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定演終了

練習不足・練習参加不足ですが、定期演奏会に出演してきました。私自身もそうだけど、オケも反省点多数。というわけで、備忘録を兼ねて書いておきます。

1.交響詩フィンランディア(シベリウス)
フィンランド独立のテーマソングだが、中間部のテーマは「春が近づき、雪の下で咲き始めた花」のイメージなんですけど、私にとっては。あ、それが「帝政ロシアの圧政にじっと耐えるフィンランド国民」なのか。
シベリウスの交響曲はうるさいのであまり好きじゃないが、この曲も金管がガンガン鳴って、うるさいことこの上なし。演奏の出来は「こんなもんでしょう」。というか、金管さえ外さなければ、無事にクリアー。イエスのジョン・アンダーソンはシベリウス好きなんだよなー。それであんな仰々しくて長ったらしい曲を作るのか(でもジョンちゃんは大好き)。

2.日本の歌による交響的四章(大能正紀)
うちのオケの指揮者が書いた曲。小学唱歌?をモチーフにした曲だが「冒頭のこのパターンはこういうことを表していて…」といったネタを作曲者から聞けて、なかなか面白かった。そんなことを考えると、ベートーヴェンにもブラームスにも「作曲者がいいたいこと」がたくさんあるんだなぁ、きっと。それを音符から読み取らなきゃいけないんだけどね(^^;)
どの曲も途中で転調しまくりで、楽譜を読むのが大変。これで変拍子ありだと、プログレ認定なんだけど(うそ)。

3.交響曲第1番(ビゼー)
練習の時から「やばい、やばすぎる…」と思っていたら、案の定1楽章の中間部で1st Vnに表層なだれ発生。いや、全層なだれかな? わたしゃフリーズしましたよ。4楽章の1st Vnは団子状態だし。ええ、私は1st Vnでしたがな。団子の一部です。表層なだれの時はフリーズでしたけどね。
自分自身の個人的な技術にも、反省点多数。福田進一氏的に言うと「今日も累々とした音の屍を築いてしまった…」。忙しくても基礎練習くらいはやらないと。
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見に来てくれた同僚からもらった立派なアレンジメント。あんな演奏でこんな素敵なお花をもらってしまった。ありがたや。

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