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本番です!

というわけで、県立音楽堂での本番です。ドキドキ。
土曜日もパート練習とリハーサルで、帰宅すると22時過ぎ。それからこっそり(音が漏れないように)さらって、さらには今日の朝も8時からさらう。こんなに練習するなんて、一体何年ぶりだろう。

というのも、元々弾けないくせに、さらにこの2年くらい全くといっていいほど弾いていなかったため。
昨日マエストロに指摘された指弓も、「うまくできない」のではなく、そういう技術を使うという考えが完全に欠落していた。冗談でよく「全然練習していなかったから、弾き方忘れたかもしれない」などと言っていたが、本当に弾き方を忘れていたわけだ。
ここ10年強はレッスンに通っていなかったが、そろそろ限界かな。自己満足演奏ならともかく、他人に見てもらわないと、ちゃんとクラシックを弾ける技術は手に入らないのだ。

本番前にはゲネプロがあるのだが、井上氏はいきなりぶっ飛びなスピードで振りはじめる。真っ青な私たち(www
一晩寝たら「このオケでは、自分の思っているスピードで振ると崩壊する」ということを忘れたのだろうか(爆)
でもね、弾きながらトリップしかかりましたよ。周りの音と一緒に自分までとろんと溶けて、音と一体になってしまうような感覚、久々に味わいましたがな。これを体験すると、もうオーケストラはやめられない。


自分の席から見た客席。シューボックス型のホールは初めてだ~(カザルスホールは経験あるけど)。

本番ではそれなり&お決まりのミスも連発したけど、あんなもんでしょうか(自分はね)。あそこまで内側の席は初めてだったので、ちょっと新鮮だったな。
とにかく企画とはいえ、つたないアマチュアオケを振ってくれたマエストロに、感謝、感謝!

コメント

本日はお疲れ様でした。
娘といっしょに県立音楽堂へ出かけて、聞かせていただきました。
ジュニアオケの後でしたから、きっと、こういう音が出てくるだろうな、とイメージしていたところに全然違う音が出てきて思わず仰け反りました(笑。笑っちゃいけないか。)
ベートーヴェンはある意味聞いているほうもハラハラしましたが、後半は結構安心して聞かせてもらいました。
全体的な感想は、もう少し落ち着いてから当ブログにて。

ご足労いただき、ありがとうございましたm(__)m

どういう音をイメージしてた?(w 井上氏の必死の指導(爆)により、やっとあんな感じです。しかし、おっかなびっくりの出だしでしたな(わたしゃ本番で入るタイミングをミスりました)。
音程が合っていないのはもちろん、いわゆる「縦の線」が合っていないというのが致命傷で、最初聴いたときには「・・・これを身内ばかりとはいえ、客に聴かせたのか・・・」と思いましたから。「だってアマチュアだもーん」という免罪符にも程度ってものがありますわな(^^;;
ちなみにベートーヴェンは中盤のG.P.の後、難易度が下がっている(縦の合わせもそうだけど、c-mollはVnにはつらい)ので、弾いているほうは結構楽になるんですよ。2つ振りというのも、前半で縦がずれる原因のひとつかもしれませんが・・・聴いている皆さんの心臓には、良くなかったですね(w

ベートーヴェンは練習でもピリピリしていましたが、「ゴッドファーザーのテーマ」では厳しい中にもいろいろとユーモアのあるお言葉を連発しておりました>マエストロ
「出だしがね、”さあ、朝だ!おはようございます!”みたいなんだよ。じゃなくてさ、”今から人を殺しに行くぜ~”という感じなんだ、これは」とか「そんな健全じゃなくて・・・夜の片町という雰囲気で!」ですからね。あの口調で。
片町へ行くたびに、思い出し笑いしそうですわ。

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