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28mmも気難しい

白馬・松本へ行って以来、カメラ関係物欲が再燃し、久々にカメラ関係のブツを買った。と言っても、先日チラッと書いた「欲しいカメラ」や「α-7D」ではなく、レンズ。なぜかレンズでございます。

実は先日書いた「欲しいカメラ」とは、Contaxのコンパクトカメラ・Tシリーズだったのだ。7月の終わりごろから、金沢の某カメラ店の中古コーナーに続々とContax Tシリーズが大集合。気がつけば2店に並んだのはT、T2、T3、TVS、Tix。おまけにミノルタのTC-1まで並んでいた(これはちょっとお高め)。私は常々フィルムのコンパクトカメラが欲しいと思っていたのだが、なんとTシリーズが揃い踏みとは。「魅惑のコンタックスTシリーズ」という文庫本に載っている、T2で写した風景写真をこよなく愛する身としては、やはりT2でしょう。いや、T2にはAFの中抜けというトンデモな持病があるし、ここはひとつネガフィルム専用機としてTix…いや、APSフィルムなんていつまで販売されるかわからないし、ここはひとつズームもあって便利この上ないTVS…ズーム付きコンパクトならTVS-Dを持っているんですけど…と堂々巡りが1ヶ月以上も続いた。いや、ほんと。

が、1ヵ月半悶々と悩んだ挙句…やっぱりや~めた!と以前から目をつけていた広角レンズ・Distagon T* 28mm F2.8を購入。コンパクトはTVS-Dを持っているからねえ(デジタルだけど)。それよりも広角レンズですよ、奥さん。
35mmにしようか、28mmにしようかこれまた悩んでいたのだけど、ある日フラフラと行った別の店になんとあるじゃありませんか>Distagon 28mm。これは私に買え!とカメラの神様が言っている!!ということでお買い上げ~。

とりあえずネガでパチパチ撮ってみた。

このレンズは25cmまで寄れるということでマクロ的な使い方もできるわい、と喜んでいたのだが、そうは問屋が卸さなかった。プリントした写真を見たら、開放だとどれもこれもピント甘すぎ(ーー;)
右の写真なんて花の中心にピントを合わせたつもりが、左隣の葉っぱに合っている…
左は何をかいわんや。どこにピント合わせとるんじゃ、ワレ!って感じ。バックのとろけるようなボケだけが救い。


F5.6くらいまでに絞ると、それなりの写真となる。やはり建物や風景向きなんだろうか。いや、向き不向きではなく、全て私の腕が至らないためでございます(涙) 
それにしてもいつもは「オンナは黙って50mm一本勝負」で撮っているので、28mmという感覚がよくわからない。広すぎ~。


こういう写真も普通に撮れるのだが、あくまでも「普通」。ネガのせいか、Planar T* 50mm F1.4で撮ったときのように「ぎゃっ」とかいうことはない。50mmだと、ネガで撮っても赤や緑が強烈に自己主張しているのだが、この28mmはごく普通。リバーサルで撮ったら「ふぎゃっ」ということになるかな。今モノクロフィルムを一本現像に出しているので、その仕上がりも楽しみ。リバーサルは、また来週末にでも現像に出さなくては。


というわけで、これから一緒にがんばりましょう、のDistagon T* 28mm F2.8。50mmのようにいい相棒になってくれるよう、当分週末は修行です(^^;;;


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