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Contax TVS digital

世の中のおねーさま達は「今年がんばった自分へのクリスマスプレゼント」と称してちとお高めの物を購入されているようだが、それは欲しい物を買うときの単なる言い訳だろ?と言いたい。そう、私はそんな言い訳はしないぞ。欲しいから買ったんだ、悪いか?と開き直り、2ヶ月で二つ目のコンパクトデジカメを購入したのであった。
それがContax TVS digital。重いわ、大きいわ、起動も書き込みも遅いわ…とコンタックス信者以外は誰も買わないような、化石のようなコンデジである。

実はこれは中古。というのも、Contax製品はすべて製造中止となっているため、中古で手に入れるしかないのだ。i4Rでツァイスレンズの信者となってしまった私だが、i4Rは単焦点だし、絞りを変えたりはできない。というわけでデジタル一眼(レンズ資産があるのでコニミノ)を買うか、それともNikonのコンデジをこのまま使ってフィルムカメラの一眼をもう一つ買うか、とずっと悩んでいた。しかし現在すでにNikonのコンデジを使う気に全くなれず、押入に放置状態と化しているのだが。
そんなある日、キタムラで若いにーちゃんがTVS digitalを下取りに出しているのを見てしまったのだ。おいおい金沢でそんなものを買った人間がいるのか?と思っていたら、翌日にはしっかり中古コーナーに並んでいるぞ。値段を見ると、新品同様の評価なのにネットで見る中古相場よりも安い。さあ、どうする・どうする・どうする…と半月以上悩んだあげく、某掲示板でのカメラ板でのお言葉「買わずにする後悔より、買ってから後悔しろ」を実行することにしてしまった。

というわけで、毎度おなじみ撮り比べ。


左からNikon Coolpix775, Contax i4R, Contax TVS digital
Contax TVS digitalは評判通りちょっと派手な色。よしよし。i4Rの方が単焦点の分だけ、写りははっきりしているような気がする。TVS digitalのバックのボケの入り方が好きだなぁ。うひひ。Nikonは論外。さらば、Nikon。

というわけで、Nikon Coolpix775はドナドナ~と下取りに出した。TVS digitalが発売されたときのキャッチコピーが「「愛機」と呼べるデジタルカメラ」だったのだが、i4Rとともに愛機として壊れるまでかわいがろうと誓った2005年のクリスマスであーる。

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