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18年前のビデオ

今日実家で、1986年10月のビデオを発見。NHKのTV放送を録画したものですが、アシュケナージの日本公演のものでした。再生してびっくり。ちゃんと見られるものですねぇ。もちろん画像は良くないけど。

この頃はピアノを始めてまだ2年目、とにかくピアノを弾くのが楽しくて、ピアノを弾きに学校へ行っていたような頃でした(ちなみに私は経済学部…)。
確かバッハのインベンションだとかソナタアルバム1をさらっていて、アシュケナージのビデオを何度も見ては「いつかこんな曲が弾けたら」と思っていたっけ。
今ビデオを見たりCDを聴いたりすると「うわ、私ってこんなに甘ったるい曲(及び演奏)が好きだったんだ…」と唖然としてしまいますが、まぁそのころの自分はそうだった、ということで納得。しかしアシュケナージのベートーヴェン後期ピアノソナタは「なぜこれが好きだったのか、全然わからん??」です。このCDを買ったのは、ほんとに私か?(間違いなく私です、はい)
シューマンのピアノ曲集も買い集めていたのですが、これは今聴いてもなかなかよろしいです。シューマンのピアノ曲は聴くのも弾くのも大好きでレッスンや発表会で弾いたりしたのですが、アシュケナージが弾いてもショパン的な甘ったるさが無くて、大変よろしい。

アシュケナージといえば、こないだN響アワーでショスタコの5番を振っていましたね。ベルギーの観客はものすごいスタンディング・オベイション(あんたたちはアメリカ人か?!)でしたが、わたしゃこの演奏のどこがいいのかまったくわからず。

ところで、今年の試験が今日終わりました。勉強は去年の9月からの長丁場で、まさしくフルマラソン状態なのですが、今年の私の場合30Km地点から脱落・あとはトロトロ走ったという感じです。
試験が終わるとすぐ来年の受験科目を考えなければならない、という悲しい試験でもあるのですが、とにかく今日は久しぶりにちょこっとピアノをさらってみるとするか。

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