« ちりめん山椒 | メイン | 携帯電話も衣替え »

金花糖

えー、まだ風邪と戦っています。一旦は回復したものの、一昨日からの寒さで再び呼吸器がダウン。鼻づまりがひどくて、口呼吸しています。ぱくぱく。

「金花糖」とは金沢の雛祭り用菓子の一種のことだが、今日書いているのは市内にある甘味処のことである。
小雪のちらつく中、市内中心部にある甘味処「金花糖」へ行ってきた。

  
これが金花糖の看板と入り口。この鯛のイラストが店のマークらしい。
この暖簾をくぐるとその先は甘味処。たい焼きは手前のスペースで焼いている。たい焼きを焼いていたおばさんに注文すると、「もう少し時間がかかるから、中で待っていてください」と言われ、店の中へ行く。
たい焼きは電話予約してから買いに行ったほうがよさそうだ。でも2匹だけ、ってのを予約するのもねえ・・・


店のお品書き。クリームあんみつなんてカロリーが恐怖だけど、食べてみたい。
こういうものを食べて喜ぶのは中年おばさん、というイメージがあったのだが、ついに私も中年オバの仲間入りらしい(爆)
お店からは小さな庭が見える。少し雪をかぶった庭の木々が、とてもきれいである。しかしお店の人によると、これ以上降ると屋根雪が落ちてきたりして、庭も見苦しくなってくるらしい。さらに、雪かきをしても雪を捨てる場所が無い云々・・・と雪に対する愚痴になってしまうのは、誰もが同じ。私も「雪なんてこれくらいでいいですねえ」に同意。


再び、お店の入り口。知らないと入りづらい店構えかも。場所柄もあり、観光客が多いんだろうな。今日は武家屋敷界隈もひっそりとしていて、観光客らしき姿は見えない。というわけでか、お店にもお客さんはいなかった。

  
さっそくたい焼きを食べてみる。焼きたては柔らかくふにゃふにゃ。こちらでのたい焼きは柔らかいものが多いような気がする。あんこフェチとしては餡を味わわねば・・・とパクリ。
餡はさっぱり系・・・というのは、塩味がちょっとするからだろうか。もちろん「塩!」とわかるほどではないのだが、スーパーの店先で売っているたい焼きよりも、はるかに隠し味的塩がきいている。
当然しっぽまで餡入りですね。昔はあんこの偉大さがわからずに、「たい焼きは皮が好きだから、餡はしっぽまで無くていい」などという暴言を繰り返していたこの私。バカか、自分は。 
たい焼きの美味さって餡に決まっているじゃないか。いや、餡と皮のハーモニーか。

家へ帰ってストーブの上でパリッとさせ、食べてみる。私はパリッとした皮のほうが好きなのだが、この餡に合うのは柔らかい皮ですなあ。

ところで、たい焼きについてネットサーフしていたら、「ジャーマンポテト入りたい焼き」だとか「カレーたい焼き」の存在を目にしてしまった。
それはちょっと違うんじゃないか。そんなことをしたら、たい焼きの中身のバリエーションなんて無限大に作れるだろう。そこを餡だけに抑えておくというのが、控えめな日本人の美徳ってもんだ。
・・・でも「おやつ村」のカマンベールチーズ味たい焼き、結構いけるんだよね(w

コメントを投稿