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8月最後の日

今日で8月も終わり。私の夏休み(もちろん仕事へは行っているぞ)も終わりで、9月からはまた来年の試験に向けての勉強が始まる。
さて今年の夏は何をしていただろう?と忘れっぽくなった自分への備忘録として、書いておこう。

今年の夏、私はひとつの目標を立てた。それは「インターバル無し・クロールで50m泳ぐ」である。ちなみに私はまともな泳ぎができない。プールの無い小学校で6年間過ごし(その時代、スイミングスクールの存在すら知らなかった)、自己流かえる泳ぎで細々と泳げるのみである。数年前フィットネスクラブのスイミングスクールに3ヶ月くらい通い、なんとかクロール25mくらいは泳げるようになったが、それ以上は休み休みでないと水没してしまうため、今年の夏の目標としてこんなショボい目標を立てたのだ。
いろいろ調べたところ、家と職場の中間地点にあるスイミングスクールで「夏だけ会員」という会員を募集していることがわかった。安い料金でプールが好き放題使え、毎日スクールにも参加できる。見学したところ、小さなジムもある。というわけで早速申し込み、試験が終わった日からそこに通いだした。

始めはプールでバタバタと泳いでいたのだが、ある日ふと気がついた。そこのインストラクターはみなちょっと太めなのだ。元水泳部の友人曰く「この歳になると、泳いでも痩せないよ」とのこと。まさしくその説の証明ネタを目の前で見ているようだ(インストラクターはみな若いけど)。それに比べ、ジムで走っている常連のおじさんたちはみな細い。よし、これは走るしかない!と単純な私は気がついたらジムの常連と化していた。

とにかく走ればいいんだろ、と自己流で最初は1kmくらいから始めたが、とにかく息が続かない。無理にスピードを上げて倒れるようなことはしたくないので(ジムから車を運転して帰らなければならないし)、トレッドミルのスピードを調子に合わせて上げたり下げたりしていたが、距離は長くなりつつあるものの「スピードが上がらない」。そんな亀のような走りを地道に続けていたのだが、単純かつお調子者の私のこと、5kmくらい走れるようになると「秋のロードレースに出てみようか」などという恐ろしいことを考えてしまう。しかし大会要綱を見てみると、私のようなトロトロランナーは途中で「はい、時間切れです」と言われることがわかった。金沢のロードレースはそんなに甘くないのだ。調子に乗らなくて良かった。

自己流も限度があるよな、と一昨日本を購入したのだが、その本には全く走ったことの無い人がフルマラソンで3時間台を目指すまでのトレーニングがこと細かく書いてある。そして3時間台で走るまでステップを25段階に分けてあるのだが、そこに至るまで1年以上もかけることとなっている。これよ、これですよ。現在の私のステップ(たぶん)では「フルマラソン5時間台」であるが、そのメニューはとにかくペース走を心がけ、○分/1kmのペースを体に染み込ませるようなものだ。というわけで、今日はとにかく一定のペースで走ることを課題とする。いつもよりはるかに遅く、ジョギング以下じゃねーの?という速さだが、1時間走りましたよ。1ヶ月でやればできる。でも明日からジムが使えなくなるんだよなあ。市営体育館でも行くか…そのうち仕事やら勉強やらで挫折するんじゃないか、と今から思っているんだけどね(←ちょっと弱気)

ちなみに先日久しぶりにプールで泳いだら、50mインターバル無しクロールはあらよっと泳げました。こっちの目標は無事クリアして、めでたしめでたし。やはり、水泳も体力があってのものですね。スクールへは1度も参加せずに終わりました。念のため。

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