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年末のお買い物

珍しく年賀状も出し終わり、有馬記念も全部外し(涙)、あとは家に持ち帰った仕事をぼちぼちやるだけ・・・。あ、そういえば、昨年・一昨年と12月にはこのテーマで駄文を書いていたなあ。じゃあ、ことしも毎年恒例行事の一つとして、書きますか。

今年は年末といわず、10月くらいから金銭感覚が抹殺されたかのように、だらだらと物を買い込んでしまった。毎度おなじみ手帳関係では、円高・ポンド安に便乗してfilofaxのケンダル・ミニ。5穴システム手帳という、豆粒のような手帳をイギリスのfilofaxに注文し、購入。日本ではリフィルを発売しているメーカーがほとんどないのだが、RODIAのNO.13の端っこを切り、5穴パンチ(無印良品で売っている)で穴を開けると、あっという間にリフィルの出来上がり。ただのメモにしか使わないので、これで十分。
あとは超整理手帳のイームズカバーかな。妹から使わないカバーももらったし、気分しだいで5年前に買ったオイルヌメのカバーと3交代で使っている。超整理手帳はリフィルを自作できるのと、カバーをとっかえひっかえできるということが気に入って、最近再び愛用しているのだ。

今年は音楽に力が入り、カメラ関係はほとんど動きなし。というか、フィルム関係の写欲が落ちた結果、フィルム使用量の少なかったこと。機械自体が気に入らなかったこともあり、持っていたフィルムスキャナまでオークションで売り飛ばしてしまった。
しかし先日の京都へはα-7を持参、出来上がったポジを見ると・・・やっぱりいいですなあ。同じレンズを使っても、α-Sweet Digitalとは違うんですねえ。というわけで、再び湧き上がるフィルムへの愛。
とかなんとか理由をつけて、1台購入してしまった。それがCONTAX T2。1990年から1997年にかけて発売された、いわゆる「高級コンパクトカメラ」である。その当時の定価が120,000円ですよ。コンパクトカメラにこの値段。いくらバブルの末期とはいえ、こんなもん誰が買うんじゃー!と思うだろうが、これは大ヒットし、カメラ界に「高級コンパクトカメラ」というカテゴリーを作ってしまったのだ。
そのT2、ある日某カメラ店の中古売り場に並んでいるのに気がついた。目ぼしいカメラはあっという間に無くなる(=売れる)のだが、いつまでたってもT2はそこに佇んでいる。私を待っているの?なんて考えたりもしたが、今更フィルムのコンパクトカメラねえ、と欲しい気持ちを抑える日々。そう、私は「魅惑のコンタックスTシリーズ」という文庫本を手にして以来、そこに載っているT2の写真に恋焦がれていたのだ。
そして何ヶ月か経ったある日、久しぶりにそのカメラ屋に行ってみたら・・・まだT2がある。そういえば今年は私のカメララインナップに変化が無かったな。1台くらい買っても許されるだろう。気に入らなかったら、ヤフオクで売ればいいや・・・と購入したのが12月の半ば。早速フィルムを入れて試し撮りである。
で、今日現像が上がってきたので、家のビュアーとルーペで見てみる。

・・・ふぎゃっ!!

すげえ。これがT2でございますか。
残念ながら現在うちにはフィルムスキャナが無いのでお見せすることはできないが、「これ、ほんとにコンパクト?」といいたくなるような出来である。28mm F2.8 Distagonは持っているが、28mmってやっぱり広いなあ・・・と思っていたところ、T2のゾナーは38mm。お散歩しながらその辺をスナップするのに、ぴったりの画角である。28mmよりも遥かにしっくりくるのだ。


というわけで、T2。チタンボディにサファイアのシャッターボタンという、バブル時代を象徴するようなボディ。コンパクトカメラのくせに、露出を変えることが出来る。シャッタースピードは1/500まで・・・ということは、晴れた日にはあっという間に露出オーバーになってしまう。そういうときは絞りを2.8にすると、絞り優先ではなくプログラムモードになり、撮影することができる。

  
愛機・CONTAX TVS Digitalと並べると、一回り大きい。TVS-Dも最近のコンパクトデジタルカメラに比べると、遅い・大きい・重いという三重苦カメラなのだが、T2にいたっては大きすぎ・重すぎ。でもいいの、愛があるから(爆)
色違いのお揃いケースにぴったり収まる2台。通勤時には、この2台がいつもかばんの中。車通勤でよかった(w
先日以前アップしたblogを読み返していたら、「T2が欲しい」と何度も書いてあった。ほんとに欲しかったのね>自分。

これはフィルムをスキャニングできるものが必要だなー、ということで、明日にはフィルムスキャンできるスキャナが手元にやってくる。というわけで、T2写真とカメラ自体の話は、また次回に。

コメント

うーん、故あってGRD-IIを預かってもらおうかと思ったけど、似たような画角だなあ。。。

喜んでお預かりします。
28mmと38mmは全く違います。ついでにいうと、フィルムとデジタルは私の中では全くの別物です。
CONTAX T2とGRD-IIの共通項は「コンパクト」。そんだけよ。

では今度持参してみよう。画角は28mm F2.8 Distagonとの話ね。

あ、Distagonとなら、一緒の画角ですね。建物とか風景とか、結構引きたいときはあるんだけどなあ・・・。うまく使いこなせないっす(泣)
GRD-IIをお預かりしている間、修行させていただきます。

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