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奥能登紀行・2007春

今日は仕事で奥能登へ。
いつも使う能登有料道路は途中通行不可なので延期しようかなあと思っていたのだが、だいたい30分くらい多くかかるだけだよ、と向こうの人に言われたので行ってきた。

朝から快晴のドライブ日和(仕事ですってば)。能登有料道路は終点の穴水ICと徳田大津ICの間が通行止めのため、料金所で「徳田大津まで」と言ったところ「通しは今ないんですよ~」と言われ、今浜ICまでの100円を払う。次に今浜ICで料金を払い、次に…と面倒くさいことになってしまった。しかしこういう状況だから仕方が無い。能登有料道路を使う皆さん、小銭を大量に持っていきましょう。

徳田大津ICで降り、あとは一般道を七尾湾に沿って、ひたすら北上。七尾湾は意外とカーブが多く、運転しているくせに酔いそうになった。大型トラックが多いのは、地震復興関係だからだろうか? 穴水で被害の大きかった門前・輪島方面と珠洲方面に道は分かれるが、珠洲方面に行く車は少ない。やっと車が減った。


九十九湾のちょっと手前あたりでの一枚。菜の花が満開で、とてもきれい。

 
今年は仕事その他が忙しく、桜をのんびり見るヒマが無かった。というわけで、奥能登で花見としゃれこんだりして。縄文真脇公園の桜は満開だった。しかしここでも写真を2,3枚撮ったら出発。仕事の途中だってば。
それにしてもCONTAX TVS-digitalで写すと、どうしてこんなに空が青くなるのだろう。


穴水駅近くでも満開。しかしこの写真の周囲には、青いシートで覆われた家や「立入禁止」のロープを張られた家が…。今日私が行ったところは震度6弱だったが、被害はほとんど無かったとのこと。だが、穴水湾から海沿いに走ると、あちこちに小さな崖崩れがある。屋根を治している家がちらほら。金沢にいると地震は一瞬で終わったように思えるが、奥能登ではまだ地震は続いているのだ。余震だけではなく、金銭的・精神的にも。


コメント

あれから約1ヶ月。全壊500余の傷跡はまだ生々しいようですね。

先日、以前たまたま仕事で知り合った方から職場に電話がありました。
実はこの人、この前の選挙で県議会議員に初当選した人。
「能登のために力を貸して欲しい」と依頼されましたが、はてさて私に何が出来るのか。
社交辞令ではなく、私に出来ることが本当にあるのなら是非やらせて欲しいとは思いますが...

今さし当たって切実な問題は「ごみ」なんだそうです。
ボランティアもほとんどごみの分別に携わっているとか。
さらにもっと大きな問題-住居や生活の建て直し-があるわけで。

ほんと、私達には何ができるんだろうね。

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