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来月は早々にオケの演奏会があります。前回の演奏会からわずか3ヵ月、それはちょっと早くないか?と思うのですが、仕方ない。
東京でやっていたときは室内管弦楽団だったのですが、今はフルオケ。おかげで?いろんなことを初体験しております。ワーグナーもその一つ。ワーグナーなんて人生において接点がないだろうな~と思っていた音楽の一つだったのでありました。
いや、クライバー指揮の「トリスタンとイゾルデ」は昔BSで見たし、有名どころの前奏曲and序曲は聴いているし…ですが、なんつーかあの仰々しさが好きになれない。
そんな私めがマイスタージンガーで1st.Vnを弾いちゃったりしているのですが、テンポはコロコロ変わるわ(拍子は変わらんが)、転調しまくるわ、いろんな部分(テーマ)がぐちゃぐちゃとつながっているわ、と書いていると、まるでイエスの音楽のようですなぁ。全然違うか(^^;
とりあえず「弾く」ことはクリアーしてから楽譜を眺めていると、なかなか面白いものです。手元には1stと2ndのVnの楽譜しかないのですが、きっとスコアを見るともっといろんな発見をするんだろうな。
といっても、やっぱりワーグナーを聴いている分にはあまり好きにはなれません。演奏して、楽譜を眺めて、好きになる音楽もあるんですね。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますだ。
大晦日の晩から実家でぐだぐだとワインを飲みつつ過ごしたのですがl、貧乏性のせいか、TVのみを見てのんびりするということができません。あ、紅白のマツケンサンバIIは当然見ましたけど。ちょうど年末に友人から、昨年話題になった「ダ・ヴィンチ・コード」を借りていたので、それを読むことに。
以下ネタばれ注意
海外文学を読んでよく思うのだが、その国の文化や作者の文化背景を知らないと、本を読んで感じる面白みも上っ面だけなのかな、と。ちょこっと翻訳の勉強をやっていたときに言われたのは、「英米文学を翻訳するなら、聖書とシェイクスピアの知識は不可欠」とのお言葉。うーむ。
どうでもいいことだが、「Rosslyn」の語源が「Rose line」(ローズライン=子午線)とは初耳だった。95へぇ~を進呈。Rosslynというのはポトマック川を挟んでDCの対岸にある街なのだが、この本ではスコットランドにあるRosslyn Chapelがらみで出てくる。スペルを見ておわかりのとおり、日本人には地獄のような発音で、私はこれを何度聞き返されたか(涙) ちなみにカナ表記では「ロズリン」と簡単だけど、この通り言っても絶対に通じないので、ご注意を(-_-;