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21世紀の・・・

チケットぴあの前を通りかかったら、こんなチラシを発見しました。
schizoid.jpg

「21st century schizoid band」。どっかのパロディかと思いきや、れっきと存在するんですね。
しかも去年から(遅れているわ・・・>私)。

名前を見てピンと来るとは思いますが、初期のキング・クリムゾンメンバーが集まったグループです。といっても、私はあまりキング・クリムゾンに詳しくないので、このメンバーの名前を見てもイアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルズぐらいしか知りません。すんません。Jakko Jakszykなんて、どう読むんじゃ~(^_^;)
私の音楽的ルーツ(もしあるとすれば)はビートルズからハードロックなので、必然的にクリムゾンも「Red」あたりが好きなのですが、「クリムゾン・キングの宮殿」もなかなか捨てがたいアルバムだと思っています。最初に聴いた高校生の頃には「何だこりゃ?」だったけど、やっぱり歳なのかしらん。うーむ。
その初期のクリムゾンは今では考えられないほど叙情的なのですが、それはイアン・マクドナルドやマイケル・ジャイルズのなせる技だったのでしょう(含:グレッグ・レイク)。彼らが去った後のクリムゾンは、へヴィ&ハードへと傾倒していきましたから。「宮殿」でも「21世紀のスキッツォイド・マン」のおどろおどろしさ、次の「風に語りて」のさわやかさ…あまりの違いに、最初聴いたときはぶっ飛んだものです。

実ははじめて知ったのですが、イアン・マクドナルドってフォリナーのメンバーだったんですね。びっくり(単なる無知?)。さらにうちにある「Rock family trees」なる本を開いたところ、「CRIMSON AND ROXY」としてロキシー・ミュージックと同じファミリーツリーになっていたので、またしてもびっくり。ジョン・ウェットンがロキシー・ミュージックにいたと知って、びっくりは最高潮(爆)

このネタのために、久しぶりにクリムゾンのアルバムをチラッと聴いたりしましたが・・・ええわぁ。特に「太陽と戦慄」とかええわね。やっぱりへヴィなのを気に入ってしまう私(^_^;) 
最近軟弱音楽好みなので、久しぶりに硬めのを聴くと気持ちがしゃきっとします。いいことだ。

ところで本家本元キング・クリムゾンはまだ新作を発表して、ツアーまでやってるそうで。で、ツアーでのセットリストは、ほとんど新作で固められていたそうで。恐るべし、ロバート・フリップ(というか、これが当たり前の姿か)。やはり昔の名曲をライブで聴きたいというおぢ・おばさんは、21st century schizoid bandを聴きに行くしかないんでしょうか。

コメント

その他に Steve Hackett & Friends というのも何年か前にあって、Genesisの曲を入れなおしたCD出した後に日本公演していました。ハケットのほかに、ジョン・ウェットンやイアン・マクドナルドが入っていて、日本公演のLDでは、Genesisの曲のほかに、「風に語りて」「宮殿」とかASIAの「Heat of the moment」とか演奏してるんだよ。

ジョン・ウェットンがロキシー・ミュージックにいたのはほんの穴埋めじゃなかったかな。

そーいうのもあったんですか。知らなかった。ジョン・ウェットンって、どこにでも顔を出しているのねー。
確かにロキシーにジョン・ウェットンがいたのは、1年くらいだったようです。でもその後、ブライアン・フェリー・バンドで合流(といってもまた1年くらい)し、UK→エイジア・・と流れ旅。ブライアン・フェリーも好きなんだけど、なんかジョン・ウェットンとくっついているのが想像できまへん(^_^;)

ジョン・ウェットンはエイジアのイメージが強すぎてね。私がリアルタイムで初めて聴いたプログレ(?)がエイジアだったせいもあるけど。あ、「ディシプリン」もリアルタイムで聴いたな~。
(いつのまにかウェットンねたに・・・)

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