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そうだ 京都、行こうツアー(その3)

翌日は6時起床。といっても、起きたのは私一人である。そそくさと着替えてどら焼き半分(大きかったのだ)を食べてお茶を飲むと、ホテルの外へ。そう、休日の朝の楽しみ・ジョギング(京都編)のスタートである。

昨日買ったどら焼きは、ランニング前に血糖値を上げるため。同じ「甘いもの」でも脂肪分の多いもの(ケーキやドーナツ)はとらない方がいいというのは、ランナーの常識である(らしい)。というわけで、和菓子バンザイ。ほんとはバナナとかがいいんだけどね。
京都の朝は金沢よりはるかに寒い。寒いけどとてもいい天気で、モチベーションもぐんぐん上昇。さくっとストレッチをしてMP3プレイヤーを腕に巻いたら、二条城横のホテルをスタートする。
ちなみに今日のBGMはEL&Pの「展覧会の絵」と「ベスト・オブ・EL&P」。やはり「行け行けゴーゴー」的な曲でないと、ジョギングのBGMには向いていない。故にPink Floydなどは却下。クラシックやJ-POPは論外。しかしこれは私の場合であって、オペラを聴きながら走るという人もいるのだから、人それぞれである。

二条城からは京都御所を目指し、丸太町通りに入る。その後京都御所の横、烏丸通りを北上というルートをとる。ペースはLSDとジョグの間くらいのつもりだが、写真を撮ったりしているのでいやでも遅くなる。
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左は烏丸通りに入ったばかりのところ。朝6時半過ぎということもあり、静かで落ち着いている。たまにジョギング中の人とすれ違うが、挨拶する人が多いのにはちょっとびっくり。ここはアメリカか、それとも北アルプスか。
右は幕末フリークには見逃せない蛤御門。幕末の長州をめぐるゴタゴタはここから始まった、と言うべき場所である。蛤御門の変が無ければ、長州藩が「藩まるごとクーデター組織」状態になることはなかったかもしれない。となると、大村益次郎は医者のまま一生を終えたかもしれない。

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京都御所の北にあるのが、同志社大学。レンガの建物が素敵・・・だけど、私の出身校も素敵だったんだよな確か、と走りながら思う。世が世なら、殿様か武士のような通学だったわけで(爆)

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昨日買い物に来た北山ビブレの脇を抜けると、そこは賀茂川。賀茂川はもう少し下流で高野川と合流し、鴨川となる。この辺は河川敷にも自然が残っていて、なかなかよさげ。賀茂川にはカモはあまりおらず、ハトが群れていた。

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さらに北上したところが、今日の折り返し地点である上賀茂神社。本名は 賀茂別雷神社であり、雷神を祭ってあるという。京都で最古の神社であり、世界遺産でもある。
午前7時過ぎと言うことで観光客がまったくおらず、静かな雰囲気を味わえた。神社・仏閣巡りはこれでなくてはね。しかし朝早いせいか、楼門(真ん中の写真)より奥には入れなかったのが残念。一番左は立砂といい、雷神が降臨されたといわれている神山をかたどったものである。しかし雨が降ったら、どうするんだろ?

ここで時間があまり無いことに気づき、堀川通りをひたすら南下する。途中に清明神社も通り過ぎたが、私は安倍晴明には興味がないので(陰陽師の何が面白いのかわからないタコです)、横目でちらっと見て、ひたすら走るべし。
本日のランニング距離、11.5km。これから観光をしなければならないので、この辺でやめておくのがいいだろう・・・ということで、2日目の観光に突入するのである。

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