Love Actually
ずっと前に録画してあった「Love Actually」、やっと見ました。劇場公開の時に見に行こうと思って結局行かなかったのですが、これはお金を払って映画館で見ればよかった。ラブコメ好きにはたまらん映画でした。
職業も年齢もシチュエーションも違うカップル達の物語が、いくつも平行して展開していくのですが、思ったよりもわかりやすかったっす。ところどころにくすっと笑ってしまうようなSence of humorが織り込まれているのは、さすがイギリス映画。
中でもヒュー・グラント演じる、英国首相がいい。どう考えても、ブレア首相と2003年後半のイギリスの状況を意識したとしか思えないような描き方、大笑い。これくらいばっさりアメリカ主導の国政を皮肉る映画って、日本人じゃまず作らない(作れない)でしょうね。全くもてないイギリス人君が「アメリカに行ったらもてまくるに違いない」とアメリカに行ったら、本当にモテモテで故郷に錦を飾った…ってのも、アメリカに対する皮肉ですな(笑)
男女の恋愛だけでなく、親子愛、兄弟愛etc...まさに「Love acturely arround the world」。なんてことないけど、とても幸せな気分にさせてくれる映画でございました。