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曲げわっぱ

お暑うございます・・・と言いたいところだけど、なんと昨日の夜の雷&雨以来、空気が入れ替わったようだ。
今朝は心なしかひんやりした空気。オホーツク海高気圧、万歳。朝から雨が降ったり止んだりしているけど、夏の暑さに嫌気がさした身としては、それもまた楽し。

さて今年はいつもの試験は終わったものの、別の国家試験を来週受けることにしたため、盆休みはあってないようなものである。これで「絶対に受かるぞ!」という試験ならともかく、もう「こんなもん受けても無駄」という精神状態に陥っているため、空しいことこの上なし。

さてさて最近私のマイブームが「お弁当」。お弁当作製は再び外に働きに行くようになってからだから、もう5年半くらい続いているだろうか。昔は全くと言っていいほど長続きしなかったのに、人間やればできるものである(w
そんな私の「欲しいものリスト」の中にずっと入っていたのが、曲げわっぱのお弁当箱。それまでもあちこちの曲げわっぱの通販サイトを見て迷っていたものの、今回ついに購入してしまった。そのきっかけは分身の術でも使いたかった7月末、ストレス解消と自分に言い訳をしながら「曲げわっぱ」で検索しまくり、あるサイトを発見したこと。そこに掲載されている曲げわっぱを見て一目ぼれしたあたくし、早速「お値段はいくらですか?メールで注文できますか??」とメールを送ってしまった。
何回かメールでのやりとりをし、他の曲げわっぱのサイトと比較し、これに決定。曲げわっぱといえば秋田・大曲で秋田杉かつ白木のものが有名だが、私が購入したのは三重県の尾鷲で作られているぬし熊さんのもの。

左写真:外箱には「三重県指定伝統工芸品」の文字あり。
中写真:本体は摺りうるし塗。白木よりは手入れが簡単とのこと。お値段も少々高い(w
右写真:本体裏側には焼印が・・・。
この摺りうるしは年月が経つにつれて、段々薄くなってくるという。その場合には塗りなおしをやってもらう。塗りなおしや修理をまめにすれば孫の代まで持つというものらしいが、私に子孫が残る可能性はないので(ww、死ぬまで使えると言うことですな。
摺りうるし(拭きうるしともいう)の曲げわっぱは他にもいろいろあるようだが、この色に惚れたと言って過言ではない。尾鷲ヒノキの木目がなんとも美しく、非常に上品。


ある日のお弁当。地味ですみません(w 
曲げわっぱのお弁当箱だと木が水分を吸ってご飯が美味しくなります、とはあちこちで見かける宣伝文句?であり、本当かよ~と半信半疑だったのだが・・・本当に美味しいんだよ。私はご飯の保存にはうるさい人間なのだが、ほどよいご飯の具合に絶句してしまった。これじゃ、今後ステンレス弁当箱やGEL-COOまでご飯を持っていけないなあ。おかずだけGEL-COOまっていうのもアリか。
軽いし、灼熱オフィスに1日置いておいても夜に悪臭を放つことはない(食べ終わった後の弁当箱ね)。プラスチック容器だと、昼に食べ終わった後さっと洗わないと、家に帰る頃にはほんのりと悪臭が発生するのだ。曲げわっぱは、洗ったあとに水気を拭いて乾かす、ということさえきっちりやればいいらしい。まあこれゆえ昼に食べ終わった後洗う、ということができないんだけど。

今はまとめて鍋で炊いたご飯も、一旦曲げわっぱ弁当箱に詰めて水分を調節してから冷凍する始末。おひつもいいなあ、と思っていたら、お値段はお弁当箱の2倍以上するそうな。さすがにそれはちょっと・・・。そんな金があったらCONTAXのT2買うわい、といいつつ、またまた「欲しいものリスト」に書き込んでいるあたくし。やばっ(爆)

コメント

こっちはずっと暑いよ。。。おみやげにしたご飯のおともも使えそうですなあ。

こちらはついに真夏日から脱出しました。今日は暑いなあ、と思っていたのですが、30度に到達せず。空を見上げると、すっかり秋の雲です。

ご飯の友もおいしくいただけて、余は満足じゃ。ステンレスやプラスチックだと、ちりめん山椒もべったりしちゃうのよねえ。

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