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THE POLICE LIVE IN CONCERT in Osaka(その2・セットリスト付)

2008年2月10日19時35分、待ちに待った3人のライヴはあの曲で幕を開けた。そう、あの曲ですよ。イントロのアンディのギターが響くと、アリーナの私はウォーミングアップ無しで全力疾走状態。あ、アップのためにFICTION PLANEの演奏があったのか(^^;;

今日は自分の備忘録としてライヴのことを書いておくので、ディープ&偏った内容になりますが、ご容赦を。
というわけで、まずはセットリスト。

1. Message in a Bottle
2. Synchronicity II
3. Walking on the Moon
4. Voices Inside My Head / When the World is Running Down
5. Don't Stand So Close to Me
6. Driven to Tears
7. Hole in My Life
8. Every Little Thing She does is Magic
9. Wrapped Around Your Finger
10. De Do Do Do, De Da Da Da
11. Invisible Sun
12. Can't Stand Losng You/Reggatta De Blanc
13. Roxanne

Encore 1
14. King of Pain
15. So Lonely
16. Every Breath You Take

Encore 2
17. Next to You

事前に他の都市でのセットリストを見ていたので1曲目もわかっていたが、やはり生でイントロのギターが聴けると感慨もひとしお。

スティングは昔ほど高音は出なくなっていたが、うまくメロディを下げたりしてごまかしていた(ww ネット上では「キーを下げて歌っていた」という書き込みがあちこちで見られたが、曲自体の調性は下げていない(はず)。GENESISのリユニオンでやっていたのが「キーを下げる」ことですがな。慣れ親しんだ曲の調性をいきなり変えられると気持ちが悪いので、GENESISのリユニオンCDは購入していない。これも慣れの問題なんだけどね。それにしても体型といい声といい、相変わらずかっこええ。あたしゃ別に好きじゃないけどさ(w
アンディは御歳65才という年齢にもかかわらず、ギターは冴えまくり弾きまくり。ちょっとだけぴょん!とジャンプしたり、アンコールで2人を呼ぶ演技をしたり、ギター以外でもいろいろと楽しませてくれた。アンディと言えばテレキャスターだけど、今回はストラトキャスターがメインだったよう。実はわたくし、アンディばかり見ておりました・・・が、彼だけは小太りになっちゃったよー。あごが2重だよー(爆) 希望を言えば、Bring on the NightのギターワークとMiss Gradenkoの細かいアルペジオを聴いてみたかった・・・。ちなみにBring on the Nightは、スチュの裏拍に入るバスドラとハイハットの組み合わせがこれまた素晴らしい曲で、アンディのギターと合わせて言うこと無しの裏名曲。あ、別に裏じゃない有名曲か、これは。
で、スチュのドラムス。スピードは昔ほど無いものの、切れのある叩き方は変わりなし。あの独特のハイハットを生で聴くことができたのは、感動モノっす。Wrapped Around Your Fingerでは吊り下げてある打楽器類やグロッケン、ティンパニを叩き、スチュの独り舞台。そこからポーンとスティックを放り投げてドラムセットに戻るときの、なんたる格好よさ! 都市によっては、これまたスチュの打楽器が大活躍のWalking in Your Footstepsがセットリストに入っていたが、大阪では外されてしまった。うーん、残念・・・と思っていたら、なんと東京では演奏したらしい(号泣)。

こうやって見るとまんべんなく各アルバムの曲を演奏しているが、GHOST IN THE MACHINEからは2曲と少ない。あのアルバムはホーンやキーボードを使いまくっているので、サポートがいないとやりにくいだろうからね。ちなみに今回は3人だけのステージである。やるなあ、オヤジたち。
そのGHOST IN THE MACHINEからのEvery Little Thing She does is Magicは私が一番好きな曲。つい演奏中にウルウルしてしまったが、今回一番盛り上がったのはこの曲かもしれない。
アンコールのKing of Painではビデオクリップよろしく3人のモノクロ写真がスクリーンに映し出され、スチュのグロッケンを聴きながらまたまたウルウル。そしてEvery Breath You Takeではついに堤防決壊。あれ、なぜか目から汗が・・・(爆) この曲にそんな思い入れは無いと思っていたが、アンディの弾くイントロのギターでやられちゃいました。おかげでこの曲は目を拭くのに忙しく、踊ったり歌ったりできず(←踊る曲ではない)。この曲のギターのコード&アルペジオは、世界遺産・無形部門(そんな物は無い)に登録されるべきだ(w
ラストのNext To Youまであっという間の1時間40分。歌って踊ってはじけまくって、しっかりと3人をこの目と耳に焼き付けた・・・はず。

このリユニオンは、彼らの25年ぶりの同窓会。過去の確執を乗り越えて、同窓会を開いてくれてありがとう。その同窓会を日本でもやってくれて、しかも片隅に私を居させてくれて、本当にありがとね。人生で最高の誕生日だったよ。
・・・そんなことを考えながら、私はゆっくりと京セラドームを後にした。


コンサートが終わって、腑抜けと化しているアタシ。
しかし脱力している暇は無い。夜行電車に乗るため、大阪駅へ向かわなければ。


人だかりがすると思ったら、みなこのポスターを撮っていた。ポスター前でVサインするお姉ちゃんもいた。若いねえ。

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