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白山麓へのドライブ(その3)

暑い。本日の金沢の最高気温、36.5度。体温じゃねーか。
「こっちはもっと暑い!」という人もたくさんいるだろうが、北陸は冬に「雪」というハンディを背負っているのだから、夏くらいはおまけしていただきたい。今日仕事が休みでよかった…(職場はなんとエアコン無し。一応事務労働者)
こんな暑い日に、私はガスバーナーと溶けるガラスと格闘しながら「とんぼ玉」の製作に勤しんでいたのだが、その話はまた後日。「福井県立恐竜博物館」の続きを書かなければ。

次々と並ぶ骨格に大興奮する私の前に、真打登場。

ティラノザウルス・レックスの骨格標本ざます。巨大ざます。
左の写真の白い骨格標本は、違う恐竜で…名前忘れた。とにかくこの黒っぽいのが、Tyrannosaurus Rex。なぜか「ティラノザウルス レックス」でググると、マーク・ボランの「T-Rex」ばかりヒットする。昔1曲だけT-Rexのコピーを演奏したことがあるが、聴いてもそんなによろしくないのに演奏するともっとつまらん音楽だった。T-Rexファンの人、ごめんね。でも好きじゃないんだよ。

そうそう、なぜ福井県勝山市という小さな市にこんな施設があるのか? それは21年前に、石川県の旧・白峰村桑島という所で肉食恐竜の歯の化石が発見されたことから始まる。発掘調査が進むにつれ、その後次々と福井県と石川県の県境あたりで小型肉食恐竜の歯や骨、足跡が見つかった。この一帯には現在「手取層群」という名前がついているが、一説には日本の恐竜化石の90%がここで発掘されたらしい(事務所のM君の説)。
で、その手取層群の中でも勝山市北谷というところから見つかったのが、フクイサウルス・テトリエンシス

これは草食恐竜らすい。日本で初めてほぼ完全に復元された肉食恐竜は、フクイラプトル・キタダニエンシスというお名前である。

展示は鉱物だの、石だの、生物の進化だの…と続くが、人が多いのと恐竜見すぎ疲れで、ほとんど見ずに後にしてしまった。次回リベンジね。

昔ワシントンDCにある Smithsonian National Museum of Natural History というところに何回か行き(入場料タダ)、「アメリカの博物館はすごいなあ」と思ったが、恐竜モノだけだったら「福井県立恐竜博物館」も決して負けていないぜ。おまけでNational Museum of Natural Historyの内部。ブレまくり写真ですみません。

大興奮状態で恐竜博物館を出た私たちは(興奮していたのは私だけか?)来た道をそのまま戻り、途中で立ち寄り温泉に入って、無事金沢に到着した。ちなみに栃餅は翌日になっても柔らかく、ウマウマだったことを書いておく。
今回は恐竜博物館をゆっくり見られなかったため、冬になる前にもう一度行き、中のレストランで越前そばを食べ、栃餅をもっとたくさん買ってこようと固く誓う、今日この頃の私である。

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