嵐のように2月は過ぎていき、12月決算法人の申告書を提出してホッと一息...する暇もなく、お次は確定申告である。あまり興味のない所得税と毎日にらめっこという、苦痛の日々が半月続くわけで。
法人税とは「法人の所得税」でありベースは所得税なんだけど、何年やっても面白さとしては「法人税>>>>>>越えられない壁>>>>所得税」といった感じである(消費税、相続税は別カテゴリー)。
先日自分の確定申告用にICカードリーダライターを購入した。2年前からは自分も電子申告で申告書を提出しているが、実は職場のリーダライターをこそっと借りていたのである。いや、「これ、借りま〜す(・∀・)」と全然こそっとではなく堂々と借りていたのだが。3年目の今年は、そんなに高くないものだし自分で買ってもいいでしょうということで購入。
購入したのはSHARP製のもの。右の写真を見ればわかると思うが、かなり小さい。
2年前は住基カードを作ったり、公的個人認証サービスのクライアントソフトの設定などで四苦八苦した記憶があるが(しかも3月14日だった。それくらいにならないと自分の確定申告に目をかける余裕が無い)、今回はクライアントソフトのインストールもe-Taxの認証もあっけないくらい簡単に終わった。e-Taxは自分以外のことでもここ数年使っているが、日々進歩しているなあという実感アリ。まあOSもWindowsXP→Windows7だし。
そうそう、Macではこのリーダライターは認識しません。おまけにe-Tax自体出来ないことはないけど、すごく面倒という噂。
で、このICカードリーダライターがあれば某国家試験の申し込みもできるはず(・∀・)と思ったら、なんと「国税庁サイトから申し込みの後、○○を管轄の国税庁に郵送」だとさ。結局紙がいるんですか。そうですか...orz
その他にも公的機関で使えないかと思ったら、一般市民向けは国税庁と法務局ばかり。登記の申請もできるそうだけど、シロウトレベルでの申請を受け付けてくれるのかしらん?なんか「はーい受け付けたけど、ここ直してくださいね」というやりとりがエンドレスに起こりそうな気がする。いや、間違ったことを登記してしまったら...と思うと、やはり申請は自分でする気にはなれない。登記するネタもないけど。
というわけで、フツーの人には国税庁のサイトから金額を入力→印刷して郵送、がお気楽かなあ。税務署(&国税庁)はペーパーレス化に一生懸命だし、私たちもその恩恵をかなり受けているけど、みんながe-Taxの道は長くて遠いよ...と思うのだった。
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