« たけのこパラダイス | メイン | はや6月 »

さらばCONTAX

仕事やら何やらとやることがたくさんありすぎて逃避モードに入ったある日、ネットサーフしていたら、なんと京セラがCONTAX事業を終了するという恐るべきニュースを目にしてしまった。なんてこったい。ってことは、カールツァイスのレンズも生産終了かい、八っつあん(←意味無し)。3年くらい前にAriaを買おうかな、とちらっと思ったことがあったのだが、買っておけば良かったぜ。ちなみにAriaは昨年で生産が終了したので、これからは中古市場を漁るしかないのであった。気がついたらPlanner T*50mm F1.4も生産終了か。がっくし。

あんたそんな趣味もあったの、と言われそうだが、実は18年前に給料の1.5か月分をはたいて買ったMINOLTA α-7000をいまだに愛用している、プチカメラ小僧なのだ。最初に使った一眼レフはYASHICAのおそろしく古いモデルだったが、その頃一大旋風を巻き起こしていたα-7000に惚れてしまい購入、一度オーバーホールしただけで18年間使っている。
というのは半分うそで、東京にいる頃はほとんど写真を撮らなかった。最初ボディと共に28-85mmレンズを購入したのだが(これが高かった…)、その後被写体が山などの風景になり、100-300mmレンズも購入した。一時山登りに熱中したことがあり、北アルプスにも何度か行ったが、その時にはもちろんα-7000とレンズを持参。一人で萩・津和野を廻ったこともあったが、もちろん持参。しかし高村光太郎的に言わせてもらうと、「東京には被写体がない」。私のカメラ魂?を萌えさせる風景がなかったわけですな。
それが金沢にやってきて1年、気がついたら愛機を出してリバーサルフィルムを買いに行っていた。東京にいるときは「デジカメで十分」だったが、今は「もっと露出をこうやって、絞りをこれくらいに…」といった欲が出てきたわけで。デジタル一眼レフもあるが、あとでレタッチできると思うと「ちょっとそれは違うんじゃないですか?」と思ってしまう。

で、何でCONTAXかというと、カールツァイスレンズを使ってみたいという、その1点に限られるようなもんだ。MINOLTAのレンズも悪くないが、Ariaのカタログなんかを見ていると、その色合いにクラクラしてしまう。というわけでこんな雑誌を買ってしまった。
book-contax.jpg
見れば見るほど、よだれが出てくる~。ここで東京在住だと新宿の中古屋か中野のフジヤカメラ(←よく行った)にダッシュするところだが、中古カメラ屋がほとんどない金沢にいるので、かろうじて理性を保っているぞっ(笑) いつまで理性が続くかわからないけど(爆)

コメントを投稿