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2007年07月29日

脳内メーカー

最近「脳内メーカー」なるサイトが流行っているらしい。私は以前から知っていたのだが、最近TV番組でも取り上げられているとか。「脳内メーカー」とは名前を入れるとその人の脳みその中身が文字で表されるというだけだが、話のネタにはもってこいなのだ。

で、私の脳みそでございます。本名入り。

おお、当たっているじゃないか! 脳内は「遊」「働」のみ。「愛」も「休」も「金」(←これくらいあってもいいと思う)も
何も無い、直球勝負でございます。「遊」がちょっと多めなのが笑える。


つぎはくりさん。私の苗字をつけてみました。まだお子ちゃまだからか、愛に包まれて(この愛は私からのだな)「休」がびっしり。そのうち世間の辛さがわかってくるのだよ(w


お次はひよこ。こちらは人間で言うともう中年から老年に差し掛かった頃。人生の酸いも甘いもわかっております…ということで、嘘と秘密に満ち溢れた脳内。私にベタベタくっついてくるのだが、カゴの中では「まあこうやっておくと、しづも喜ぶからなー。飼い主のご機嫌取りも辛いぜ」なんて思っているのかも。


ラストはむぎさん。人間で言うと20代後半~30代前半といったところだが、これはひどすぎる。おかーさんはそんな子に育てた覚えはありません(w 「嫁連れてこい、ゴルァ!」といったところでしょうか(爆)


2007年07月21日

二番花

5月の終わりにベランダのバラが一通り咲いたのだが、6月半ばからぽつぽつと二番花が咲き始めた。


5月には1つだけつぼみをつけたジュード・ジ・オブスキュア。その後にょきにょきとつぼみが出てきて、めでたく咲きました。今回はちょうど晴れが続いた日に開花したので、花が開いたところも見ることができた…けど、カップ咲きってイマイチだなあ。匂いはレモンティーの香りからフルーツ香に変わっていくという、匂いを楽しむにはいい品種である。

  
こちらはロゼッタ咲きのシャリファ・アスマ。やはりイングリッシュ・ローズはこうでなくては。ちなみに7月中旬からハダニにやられてしまい、現在葉がボロボロ状態である。これで夏を越せるのだろうか(涙)


調子に乗って、ブルーベリーの苗を買ってきた。これはハイブッシュのブルーレイとジャージーという品種。ブルーベリーにはハイブッシュとラビットアイという2つの系統があり、違う系統同士を受粉させても結実しない。ハイブッシュはりんごの産地、ラビットアイはみかんの産地…というのが目安だが、うちの近所にはりんご畑があるがみかん畑はほとんど見ない(個人の家にはあるかもしれない)。というわけで、ハイブッシュを選ぶ。
もうぽちぽちと実がついているので、あとは熟すのを待つだけ。来年からはブルーベリー三昧だわっ。ちなみに私はブルーベリーやラズベリー、ブラックベリーがめちゃくちゃ好きである(いちごはそんなに好きではない)。うひひ。


食材モノとしては、バジルを植えている。バジルが近くにあると、ピッツァやパスタを作る時非常にありがたい。フードプロセッサーでバジルソースもあっという間にできる。しかしこちらもハダニその他の虫の被害にあいつつある。毎朝出勤前にアブラムシその他の虫たちとの闘いをしなければならないので、夏の朝は忙しいのだ'(w

2007年07月12日

捨て猫

私の勤務先には掃除当番というものがあり、一週間に一回まわってくる。
今日は私の当番日なので事務所で掃除機をかけていたら…なんと応接室のすみっこに子猫が!!!

「道ばたで子猫を拾いました」という話はよく聞くが、「家の中で子猫を拾いました」という話はあまり無いだろう。

目は開いているが、見えているのかは不明。一体生後何週間なのだろうか? 鳥ならだいたい想像がつくし、育てることは楽勝なのだが、猫に関しては全くわからない。
何をすればいいのだろう?とりあえず水と食料か? コンビニで猫えさを買おうかと思ったが、まだキャットフードなんて食べる月齢じゃないのではないか??(クエスチョンマークだらけ)
ネットで調べたところ、猫ミルクというのがあるらしい。10時になったら近くのホームセンターで買ってこよう。夕方にはとりあえず近所の獣医だな…といっても、私の家はペット厳禁だし(鳥は許可をもらってある)、事務所で猫は育てられない。いや、育てろといわれれば、猫係やりますが(w
どーしよー、どーしよーーと頭は子猫のことばかり。仕事にならない。

ここ2週間くらい、猫がうちの事務所にしょっちゅう入り込んで来ていたのだが、もしかしたら子猫を捨てる場所を探していたのかもしれない。うーむ、どっかの県のポストじゃあるまいし、そんなのってありかよ…と思っていたら、猫は先天的異常で育たない子を見分け、育児放棄するそうで。野生ってすごいなあ。でも、もしかしたらあの猫が迎えに来るかもしれない…と思い、箱に入れて軒下に出しておいた。そろそろミルクでも買いに行くかあ、と外に出たところ、いつもの猫が! 車の陰に隠れて見ていたら、子猫をくわえて去っていきましたよ!!(じゃあ、なぜ捨てた?)
ここでもう一つの見解。猫は事務所の応接室を自分の住処にしようとしていたのではないか? 子猫を置いて、えさを探しに行っていたのか? 最近事務所に上がり込んできていたのは、住処にいい場所かどうか見極めるため??

