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Spilits in the material world

金沢に住んで1ヵ月半が経ちました。人間付き合いなどで「えーかげんにせんかー!このボケ!」といいたくなるような事もありますが、おおむね金沢ライフには満足しています。しかし困ることが一つ。それは「欲しい物が手に入らない」ということ。私の場合、欲しいものといっても書籍類に限られているのですが。

金沢に戻ってもいいなーと思った理由の一つに「ネットショッピングの普及」があります。これさえあれば地球の裏側にだって住めるぜ!と思っていたし、実際そうだったのですが、「本をぱらぱらっと見て、選り好みして買う」というのは不可能なんですね。
先日ある仕事関係の本を探したのですが、無い!無い!! 金沢で最大手の本屋に電話して探してもありません。ネットで調べたら、版元も売り切れ。こういうとき、東京だと本屋のはしごをしたらどこかにありそうなのに・・・。結局とあるネット書店にありましたが、今後もこういうことが起こるでしょう。ちなみに一緒に注文した本は、ちょっと期待から外れていました。返品すればいいのだろうけど、面倒だからいいや、とそのまま購入。本屋で立ち読みして選べたら・・・と切実に思いましただ。(金沢では仕事関係の専門書をおいてある本屋自体が少ない)

ついでにいうと、楽譜を置いてある店も少ない。今日やっとオーケストラのミニスコアを置いてある店を見つけましたが、車が無いと行けないような郊外です。学生の皆さんはどうやっているんだろうね。自分が車を運転するようになった事とネットの普及で、北陸の片田舎ライフは10数年前に比べてはるかに快適になりましたが、まだまだ満たされない部分はあるのです。
それとも、私が東京という物のあふれた場所に慣れきってしまったからでしょうか?人間らしい暮らしをするには、多少の不便は覚悟しなければならないとは思っているのですが、やはりまだまだ悟りが開けてないよなぁ(笑)

ところで、今日楽譜を置いてある楽器店で、ミニスコアの他にカール・フレッシュのスケールシステムやセヴィシック(どっちも洋書;ヴァイオリンの教本です)を発見しました。東京の楽譜屋ではあって当たり前の楽譜ですが、何にも期待していない所で見つけたものだから、非常にうれしくなりました(^_^;) 
金沢での小さな幸せですね(爆)

コメント

日本の輸入楽譜屋は高い!まあしゃーないけどね。

私はByron&Hoytから購入したことがあるが、安くて速い!
http://www.byronhoyt.com/

まあまとめて買わないと輸送費に負けそうだが。

確かに日本の輸入楽譜は高い。しかーし、アメリカでもやはり輸入物は高かった…ヘンレとかデュランなんて、買う以前にそんなものを置いてある楽譜屋が全然無かった(笑) ジュリアードの購買部へも行ったけど、驚くほど小さかったっす。YAMAHAってすばらしい~と帰国して感動。
やはりアメリカは伝統的に通信販売文化の国なのかも。

確かにそのサイト、安い!けど配送料が壁か… ラヴェルのピアノトリオは日本の値段の6割位みたいけど、配送料が入ると同じくらいになるのかな(-_-;)

覚えてないけど、多くて$20くらいじゃないかな?まとめ買いすればペイします。ラヴェルのピアノトリオはしぶいね。

訂正。日本の6割くらいだったのは、フォーレのピアノトリオでした。しぶいという点では同じか。
ちょっと欲しい楽譜もあるので、そのうちメールします。欲しいといっても、全然急がないのだけど。

今度注文する気でいるので、一緒に買いますか?この前注文しようとして、あまりに額が少なく、取りやめになっておりますで。

では、メールします。よろしく。

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