鍋で炊きます。煮物は適当な大きさに切って、いきなり煮ます。最後にわかめを入れて終了。金沢ではたけのこの煮物には昆布を入れるのですが、私はわかめが好きなので、オーソドックスに若竹煮。

dinner.jpg
というわけで、本日の夕飯。ミョウガときゅうりとわかめの酢の物に若竹煮、たけのこご飯、メバルの煮付け。ちなみにこの辺ではメバルをあまり食べないせいか、激安。これは一匹200円しませんでした(小さいけど)。東京では3倍くらいの値段なんだよな、確か。こちらではメバルとは言わず、「やなぎばちめ」といいます。
若竹煮、激ウマ。自分で作って言うのも何だけど、どーゆーことよ、このたけのこの美味さ。やはり料理は素材ですね。素材が良ければ、最小限の労力と手間で、めちゃくちゃ美味いものが作れる。あー幸せ。
こうやって、ちょっと上がったモチベーションがまた下がるのであった・・・