とにかく、親がやって来て良かった。でもドッと疲れましたわ(w

2007年07月03日

THE TOKYO TAPES / Steve Hackett

スティーヴ・ハケットといえば元ジェネシスのギタリストとして有名なお方だが、そのハケットが96年に制作したのが"GENESIS REVISITED"、ハケットが在籍していた頃のジェネシスの曲を再アレンジ・再演奏したものである。

「ジェネシスなんてフィル・コリンズのポップスバンドじゃ~ん」などという大間違い(80年代以降はそうだけど)を口にしていた私がなぜGENESIS REVISITEDにたどり着いたかというと、そりゃーJW(ジョン・ウェットン様のこと。面倒になってきたので表記を変えます)のおかげでございます。JWはこのアルバムで"Watcher of the Skies"と"Firth of Fifth"という2曲に参加しているが、その2曲、特にWatcher of the Skiesのヴォーカルの素晴らしいこと。さっすがJWよね、このすんばらしいベースラインも絶対に彼だわっ…と思ったら、なんとベースはトニー・レヴィンでした。ブラフォードとのリズム隊、素敵です(ちっ)。

tokyo-tapes.jpg
"THE TOKYO TAPES"と名づけられたこのアルバムは、ジェネシスの曲&ハケットのソロ曲を中心とした東京でのライヴ盤である。このライヴは「ベーシストとしてのジョン・ウェットンが見せた最後の輝き」とJWファンの間では伝説となるくらい、ベースもヴォーカルも極上のものだったらしい。確かにyoutubeで見たFirth of Fifthの演奏やWatcher of the Skiesの声は、アルバム以上に冴えている。特にFirth of Fifthでのベースはアドリブ的なフレーズも交え、「やはりあなたは歌手ではなくてベーシストだったのですね(はあと)」といいたくなるような素晴らしさ。ハケットの泣きのギターの裏で、JWのベースは控えめながら(もう爆音は卒業ですな)アクティブに動き回っている。やっぱり彼はこれでなくちゃねぇ。
というわけでワクテカしながらTHE TOKYO TAPESを聴いたのだが…ほんとに輝いていましたとも>JWのベース。体型も太めになったとはいえ、現在の状況からするとこの頃はまだ正視に耐える太り方だし。
JWの名曲Battlelinesは、残念ながらオリジナルの方がよろすい。ジュリアン・コルベットのキーボードがなんか東洋調で、変なんだけど。まさか東京だから東洋調にした?わけないよなあ。声もChasing the Dragonのときのほうが、はるかによかったんだけど。ちなみにこれはスティーヴ・ハケット&フレンズのライヴである。そこで自分のソロ曲を演奏するJW、それでいいのか(w  おまけに「キミタチサイコダヨ」のお言葉、ドン引きしたのは私だけではあるまい。JWがらみではHeat of the Momentも演奏したが、これはプログレ小僧のマストアイテムであるゆえ、許されるだろう。
イアン・マクドナルドのフルート、なかなかいいです。彼はWatcher of the Skiesではキーボードでベースパートを弾いたりしてマルチぶりを見せているが、さすがのJWもあの怒涛のシンコペーションを弾きながら歌うのは無理ってものですかね。「宮殿」は先日のエイジアのライヴでも演奏されているが、JWヴォーカル版の方が私好み。I Talk to the Windはオリジナルのレイクの声がいいかな。JWだと演歌だよ、こりゃ(w 

プログレ巧者たちの演奏するライヴはオリジナルよりもあっさりめでさらっと聴ける、軽いプログレに仕上がっている。と言っても手抜きは全く無しの高レベル。一聴の価値あり、ということで星5つ。Los Endosなんかはもうちょっとアップテンポでやってほしかったけど、これもまあ許容範囲。でもBattlelinesの出来が悲しかったので、JWファンとしてはちょっとマイナス。
70年代ジェネシスを聴くきっかけにはちょうどよいかも…というわけで、私もついに70年代ジェネシスを聴いている。つーか、今までなんで避けていたんだと自分に言いたい(爆)