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そうだ 京都、行こうツアー(その4)

ホテルを出た私たちは、再び兄と合流して京都駅へ。荷物をコインロッカーに預けた後は、今日の目的地・嵯峨野へと向かう。今日は京都三大祭りの一つ・時代祭の日なので、周辺観光地にはあまり人がいないことを期待したが、はたしてどうなる事やら。

JR嵯峨嵐山駅を降りてからはガイドさん(=兄)の後について歩く。他人と旅行に行くと企画&道案内役ばかりで、誰かにくっついて歩くということがまず無い私だが、今日はなんて楽なの~。訳もわからずくっついて歩くって、幸せなことなのね(爆)

まずは野宮神社へ行く。ここは縁結びの神様ということだが、どうせ関係ないもんね~と妹と盛り上がる。こんなことで盛り上がっていいのか?>私たち。またここは、源氏物語「賢木の巻」で光源氏が訪れたところらしい。源氏物語は途中で挫折したので(「あさきゆめみし」でさえ挫折した)、そういわれてもピンと来ないのが悲しい。
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野宮神社を後にして、有名な嵯峨野の竹林へ。20年前に来た時と変わっていない様な気がするが(ただし人はこんなに多くなかった)、このようにきれいな状態を維持している人々の努力に頭が下がる。

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お次は常寂光寺。名前の通り、人がほとんどおらず、静かきわまりない寺である。寺と名が付いているが、元々は藤原定家の山荘・時雨亭があったところらしい。ここは階段等が多くて、皆バテバテ。

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嵯峨野の竹林とお別れして、「まんが日本昔ばなし」の風景の中にたたずむ、落柿舎へ。私は嵯峨野がすごく好きなんだけど、特に落柿舎が好きなのさっ。小さな家があるだけなんだけど、こういうところで年をとったらボケッと過ごしたいものよ。・・・私の性格上、すぐに飽きてしまいそうでもあるけど。
落柿舎の名前の由来は、一晩で柿の実が全て落ちたことによる。しかし兄と母は「柿が一晩で落ちるわけ無いよね~」「台風だったとか」「いや、弟子に落とさせたとか。ヤラセだ~」とロマンのかけらもない会話をしている(^^;;;

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で、嵐山観光のメイン・天竜寺へ。天竜寺は京都五山の筆頭であり、足利尊氏が建立したということで、そんなに古くはない。簡単に「そんなに古くは~」なんて書いているが、これがアメリカだったら超歴史的建物として崇めたてまつられるだろう。ちなみに京都五山には第一位よりも上があり、南禅寺がそれにあたるという。もう訳わかりません。
ここも世界遺産であるが、そろそろ世界遺産のありがたみを感じなくなってくる。世界遺産、ありすぎ。

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嵐山の渡月橋。どこからこんなに人が?と思えるくらい人でいっぱい。おまけに土産屋が軒を連ね、ここは原宿・竹下通りかと目を疑う私。
さすがに朝ジョギングした後では、けっこう疲れてくる。途中でお茶&茶菓子をいただいたりしたので、昼食には中途半端な時間になったため(人もいっぱいだ)、嵐山駅構内でクレープなんぞを食べた。やはりここは竹下通り?と思えるようなところでは、クレープですね(うそ)。クレープを買って食べるなんて、人生で何回目だろう? 今後の人生で、クレープを食べることなんて再びあるんだろうか?? ちなみに歩き回った後のクレープは美味しかった(^^)

京都駅に戻った後はダッシュでデパ地下を走り回り、お土産をゲットする。電車に乗った後は、数分で熟睡してしまった。ふっと目覚めると、もう敦賀。お弁当を食べた後はまた熟睡、気がついたら金沢まであと10分というところだった。
行くまでは「京都ね~」という感じだったけど、行くとやはり楽しい。しかし1泊2日で京都はきつすぎる。回る場所を決めて、何回にも分け、今後も行きたいものだ。

#和菓子のネタは今後「番外編」にまとめるつもりでございます。

コメント

もう少ししたら紅葉したところをお届けしましょう。和菓子編何を買ったのか期待してます。

紅葉、すごく見たいです。取材よろしく。買った和菓子は、メールで書いたとおりだよ。
亀甲屋で食べたしば漬けが激ウマだったので買って帰ろうと思ったけど、京都駅のデパ地下のはイマイチですた。

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