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LFJ金沢

まあ全く行かないのも何だな、ということで友人とLFJ金沢の最終日に行ってきた。


人で賑わう、石川県立音楽堂前。もう最終日、チケットも残り少なし。

今回聴いたのは、ドン・ジョバンニ序曲とピアノ協奏曲第21番。演奏はOEKと仲道郁代ということで、チケットの売れ行きは良かったようだ。4月の初めに買いにいったが、もうその頃にはS席の残りは少ないとのこと。今年は座席が自分で選べないので、割り当てられた座席を見ると…1階最後列。ほんとかよーーー(本当です)。
あとはクラリネット協奏曲にも興味があったが、もう既にS席は完売。さすがポール・メイエがソリストだけあるのう。

今年は昨年のようにフリーチケットが無かったせいか、開場から落ち着いた雰囲気。コンサートホールの中もいつもよりは落ち着かないが、去年よりははるかにいい。
で演奏だが、仲道郁代って上手いですねえ。モーツァルトのピアノ曲って一歩間違えれば単調そのものになるのだけど(大昔何曲かソナタを弾いたことがあるのだが、聴かせるのがむずい音楽だなあと思ったのだ)、メリハリを利かせた演奏で楽しく?聴くことができた。ドン・ジョバンニは、弦の8分音符がイマイチすっきりしていない(特に1st Vn)。ホールのせいか、それとも座席のせいかしらん。
それにしても、45分というのは物足りない。このお祭り(wのコンセプトだから仕方ないけど、もうちょっと聴きたくなる。ここで「んー、じゃ次はこれに行ってみようか」と次のコンサートに行くのが正しい楽しみ方なんだろうなあ。


邦楽ホール前には、イジー・ヴォトルバのイラストが。この人のイラスト、好きなんだよね…というわけで、ポストカードとピンバッジを購入。チェコの作曲家ってドヴォルザーク、スメタナ、ヤナーチェクはわかるんだけど、あと一人はマルティヌーでしたか。

家へ帰ってから、うちにある仲道郁代のCDを聴いてみる。いやあ、ベートーヴェンの後期ソナタもいいですねえ。それにしてもこの人、細すぎ。おまけに大昔某雑誌で彼女の手形を見たことがあるが、手自体はそんなに大きくなかった(ただ、指は開くらしいけど)。
できればソロで金沢に来てくれませんかね。協奏曲ではなくて。曲は何でもいいけど、できればショパンはやめてね(爆)

コメント

こんにちは。
ラ・フォル・ジュルネ金沢2009も盛況のうちに終わった感じで、まぁ、よかったのではないでしょうか。

ポール・メイエ。
良かったっすよ。コンチェルトを聴きました。
S席は買えなかったので3階席で聴いてましたが、それでも良かったですね。
本当は、できればクラリネット五重奏曲のほうを聴きたかったのだけれども...
種々の事情で5/3の公演を断念しました。
返す返すも残念。

あと、ヴァイオリンの件ですが
OEKのヴァイオリンはスッキリしないというか、縦があっていないんじゃないかと思う時が時々あります。
クレーメルが演奏したとき、彼の率いるオケだけで演奏する機会があったのです。
その時そう思いました。もやっとしているというか。。。。
素人ですから、そう感じただけで、よくわかりませんけども。

それでは。

P.S. 来年のLFJは、ナント・東京・金沢、同じテーマでやるらしいですね。テーマは

「Chopin」!

(困った。。。)

こんにちはー。
動員数は昨年より1万人増だったらしいですね。
この不況下で資金面も大変だったろうに、よかったよかった。

クラリネット協奏曲、聴いたんですか〜。やはりS席でなくても買っておくべきだったかな。

あ、やっぱり弦(Vn)がすっきりしないと思いました?
普段(といってもあまり聴きにいかないのだけど)はあまり気にならなくても、モーツァルトやバロックでは気になるんですよねえ。こないだのパーセルで「ん?」と思ったのも、縦の線が合っていないからかしらん。ホールの響き方?と聴く場所のせいにしそうになっていました(w
去年のクレメラータ・バルティカは行こうかどうしようか相当迷ったんだけど、やはり行くべきだったか…。しかもあの時演奏したのがグリーグの「ホルベルグ組曲」だったんだよねえ、確か(←この曲大好き)。これからは迷ったら行くことにします(泣)

…来年はショパンかよ〜! ピアノばっかり??
(もうそういうのを聴いて喜ぶ歳ではなくなってしまった)

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