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2009/1/24 -WINE会@NYC-④

定例のワイン会。本日のテーマはブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ。
北のニュイに対して南のボーヌということで果実味中心の味わい。

20090124 WINES.jpg
※一部ボトルは撮影時には既になく写せず。

◆1997 Auxey Duresses 1er Cru Les Ecusseaux Robert Ampeau
 アンポーは古酒で有名。ぷるんとした赤系果実、鉄の香り。酸は中庸。
 香りは梅干しの紫蘇との表現も。舌にピリピリ感が残り味わいはあまり。。。
◆2000 Chassagne-Montrachet 1er Cru Clos de la Boudriotte Ramonet
 薄いルビー色にチェリー、赤い花、小梅の香り。可愛らしい香りに反し酸強し。
 白の生産者の造るピノは香りが素晴らしいが体躯は繊細というイメージあり。
◆1993 Clos Vougeot Chopin Groffier (ニュイなのに特別参加)
 1996年に引退したショパン・グロフィエ。アンリ・ジャイエの後継者との由。
 熟れた赤ベリー、梅、革、スーボワの香り。酸残る。凝縮感があり旨い。
◆1993 Monthelie 1er Cru Les Duresses Comtes Lafon
 濃いルビー色で赤ベリーのコンフィ、リキュールの香り。酸はほどほど。
 甘やかさのある赤系果実の味わいでタプナードとナイスマリアージュ。
◆1996 Volnay 1er Cru Clos des Ducs Marquis d'Angerville
 モノポール。若々しく赤い果実味全開。凝縮感が舌にぎゅっと残る感触。
◆1990 Pommard 1er Cru Les Rugiens Michel Gaunoux
 熟成色で赤系果実のコンフィ、カシスの香り。甘さを感じる。滑らか円やか。
◆1990 Santenay 1er Cru Les Gravieres Pousse d'Or
 ジューシーで滑らか。チェリー、濃い目の紅茶の香り。澱が多い。
◆1988 Beaune 1er Cru Clos des Ursules Louis Jadot
 肉付きのよい赤系果実の香り。酸、タンニンは滑らか。余韻はさほど。
◆1998 Savigny les Beaune 1er Cru Les Narbantons Domaine Leroy
 赤い花、革、ナツメグの香り。ビオ的な果実の香り。バランスよし。
 凝縮感があり、鼻から広がる香り。これがルロワ節なんですかね。
◆1998 Volnay 1er Cru Santenots-du-Milieu Domaine Leroy
 チェリーにプラムの香り。ふくよかな果実の裏に静かなトーンの味わい。
 酸を少し強く感じる。唾液を出させる味わいというか。美味いです。
◆1998 Corton Renardes Domaine Leroy
 繊細、静謐なミネラル感あるワイン。酸が強くまだまだ熟成待ちかな。
◆2005 Domaine Serene PN Evenstad Willamette Valley Oregon (差し入れ)
◇1999 Cascade d'Or Sauterne (差し入れ)

南とはいえVolnayには静謐さを感じ、Beaune近辺にはふくよかな果実味を感じる。
あまり好んで飲まないボーヌの赤ですが、コスパは頗るよいですね。

20090124 CHOPIN GROFFIER.jpg
ショパン・グロフィエ。もう出会うことはないかも。

20090124 LEROY CORTON.jpg
ドメーヌルロワのコルトン。ポテンシャル高し。

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